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大谷 晃司 院長の独自取材記事

おおたに内科医院

(茨木市/茨木駅)

最終更新日:2026/03/17

大谷晃司院長 おおたに内科医院 main

京都線の茨木駅東口から歩いてすぐ。線路沿いの道路に面したマンションの1階に「おおたに内科医院」はある。「ここはJRの沿線にありますから、毎日の通勤電車の中から看板を見て覚えてくれた方も多いようです」と、聴診器を首から外して出迎えてくれたのは、院長を務める大谷晃司先生だ。大学を卒業後、15年間の病院勤務を経て自身の医院を開業。消化器疾患や生活習慣病の治療から内視鏡検査や腹部エコー検査まで手がけながら、さらには在宅診療にも出向くという実に多忙な医療人生を送っている。そんな大谷院長に、患者への向き合い方や医療に対する考え方など、飾らぬ胸中をじっくり語ってもらった。

(取材日2019年3月4日)

生活習慣病の治療は、将来の自分に向き合うこと

開業から10年とのことですね。

大谷晃司院長 おおたに内科医院1

開業したのが2009年ですから、ちょうど10年目になります。私は小学生の頃からずっと茨木で育ちましたから、やはりなれ親しんだ地元に医療で貢献したいと思い、この土地に医院を開きました。消化器内科を専門に内視鏡検査ができることが特徴ですが、もともと内科でさまざまな病気を治したいという気持ちがありましたから、消化器全般から呼吸器疾患などの成人病を含む内科一般まで幅広く診療させていただいています。いわゆる「町医者」のイメージですね。患者さんからの紹介やインターネットで当院を知って来られる方が多く、頼りにしていただくことは非常にうれしく感じますね。

こちらには、どのような患者さんが来られますか?

消化器の症状で困っておられる方以外に、高脂血症や糖尿病、喘息などの相談に来られる方も結構いらっしゃいます。メインはやはり中高年以上の方で、働き盛りの40代、50代の患者さんも多いですね。当院は水曜以外の平日は夜8時まで診療していますから、勤め帰りになんとか間に合うというのもビジネスパーソンが多い理由かもしれません。血圧やコレステロール値、血糖値が高いと普段から気にされている、そういう方をしっかり受け入れてあげなければいけないと思いますね。皆さん、まだお若いですから、今後10年、20年と一緒に健康管理をしていきたいと思います。

生活習慣病の治療はどのように行いますか?

大谷晃司院長 おおたに内科医院2

脅すわけではありませんが、生活習慣病というのは普段の日常生活ができなくなる危険性があります。今は数値が正常でも、放っておけば人より早く心臓や脳の病気になるリスクがあります。将来、それで亡くなることがないようにすること、また、70歳、80歳になっても元気でいてもらうことが一番の目標です。それに対して最低限のことを今しっかりやっておくことで、今後の人生をより健康的に送ることができるわけですね。ただ、「今すぐ数値を下げましょう」と言っても、なかなかピンとこないでしょう。それよりは、このまま放っておいたら将来大変なことになると、患者さん自身にしっかり認識してもらうことが大切です。もちろん緊急性のある場合もありますし、一人ひとりの患者さんによって治療が違いますから、そこは患者さんの病状によりますね。

難しいことをいかに優しく伝えるかがポイント

こちらの内視鏡検査について教えてください。

大谷晃司院長 おおたに内科医院3

消化器が専門ですから内視鏡検査は得意分野ですが、あくまで総合的な診断の中で必要な手段のうちの1つであると捉えています。内視鏡検査を希望されるのは、人間ドックで引っかかったり、胃の調子が悪かったり、あるいは定期的な検査を必要とされる方などです。当院の内視鏡検査は経口か経鼻かをお選びいただき、ご希望があれば鎮静剤を使用することも可能で、要はできるだけ苦痛の少ない検査をしたいということですね。あと、朝8時から検査が可能ですから、通勤前に受けられるというメリットもあります。

院長は在宅診療も行っていますね。

地域に根差した医療を実現するためには、外来と在宅のセットが欠かせません。ご自宅で暮らしていて、治療が必要なのに通院できない方がたくさんおられます。そういう方の継続した治療や、家で安心して過ごしていくために必要なことをやってあげたいというのが私の思いです。これまで外来で通院されていた患者さんが通えなくなったというケースや、病院や訪問看護ステーションからからの依頼、あるいは在宅の患者さんから直接ご相談をいただく場合もありますが、いずれにせよ範囲は茨木市内に限定させてもらっています。私は開業前の2年間、在宅診療専門の医療機関で経験を積みました。いざ自分の医院でやってみると大変ではありますが、在宅診療を行うことで今後も皆さんのお役に立てるよう、頑張って続けていかねばと思います。

診療時に心がけていることはありますか?

大谷晃司院長 おおたに内科医院4

お年寄りであれ若い人であれ、まずはご自身の状態をよく理解していただかなければ始まりません。そのためにはまず、患者さんが理解しづらい専門用語はなるべく避けることですね。平たい言葉に言い換えて患者さんの目線に合わせた説明を心がけています。あと、開業当初から漢方療法を勉強していましたから、当院では西洋薬と漢方薬を積極的に併用するようにしています。漢方は西洋薬の隙間を埋めるような処方ができますから、併用することでより幅広い治療ができると考えています。

患者と一緒に考えるサポーターでありたい

院長が医師をめざしたのはなぜですか?

大谷晃司院長 おおたに内科医院5

父も内科の医師で開業医をやっていましたから、病気を治せる医師という職業は素晴らしいと考え、私も医師を志すようになったわけです。実は経済学を学びたかった時期もあったのですが、やはり以前から志していた医師をめざして、結局は医学部へ進学することになりました。大学卒業後は40歳を過ぎるまで15年間病院に勤務をして、日々の診療や内視鏡検査をしていました。

医師という仕事についてどうお考えですか?

少し乱暴にいえば、医師というのは知識を売る商売だと思っています。その知識を患者さんが買って、いかに納得いただけるかが評価の分かれ目なんですね。医師が持つ知識を患者さんにどれだけ提供できるか、そして理解いただけるかがポイントだと思っています。やはり患者さんあっての医療者ですからね。専門的な言葉を並べていただけでは人の役に立つことはできません。先ほどお話しした平易な言葉を使う理由には、患者さんになるべくたくさんの選択肢を持っていただき、そこから自分自身で選んでもらいたいという思いが込められています。「こうだからこうしなさい」と言うのは私の主義ではありませんので、あくまで患者さんと一緒に考えましょうというのが私のスタイルです。

院長のご家族について教えてください。

私には娘と息子の2人の子がいて、娘は医大に通っています。うれしいとは思いますが、今後どういう方向へ行くかは本人次第だと思います。将来、ここを継いでくれたらという気持ちもなくはありませんが、私自身も親の医院を継いだわけではありませんし、一緒にやってもおそらくうまくいかないでしょう。いつまでたっても私は親で、向こうは子ども。無理をして一緒にやるのではなく、お互いに情報交換をしたり、リスペクトし合ったりしているほうが幸せではないかと思いますね。

最後に、読者へ向けたメッセージをお願いします。

大谷晃司院長 おおたに内科医院6

40代半ばの糖尿病の患者さんの例ですが、薬は飲みたくないということで食事や運動によるサポートを続けたところ、体重をしっかり減らすことができ、生活習慣の改善ができた方がいらっしゃいました。世の中には生活習慣のせいで、60歳の若さで脳梗塞になってしまう人もいます。そういった病気にならないためにもどうすればいいか、皆さんと一緒に将来を考えていきましょうというのが私たちのスタンスです。要は患者さん一人ひとりに寄り添って、体のことを一緒に考えていくサポーターのような役割ですね。そんなコンセプトを大切にしながら、内科の相談であれ、検査に引っかかった上での相談であれ、今後も全力でサポートさせていただきたいと考えています。

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