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佐々木 徳久 院長の独自取材記事

佐々木内科クリニック

(堺市北区/三国ヶ丘駅)

最終更新日:2019/08/28

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堺市にある「佐々木内科クリニック」の看板は、市の地名にもなっている、百舌鳥(モズ)が、止まり木にひと休みしている様子をイメージして作られたものだ。そこには、鳥が羽を休めるように、誰もがゆっくりと安らげるクリニックでありたいという佐々木徳久院長の願いが込められている。クリニックには、長引く咳や喘息などで悩む患者が遠方からも通ってくる。そういった人々が納得し、満足できる治療を提供したいと、佐々木徳久院長は努力し続けている。日本呼吸器学会呼吸器専門医の資格を持つ専門家ならではの治療方針、総合的な内科知識を得た大学時代のこと、体力維持のためにマラソンを始めたきっかけなどを話してもらった。
(取材日2018年5月14日)

苦しむ患者の、止まり木のような存在でありたい

医師を志したのは、なぜですか?

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もとより、話し好きなので人と関わる仕事に就きたいと考えていました。勉強は理数系が得意で、進路を考えるような年齢になった時に、人と関われる仕事というと、医師が良いのではないかと思ったのです。それに子どもの頃に診ていただいていた先生が、優しくて気さくな方で印象に強く残っており、自分もそういうふうになれたらいいなと思ったのが、医師になろうと思ったきっかけです。

防衛医科大学校のご出身ということですが、どのような大学生活でしたか?

全寮制の男子校で1学年は70人程度、朝から晩までずっと一緒です。規律は厳しかったですね。6時に起床して点呼、ラジオ体操、朝礼と続き、それから授業です。平日は許可がないと外出もできません。今から考えるととても濃い6年間でした。当時の友人はかけがえのない仲間であり、一生涯の宝物です。最近知ったのですが、防衛医科大生の生活を描いた漫画が出ているらしいです。なんでも“日本一ハードな医学生”といわれているらしいですよ。基本は医師になるのが目的なので、勉強が主でそんなに厳しいと思わなかっただけに、ユニークな学生生活でした。

開業に至る経緯と、開業時どのようなクリニックにしようと思ったのか教えてください。

開業前に、堺市の救急病院に10年ほど勤めていました。時間的にはハードでしたが、その分学ぶことも多かったです。ありとあらゆる内科の患者さんが来られたので、幅広くさまざまな疾患を診ることができました。僕は内科全般をしっかりと診察できて、その上で専門性を極めることを信念としています。そういった意味では、多くの患者さんと接することができたのは良い経験でしたね。また、その病院に勤めたことで、この地域にお住まいの方々とのご縁ができたこともあり、堺に開業したのです。開業時から掲げる理念は、患者さんが「来て良かった」と満足していただけるクリニックであることです。そのためには、納得していただける診察をしなければなりませんし、クリニックを清潔に保つことも常に心がけています。

診察を行う上で気をつけておられることは何ですか?

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患者さんの訴えがあるところ、痛いところを、しっかり診察するのは当然ですが、質問されたことや、病気のことをわかりやすく説明するように心がけています。伝わりにくい場合は、根気よく繰り返し説明し、不安に思っていることがあれば、ゆっくりお聞きします。何より患者さまが安心してお話しいただけることを第一に考えて、親しみやすい医師であることをめざしています。そういう気持ちもあって、院内の情報を載せた「とまり木」という院内新聞を作って配布するようにしました。こちらから情報発信すると、患者さんも話しかけやすくなるのではないかと思ったのです。院長の私だけでなく、スタッフ一同がおもてなしの精神を大切に心がけ患者さんと接するようにしております。

幅広い知識をもとに、専門の呼吸器内科を極める

ご専門を教えてください。

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呼吸器内科が専門です。しかし、専門だけではなくさまざまな疾患を広く診察できるということが土台になければならないと思っています。僕の大学は、「総合臨床医を養成する」という方針でした。今は総合診療科というのも一般的になってきましたが、当時は珍しかったのではないでしょうか。そういうこともあって、ベースになる内科全般の診察もとても大切にしています。特に呼吸器疾患はいろいろな病気を併発している患者さんが多いので、広く内科を診ながら、専門を診ていく必要があるのです。

気管支喘息や、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、長引く咳といった患者さんが多いそうですね。

一般内科の患者さんも来られますが、圧倒的に、呼吸器疾患の患者さんが多いですね。気管支喘息や、COPD(慢性閉塞性肺疾患)もそうですし、最近は長引く咳で困っている人も多いです。いろいろ病院を回ってから来られたり、なかなか治らないので来院されたりとさまざまです。開業医としての役割をしっかり見極めた上で、大きな病院を紹介したほうが良い場合はいつでも紹介できる連携体制も整えています。反対に大きな病院から紹介されて来られる場合もあります。当院で診れるところはしっかり診て治療してあげることが、今の時代の開業医に求められていることだと思います。

呼吸機能を測定する検査機械も、たくさんそろえておられますね。

呼吸機能の検査をするために、大きな病院にあるような先進の呼吸器系の検査機器を取りそろえております。やはり呼吸器を専門とするクリニックですから、それならではの検査の充実は必要だと思うのです。喘息やCOPDなどの呼吸器疾患の場合、毎回それらの検査機器やいろいろなツールを使って症状がコントロールできているかを見ます。客観的なデータで状況を示せますから、説得力がありますし、治療への意欲を高めるためにも必要ですね。また長引く咳の場合、その原因を探る上で検査は重要なアイテムになります。

力を入れておられるのは、どのような治療ですか?

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喘息とCOPDの患者さんへの吸入指導や長引く咳で来院される方への「咳問診」に力を入れています。吸入指導については、多くの種類の吸入薬がありますから、患者さんそれぞれの症状や生活習慣にあわせてそれに応じたものを選んで、まずは私が直接指導をしております。その後、初診から3ヵ月、6ヵ月、1年ごとに多くのチェック項目を確認して、症状が落ち着いているかどうかを見るのです。必要があればその都度こまめに吸入指導も行います。長引く咳の患者さんの場合は、特別な問診票を用いて咳問診を時間をかけて行い、そこから原因を探ります。喘息で咳が出ている場合や、鼻水が喉に流れ込む後鼻漏(こうびろう)、胃酸が逆流して咳が出ている場合などもありますし、ストレスで咳が出ることもありますね。あとは禁煙治療にも力を注いでいます。

仕事もプライベートも、フルスイングで

今後の抱負を教えてください。

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専門分野である呼吸器疾患の治療を極めたいと思っています。当院ではこれまで世界中で行われている治験に対し、積極的に協力をしてきました。診療所で参加したところは少ないと思うのですが、大きな病院だけではなく、今後の治療が少しでも良くなっていくために、診療所もデータを出していくことが必要ではないかと思ったのです。それに最近は講演を頼まれることも多くなりましたね。忙しくなりますが、呼吸器分野を普及させるために、お役に立てることがあればとの思いでお引き受けしています。自分自身が成長するためにも常に学び、新しい知識を高めていきたいと思っております。

ところで、先生はマラソンをなさるそうですね?

50歳を契機に初心に戻って何でも挑戦したいと思ったのです。そこで、苦手な走ることにチャレンジしました。これまでに14回ほどマラソンに出て完走しています。近頃、医師会の仕事が増えてなかなか走る時間がないのですが、時間をつくってまたチャレンジしたいですね。人生の後半戦において今できることは今しっかりやろうと思っています。人生フルスイングで進んでいきたいです。以前仲の良い大学時代の同級生が、マラソンの本を書いていて、走っている僕を紹介してくれました。ずいぶんほめてくれていてうれしかったですよ。期待に応えてこれからも走り続けたいですね。

読者へのメッセージをお願いします。

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このクリニックのセールスポイントは患者さんがリラックスしてスタッフ誰とでも気楽に話せることです。日頃心配やお困りの症状がありましたら、気軽にお越しください。専門性の高い治療を提供するように努め、できるだけわかりやすい説明をするようにしていますので、少しでも疑問に思うことがあれば、遠慮なくお尋ねください。

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