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能美 雅才 院長の独自取材記事

能美眼科

(大田区/雪が谷大塚駅)

最終更新日:2026/04/03

能美雅才院長 能美眼科  main

1996年から雪谷大塚で診療する「能美眼科」。能美雅才院長は、日常的な目の不調から白内障、緑内障、黄斑疾患など幅広く受け入れて診断・治療し、地域の人の「見える毎日」を守ってきた。仕事や育児に忙しく、受診タイミングを逃しがちな人も多いことから、時間外に診療を行うこともあるという。そんな能美院長の座右の銘は、「一隅を照らす」。置かれた場所で力を尽くし、社会に貢献したいという思いで診療を続けてきたという。自らの指針に忠実に仕事と向き合う能美院長に、診療の内容や方針、地域への思いなどを聞いた。

(取材日2025年9月17日)

長年、雪が谷大塚で診療を続ける眼科医院

ご開業から現在に至るまでの道のりについて教えてください。

能美雅才院長 能美眼科 1

開業以前は、日本医科大学にて勤務し、日本眼科学会眼科専門医を取得しました。研究も楽しかったのですが、より患者さんに身近でありたいという思いから開業を決意しました。開業したのが1996年ですから、もう30年になりますね。以前は父の皮膚科・泌尿器科クリニックが2階にあったので、同じ敷地内で診療している時期もありました。現在は1階で診察・検査、2階ではコンタクトの相談にお応えしています。地域の方の幅広いニーズに応えられるよう環境を整え、安心して来院していただきたいという気持ちで診療を行っています。開業したことで地域の人と密接に関われるようになり、医師を志した当初の「人の役に立ちたい」という目標に近づけたような気がしています。

どのような患者さんが多いですか。

赤ちゃんから高齢者の方まで幅広い層に来院いただいています。この地域は長くお住まいの高齢の方も多いですが、一方でファミリー層も多くお住まいなので、若い方も多いですね。街の眼科なので患者さんのお悩みも幅広く、お子さんだと学校検診の視力検査で引っかかったお子さんや結膜炎やものもらいの疑いのあるお子さん、体育や部活動で外傷を負ったお子さんも来院されます。学生さんや20~40代の働き世代の方はコンタクトレンズを希望する方も多いですね。ご高齢の方は白内障、緑内障、黄斑疾患の検査、治療での定期通院が多いです。もちろんこれ以外の目の不調にも対応し、年代や症状に関わらずプライマリケアを引き受け、誠心誠意診療をしています。

働き世代や育児中の方は、なかなか受診できないケースも多そうです。

能美雅才院長 能美眼科 2

患者さんからも「行こうと思っていたけど、なかなか時間がとれなかった」、「子どもから目が離せなくて、受診する暇がない」といった声を聞くことは多いです。ご自身とご家族の健康を大切にしていただきたい、そのためにできることはないかと考え、登園前や登校前、通勤前の朝早い時間帯とお子さんの部活動やお稽古事の終わった後、お仕事からの帰宅後などの少し遅めの時間帯にも診療を行えるよう調整をしています。時間外診療になるため、対応できる人数や診療枠は限られますが、ご不安なことがあればお電話にてご相談ください。

目の違和感から重大な病気が見つかることも

検診も精力的に行っておられますね。

能美雅才院長 能美眼科 3

毎年7月~12月は大田区の緑内障検診期間です。緑内障は視野が少しずつ欠けていき、最終的には失明に至る可能性がある病気です。自覚症状が出にくいため、「見えるから大丈夫」と油断しているとかなり進行していることも。50歳以上の方は、区の検診に加えて年1回の検査を心がけ、早いうちから眼底・眼圧・視野をチェックすることをお勧めします。また、40代でも近視の強い方は緑内障のリスクが高まるため、定期的に検査をしてください。

目の違和感が、重い病気の発見につながることもあるそうですね。

能美雅才院長 能美眼科 4

「目の動きが悪い」と受診した患者さんを診察したところ、目の異常が脳動脈瘤から来ていることがわかり、すぐに脳神経外科をご紹介したケースがありました。このケースは、幸いにもご紹介後の診断・治療がスムーズに進み、命に関わるリスクを回避できています。また、目の見え方の問題で来院されて、同じように脳動脈瘤が見つかったこともあります。眼科が目の疾患や症状を診る診療科であることは確かですが、そこに全身疾患のサインが潜んでいることも少なくありません。眼底検査から高血圧や糖尿病が見つかったり、脳疾患が見つかったりすることは意外と多いので、命を守る診療科としての自負をもって診療に臨んでいます。

地域の人の「困った」に寄り添える医院でありたい

診療の際に心がけていることを教えてください。

能美雅才院長 能美眼科 5

患者さんを自分の家族だと思って診ることですね。「医師が話を聞いてくれなかった」「気のせいだと言われた」といった話を患者さんから聞くことがありますが、悩んでいるのが自分の家族だったら、そんな言葉で片付けはしないでしょう。患者さんが訴えをよく聞き、「一緒に原因を突き止めましょう」という気持ちで診療にあたっています。気になる症状がある患者さんには、診断時にできる限り注意事項をお話しした上で、「少しでも変だと思ったら電話をください」とお伝えしております。また、不安な思いを抱えて受診された患者さんが安心して帰宅できるよう、わかりやすい言葉で説明することも大切にしています。

とても思いやりのある、温かな診療方針ですね。

街の医者に必要なのは、どんな不安や悩みでも親身に聞き、正しい診断・治療につなげる地道な医療だと思っています。困ったことがあれば最初に頼ってもらえる存在でありたいと思ってこれまでやってきました。これからも、与えられた立場で仕事を全うすることが社会に貢献する道だと信じて、診療を続けていきたいと思います。

最後に、地域の方にメッセージをいただけますか。

能美雅才院長 能美眼科 6

これからも、患者さんの立場に立って話を聞き、親身に考えられるかかりつけ医として、皆さんのお役に立ちたいと思います。患者さんの困っていることにできるだけ寄り添いたいという気持ちで診療していますので、少しでも不安があれば遠慮なくご相談ください。目の疾患に関して、「見えているから大丈夫」、「痛みがないから問題ないだろう」といった過信は禁物です。痛みや見えづらさといった自覚症状がないまま進行する疾患も多いため、自己判断はされず、ご相談いただけたらと思います。