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水谷 泰之 院長の独自取材記事

みずのや眼科

(高槻市/高槻駅)

最終更新日:2019/08/28

160703

高槻駅から徒歩8分。「みずのや眼科」は、一般眼科治療から白内障などの日帰り手術まで、頼りになる「町の目医者さん」として近隣住民に親しまれている。院長の水谷泰之(みずのや・ひろゆき)先生は緑内障が専門で、同院は緑内障の開放隅角緑内障レーザー治療を行う眼科医院としても知られる。その一方で「コンビニ感覚」で気軽に通える医院をめざす水谷先生。気さくでなんでも話しやすい雰囲気で、患者の話をよく聞き、説明にも時間をかける丁寧な診療姿勢が評判で、その噂を聞きつけて来院する患者も多い。「治療や検査の機器はそろっているので、いろんな疾患に対応できるという”お得感”を感じてもらえるのでは」と話す水谷先生に、診療方針や今後の展望などについて詳しく聞いた。(取材日2017年11月2日)

「コンビニ感覚」に気軽に通える、設備充実の眼科医院

開業するにあたって、この場所を選ばれたのはなぜですか?

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川崎医科大学を卒業してから大阪医科大学の眼科に入り、その後、緑内障治療で全国的に知られる、「大阪厚生年金病院(現・独立行政法人地域医機能推進<JCHO>大阪病院)」 に勤務し、他にもさまざまな病院で研鑽を積ませていただきました。そして最後に勤めていたのが、すぐ近くにある高槻病院なんです。駅の近くで出身の大阪医科大附属病院も近くにあり、連携もとりやすいのでこの場所に決めました。実は高槻病院で外来を担当していた時に、ここの「テナント募集」の張り紙を見つけまして。当時はこの辺りの再開発が始まったばかりで、これからマンションも建ち、人の流れも変わるので開業場所としてちょうどいいのではないかと考えました。

患者さんはどのような年齢の方が多いですか?

当院は基本的に高齢の方が多いです。この辺りのマンションにも高齢の方がが多く住まわれていますし、そもそも眼科は高齢者が多いので。ただ、もっとその比率が高いかなと思っていたのですが、意外に若い方も多く来られていますね。高槻はもともと社宅が多い土地なので、ファミリー層や小さなお子さんもたくさん来られています。高齢の方の来院は午前中に集中しており、夕方は特にお子さん連れが多いです。

どのようなクリニックをめざしてこられたのでしょうか?

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気軽に立ち寄ってもらえる「町の目医者さん」ですね。でも、入ると大学病院などと同じように検査や治療のための機械はそろっていて、「意外にこんなところが」というお得感のある、隠れ家バーのような感じをめざしています。特に僕は緑内障専門なので、緑内障の治療に関してはできるだけ充実させています。当院で行っている開放隅角緑内障レーザー治療法に用いるレーザー機械は、おそらく高槻の開業医で持っているところはまだ少ないのではないかと思います。緑内障の治療は普通は目薬だけになるのですが、当院はレーザーを備えているので、「レーザーと目薬のどちらの治療にしますか」と患者さんに選んでいただくことが可能です。

親しみやすい雰囲気で、とにかく患者の話をよく聞く

診察の際に心がけていらっしゃることは?

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一番心がけているのは、とにかくできるだけ患者さんの話を聞くことです。たくさんなんでも聞いてもらえるように、しゃべりやすいように、親しみやすい雰囲気にすることはいつも考えています。いろいろと話してもらえたら、それが何かのヒントになって、他の病気が見つかったりすることもありますから。スタッフの協力も得ながら、できるだけ説明も丁寧にしてさしあげたいと思っています。「あそこだったらいろいろ相談に乗ってくれると聞いて来た」という方もたくさんいらっしゃるので、そういう姿勢が結構浸透しているのかもしれません。患者さんの話を聞いてあげられなかったら、このクリニックの存在意義はないと思っています。

予約制にはしていらっしゃらないのですね。

予約診療の日は設けているのですが、その他の日は困ったらすぐに来ていただけるように予約制にはしていません。予約制にすると、「予約をとっていないから行けない」「行くのを忘れたら次は行きにくい」などあると思いますので、そういうのはやめて、できるだけ通院のハードルを下げたいと思ったのです。でも、来た人から診ることになるので、混む日と混まない日の差は激しいです。経営的には予約制にしたほうがいいと言われますが、これから先も予約制にすることはないでしょうね。当院は気軽に来ていただけるような「コンビニ眼科」ですから(笑)。

月曜日には往診もされていると伺いました。

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はい。もともと往診をするつもりはなかったのですが、クリニックまで来られない人が出てきていますし、病院から頼まれたりもしますので、これは開業医の仕事かなというふうに思いまして始めました。本当は「今日来てください」という緊急の要望にも応えられるといいのですが、マンパワーが不足しているため予約制にしています。とはいえ、眼科の往診というのは視力検査などもできませんし、できることがとても限定されるんですよ。訪問診療用のキットのようなものもあるにはあるのですが、全部持っていくととても大変で。将来的には送迎サービスなども考えつつ、もっと往診を充実させないといけないと考えています。

手先の器用さを生かし、顕微鏡で手術する眼科の道へ

待ち時間短縮のために工夫されていることはありますか?

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眼科の場合はお薬だけもらいに来る方もいる内科などと違って、来院された方ほぼ全員、検査と診察をすべて行いますので時間がかかってしまうんですよね。待ち時間を短くするためには僕の診察の効率を上げるしかないのですが、しっかり診察して患者さんの話を聞いて、ちゃんと説明するとなるとどうしても長くなってしまうので、それが悩みの種です。調子の良い方などには、ある程度診察間隔をあけたり、検査も毎回はしないといった工夫はしていますが、お待たせしてしまう時もあります。その分しっかり診察することで納得していただいているのが現状ですね。

先生が眼科の医師をめざしたきっかけは?

父が消化器外科の医師だったこともあり、外科系に進もうとは思っていました。小さい時からプラモデル作りなど細かい作業が好きで、絡まったネックレスなどをほどくのもすごく得意だったんです。「器用だね」ともよく言われていました。大学の実習でさまざまな科を回っている時に、顕微鏡を使って手術をしたいと思うようになり、眼科を選びました。目はあんなに小さいのにいろいろな機能が詰まっていて、きっと奥深いんだろうなと思っていたら、本当に奥深かった。白内障の手術をして良くなれば、皆さん喜んでくださいますので、やはりうれしいですね。

お休みの日はどのように過ごされていますか?

子どもが2人いますので、休日はもっぱら子どもの相手をしています。ただこれが、なかなか体力が必要なんですよ。休みのほうが疲れるくらいです(笑)。運動は普段まったくしていませんので、とても不健康です。ただ、黄斑変性や緑内障の予防のためのサプリメントを患者さんに勧めるにあたり、自分も1日1回飲むようにしていますね。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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開業から8年たち、機器もだいぶ入れ替えていますが、開業10周年に向け、さらにバージョンアップさせて新しい機械も導入し、検査をもっと充実させたいと思っています。待ち時間の短縮、往診の充実も課題です。緑内障は自覚症状がないので、40歳以上で近視が強く、ご家族に緑内障になった方がいる方は、必ず検査を受けてほしいです。また最近増えている黄斑変性は最初はかすみ、ゆがみなどの症状が出ます。眼科医師からのメッセージとしては、どちらも将来的に失明の恐れがあり根本的な治療法がないので、早く見つけて早く対処するしかありません。特に30~40代の女性の方は老眼、ドライアイ、飛蚊症などが出てくる年齢なので、お肌と同じように点眼などでケアしてあげてください。当院は視能訓練士もいますので斜視や弱視の検査も可能です。お子さんが喜んで検査できるグッズもそろえています。気になることがあれば、気軽に来院してほしいと思います。

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