しらかば歯科クリニック

しらかば歯科クリニック

小川 真彦院長

161345

藤沢駅よりバスで10分ほどの静かな住宅街に「しらかば歯科クリニック」はある。「日本フィンランド虫歯予防研究会」の理事も務める小川真彦院長、2008年の開院より一貫して予防歯科に注力してきた。院名の「しらかば」は、北欧諸国を中心に虫歯予防に積極的に活用されている「キシリトール」の原料である「白樺」から付けられたそう。「患者さんとは一生のおつきあいとなることを前提に、日々診療をしています」と語り、虫歯患部の治療だけではなく、虫歯の再発がないように口腔内環境を改善し、それを維持できてこそ、治療が完了するというスタンスだ。先日もフィンランドの学会に参加し、現地の口腔ケア状況を視察してきたばかりという院長に、北欧型予防ベースの歯科治療とオーラルケアについて、話を聞いた。
(取材日2017年6月8日)

フィンランドで学んだキシリトールによる予防の重要性

―フィンランドで研修もされてきたと伺いましたが?

「日本フィンランド虫歯予防研究会」理事として、研修ツアーを企画しました。保健センターの視察やキシリトールの権威であるマネキン先生を招いてのセミナーなど、有意義な内容に、キシリトールを中心とした虫歯予防の重要性を再確認しました。現地ではキシリトールによる虫歯予防の大切さが、大人から子どもまで幅広い世代に普及、定着しています。キシリトールが日本に入ってきて20年、キシリトール製品の存在は当たり前のものになりつつありますが、その予防的活用については正しく普及、定着しているとは言い難い状況です。改めて、キシリトールを活用した虫歯予防の重要性を伝えていくべきだと、認識を新たにしました。

―キシリトールによる予防治療について、具体的に教えていただけますか?

歯磨き粉やタブレットなどにも活用されているキシリトールですが、一番効果的といわれているのがガムによる摂取です。キシリトールが100%入っているガムを、食後や寝る前などに噛むことを習慣づけるのが大切です。キシリトールには甘みがありますが、この甘みを口中に残すことが重要で、キシリトール100%のガムであれば、噛んだ後にうがいなどは特に必要ありません。そのまま寝てしまっても大丈夫ですから、歯磨きが苦手なお子さんなどにも取り入れやすいのではないでしょうか。

―噛んだあとにそのまま寝てしまって大丈夫だとは、知りませんでした。

キシリトール製品は国内でも身近なものになりましたが、その効果や正しい使い方については、十分に広まっているとは言えません。日本には「歯磨き神話」のようなものがあり、ブラッシングによる物理的クリーニングが虫歯予防では最重要という考え方が根強いですが、ホームケアには歯磨きに限らず全部で5本の柱があります。「歯磨き」「フッ素」「キシリトール」「間食のコントロール」「定期健診」の5つの柱をバランスよく実践してこそ、理想的な虫歯予防が可能となるのです。フィンランドでは学校や幼稚園などで食後にキシリトールガムを配るなど、虫歯予防への活用が当たり前に根付いています。キシリトールについてもさらにその重要性を伝える努力が必要と感じます。私たち歯科医師が中心となって情報発信をしていくことも大切でしょう。

記事更新日:2017/07/04


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