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児玉 秀樹 院長の独自取材記事

ナチュラルスマイル西宮北口歯科

(西宮市/西宮北口駅)

最終更新日:2019/07/22

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阪急西宮北口駅に直結し、図書館、市役所支所、健康福祉センターなどが複合するショッピングセンターの2階で、フッ素など予防歯科、むし歯、歯周病、インプラント、ホワイトニングなどの審美歯科、親知らず、口腔がんから、全身麻酔を用いた障がい者歯科まで、幅広い歯科医療を提供している「ナチュラルスマイル西宮北口歯科」。しかし、その外来診療の姿は同院のほんの一部。市内4ヵ所の歯科がない救急病院の協力機関として、あるいは在宅訪問歯科の拠点として、年中無休で多くの救急患者や障がい者患者も診療している。今回はその歯科医療の内容を中心に、同院が大切にするコンセプトや、患者や社会に対する熱い思いを聞いた。
(取材日2019年6月18日)

いつか当たり前になるものを今から

まずは貴院の概要を教えてください。

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当院はチェア4台からスタートし、患者さんが増え続けたために混雑緩和に取り組んできました。チェアを8台、12台と増やし、今年はさらに診療台が17台になります。診療時間を延長したり、歯科医師やスタッフを増員していき、診療専門分野の幅を拡大しながら今に至っています。当院には外来部門、病院歯科部門と在宅訪問の3部門があります。規模が大きいからこそ、CTや心電図計、内視鏡、全身麻酔器など多様な医療機器がそろえられるのです。現在14名の歯科医師と25名の歯科衛生士が在籍し総勢70名を超える、大学病院にある歯科口腔外科のような大規模歯科となっています。

貴院が掲げている「医療のバリアフリー」とはどういうことですか?

土日祝日が休み、夜はやっていない、保険がきかない、病気や障がいがあるから対応できないなど、医療にはたくさんのバリアーがあります。当院ではそういったバリアーをなくす、「いつでも、だれでも、いつまでも、えがおを」を理念としています。最初の「いつでも」ですが、大事にしているのは「病に休日なし」ということです。医療こそ年中無休で診療しなくてはなりません。2番目の「だれでも」は、高い自費診療でなくても、保険診療や生活保護であっても、重い病気や障がいがあっても、誰でも平等に安心して受けられるようにするということです。「いつまでも」というのは、それこそ妊婦さんから赤ちゃん、子ども、大人、お年寄り、最期の看取りの時まで安心でより良い医療を提供すること。「えがお」に関しては、患者さんやご家族が笑顔になることはもちろんですが、当院のスタッフや取引先、みんなが笑顔になるような社会をつくっていくことです。

「いつか当たり前になるものを今から」という理念も掲げていますね。

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私は日本人の歯医者の使い方を変えようと行動しています。痛くなってから行くのではなく、痛くならないために歯医者に行く。フッ素とシーラントで子どもたちのむし歯は劇的に減るはずです。子どもたちの歯を守るためには、親の考え方を変えなくてはいけません。また義歯やインプラントを減らさなくてはなりません。定期的に歯石を取れば歯は一生残るはずです。これを広めるために、年間60回以上ボランティア活動をしています。また、歯科で送迎を行っているところは全国的に少ないですが、送迎を実施しています。日祝に診療する歯科も20年前はほとんどありませんでした。あと、最後に重要なのは救急歯科。特に顔面外傷については、受け入れ先がほとんどないのが実情です。当院は県内各地の消防本部より患者さんを受け入れています。

医療のバリアフリーをめざして

こちらの「病院歯科部門」について教えてください。

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わが国の病院で歯科と口腔外科があるのは約4分の1ほどです。入院すれば体のことは治療してもらえますが、口の中の異変にはなかなか気づきにくいのです。そこで当院は、歯科のない病院に歯科と口腔外科を年中無休で提供する、いわば出張型の歯科医療を行っています。歯科のない病院でありながら、まるで歯科と口腔外科が存在するかのようなイメージです。私は24時間常に携帯電話を首からぶら下げていますが、これは西宮市内の救急病院とつながっていて、連絡が入れば即座に救急救命や集中治療室へ駆けつけるためなんです。外来や病院、在宅などどこにいても歯科医療が受けられること、これこそがまさに先ほどお話しした「医療のバリアフリー」なのです。

重症の患者さんに対する歯科診療とは?

重症者に対する口腔ケアや有病者歯科は、対応していない歯科医院がほとんどです。このため一般の歯科医院さんからの紹介を受けています。当院では人工呼吸器をつけている方をはじめ、顎の関節が開かない方、脳梗塞や心筋梗塞の薬を飲んでいて血の止まらない方、がんの患者さんであっても、断ることなく歯科治療や口腔ケアを提供しています。摂食嚥下障がいになった“胃ろう”の患者さんに、もう一度口から食べてもらうためのリハビリテーションも行っています。舌がんで舌を半分切り取った方に合わせた入れ歯も作ったり、寝たきりで口の中にたまった汚染物を吸引しながら口腔ケアしたりして肺炎を予防することも、大切な役割だと考えています。がんや持病などいろんな病気があっても歯科医療が受けられる、これも「医療のバリアフリー」ですね。

障がいのある患者さんを診てもらえる歯科医院が不足していると聞きました。

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障がい者歯科の診療を専門的に行える歯科は、兵庫県下でも数件しかなく、まったく足りていないのが現状です。発達障がいや自閉症、知的障がいなどがある患者さんで突然大声を出したり動いたりするからと、一般の歯科医院さんから紹介されたりします。当院ではスペシャルニーズ歯科と障がい者歯科というのがあり、なるべく漁網のような器具で縛りつける歯科治療は行いません。まずは、障がい者歯科を専門に学んできた歯科医師と歯科衛生士などが絵カードや数を数える手法などを用いて、診察台に慣れるところから始めます。中程度の障がいの場合、麻酔を担当する歯科医師による笑気麻酔を用います。それでも難しい場合は、点滴による麻酔、さらに困難な場合は全身麻酔を行います。補助金もありませんので大幅な赤字部門ですが、本人やお母さんの気持ちを考え、採算を度外視して対応しています。

病気を治すだけでなく、病気にさせない名医になりたい

貴院の「ないない歯科」とはどういうものですか?

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「ないない歯科」とは、「むし歯にならない、歯周病にならない、インプラントにならない、入れ歯にならない、タバコでがんにならない、誤嚥性肺炎にならない、飲み込みの機能が低下する摂食嚥下障がいにならない」という当院のモットーです。また「休診日がない、昼休みの休診がない、なるべく痛くない、なるべく保険を使うことで費用が高くない、怖くない、駐車料金がかからない、通院回数はなるべく1回にまとめて少ない」という、私の考え方です(笑)。ここで重要な点は予防という観点です。予防に勝る医療はありませんから。

そもそも、このような大規模歯科になったきっかけはあるのでしょうか。

開院当時、土日の午後は休診でした。ある日の診療終了後、口が血だらけのお子さんを抱っこしたお母さんが、泣きながら来られたことがあったんです。あっちこっちの歯科を回って、どこも断られて当院にたどり着いたそうです。私が抜け落ちた歯を再移植して歯を元通りに戻すための手術をしました。その時に医療は社会のインフラであると改めて気づかされました。医療こそ、年中無休でなくてはならないと。それで、曜日や時間、診療科目、障がいのあるなしによるバリアーを取り除いていったんです。ところが今度は混雑に拍車がかかり、増床工事や増員を行っていった結果、気づいたらかなり大規模な歯科医院となっていました。

それでは最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

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当院はインプラントを減らす、歯周病を減らす名医でありたいと考えています。そのためには、院内で患者さん一人ひとりに話しているだけでは足りません。ですから私は講演会講師の依頼も受けています。すべてボランティアで年60回以上やっています。募金などでもいいとは思うのですが、私にしかできないボランティア活動があると思うんです。それで、私にしかできないボランティアとして、むし歯予防や仕上げみがきのマル秘テクニック、歯周病やインプラントについて、誤嚥性肺炎や摂食嚥下リハビリなどの内容で行っていますので、ご興味があればお問い合わせください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

審美歯科(ホワイトニング)/3万円、インプラント治療/45万円~(1本)※詳細はクリニックにお問い合わせください。

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