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井阪 昭彦 院長の独自取材記事

いさか整形外科

(吹田市/豊津駅)

最終更新日:2024/09/25

井阪昭彦院長 いさか整形外科 main

大阪・吹田市の「いさか整形外科」は阪急千里線・豊津駅から徒歩3分のところに位置する。整形外科の医師として30年以上のキャリアを持つ井阪昭彦院長が、2009年にこの地に開業して10年以上、地域に根差した診療を行っている。頸椎・腰椎といった脊椎の疾患を専門とする井阪院長は、リハビリテーションにも非常に力を入れている。理学療法士、柔道整復師が在籍し、スタッフ一丸となって、患者が通いやすく早期に回復が望めるような体制づくりに努めている。「体はもちろん、気持ちの上からも元気になってもらいたい」という井阪院長に、診療方針について聞いた。

(取材日2022年12月17日/情報更新日2024年7月9日)

首・肩・腰・足の痛みから交通事故の後遺障害まで

2009年に開業されたということですが、それまでの経歴を教えていただけますか。

井阪昭彦院長 いさか整形外科1

私は三重大学を卒業後、三重大学医学部附属病院、三重県内の市民病院や総合病院などで、脊椎疾患・変形性関節症・骨軟部腫瘍・リウマチ・スポーツ障害・骨折・外傷などさまざまな疾患の治療に数多く携わってきました。三重県の大学で学びましたが、生まれは京都府で、高校は大阪府の高槻高校に通っていました。いろいろと研鑽を積んで、開業に足るような知識や技量を身につけたところで、地元の大阪府内か京都府内に帰って来ようという考えがあり、縁あってこの吹田市で開業することになりました。

特に得意とされている分野は何でしょうか?

これまでの経験から、首と腰の脊椎が専門です。首・腰の痛み、手のしびれ、ひどい肩凝り、足の痛みやしびれ、などを診ます。腰椎疾患に関連して、下肢が痛くて歩けないという方もいらっしゃいます。そういう方には腰椎への硬膜外ブロック注射をすることで、痛みの緩和を図ります。ここで治療を受けることで、長年腰、足の症状でお悩みだった方が、笑顔になって帰られる姿を見ることができたら、整形外科医としてこれほどうれしいことはありません。そのためにリハビリにも力を入れています。当院には現在、理学療法士が7人と柔道整復師が5人在籍しています。理学療法士の施術は週1回くらいなのですが、効率的にリハビリを受けてもらえるような仕組みを整えています。

ホームページで交通事故後の治療について詳しく記載されています。実際に交通事故の患者さんは多いですか?

井阪昭彦院長 いさか整形外科2

はい。いらっしゃいますね。どこに行ってどうすればいいのかわからないという方も多く、なるべくわかりやすく説明するようにしています。交通事故の直後は軽い症状であっても、後になって悪化するケースがあります。ですから、できるだけ早く整形外科で検査と診断を受けて、悪化させないよう適切な治療を受けてもらうことがとても重要です。できるだけ後遺症を残すことのないよう、適切な治療を行い、患者さんに精いっぱい寄り添ってサポートいたしますので、安心してご来院ください。

患者の希望に応えられるよう尽力

変形性膝関節症に対しては、どのような治療を行いますか?

井阪昭彦院長 いさか整形外科3

変形性膝関節症で痛みがある方の場合、保存療法として膝関節内へのヒアルロン酸ナトリウムの注射やリハビリを行っています。ほかにも新しい選択肢を増やしたいと考えて、血小板の力を活用することなどに興味を持って勉強しています。

リウマチ科も標榜されていますね。

リウマチは30代から50代の女性に発症が多くみられる疾患で、手のこわばり、手の指の関節の痛みなどで発症することが多いです。手の関節に症状が現れる疾患として、リウマチ以外に膠原病もあります。当院では、リウマチが疑われる患者さんがいらっしゃった場合、膠原病のスクリーニングの血液検査も必ず一緒に行い、疾患の見落としがないように気をつけています。リウマチは進行性の疾患で、進行すると日常生活に大きな支障を来します。手のこわばりや痛みなどの症状が気になる場合は放置せずに、早めに受診してください。投薬による治療が基本になりますが、治療機器による物理療法や理学療法士による運動療法を併用することもあります。

骨粗しょう症予防にも力を入れていると聞きました。

井阪昭彦院長 いさか整形外科4

女性の場合は特に閉経後に骨密度が減少傾向となります。女性は50歳以上、男性は70歳以上の方に、骨密度の測定を推奨しています。当院では、適切な診断を行う上で特に役立つ腰椎と大腿骨に対するDEXA方式の骨塩定量測定を行っています。骨密度を測定して、値が低い場合は適切な治療をしていくことが、骨折を予防することにつながり、ひいては高齢者の健康寿命を延ばすことにもつながっていくと考えられます。

「明るく元気に」を意識し、気持ちも元気になれる場に

診療するにあたって、クリニックとしてモットーとしていることを教えてください。

井阪昭彦院長 いさか整形外科5

クリニックでは、「心も体も明るく元気に」をモットーにしています。疾患に対する治療をするだけではなく、気持ちの上からも患者さんに元気になってもらいたいとスタッフ一同考えています。スタッフが明るく元気にすることで、それが伝わって患者さんにも明るく元気になってもらえたらと思っています。

お一人で患者さんの対応をされて忙しい毎日だと思いますが、井阪院長のリフレッシュ法は何でしょうか?

大学時代にテニス部に在籍していたこともあって、テニスが趣味です。現在は週2回スクールに通っていて、それが一番の気分転換になっています。そこのスクールにはオートテニスの機械が設置されているので、診療が終わった後にボールを打ちに行くこともあります。継続した運動習慣は、体のためにも精神面の健康のためにも大切です。患者さんにもそういうお話をすることがあります。高齢の患者さんには、まずは気軽に取り組めるウォーキングをお勧めしています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

井阪昭彦院長 いさか整形外科6

体のどこかに痛みや不調を抱えながら放置している方も多いかもしれません。この中には、内臓の疾患や、悪性のものなどが原因になっている場合もあります。そして、放っておいたら大変なことになってしまうこともあります。原因をきちんと知るために、医療機関を早めに受診してもらいたいと思います。当方では長年の経験を生かし、適切に診断をしてまいります。必要に応じて、脳神経内科など他科に紹介することもあります。そして、整形外科的疾患と確定した際には、スタッフ一同、全力で治療にあたってまいります。痛みや不調を抱えていらっしゃる方は、放置することなくぜひ早めにお足を運んでください。

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