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武藤 慎吾 院長の独自取材記事

シン歯科

(長久手市/杁ヶ池公園駅)

最終更新日:2022/06/27

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新しい住宅やショップが立ち並び、活気あふれる長久手市の南エリア。メイン通りに面した「シン歯科」は白を基調とした上品な外観で美しい街並みにマッチしている。中に入ると南側一面がガラス張りになっており、そこに沿う形で開放的な待合いスペースがあり、院長こだわりのインテリアがセンスよく飾られている。「患者の不安をとりのぞく診療」をモットーにきめ細かな対応で診療を行う同院。口の中だけでなく、患者の日常生活を含めた幅広いアドバイスを行うなど、総合的な診療で患者の健康を支える武藤慎吾院長。そんな院長を信頼し、長く通院する患者も多い。患者が笑顔になるような診療を心がけていると語る武藤院長から、患者との向きあい方や診療へのこだわりを聞いた。

(取材日2017年5月11日)

患者が笑顔になれる、そんなクリニックをめざして

とてもモダンで素敵な院内ですね。特にこだわったところはありますか?

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すごくこだわったという意識はないのですが、ここに来た患者さんが不安を感じないようにはしたいと思っていたので結果、開放的なつくりになったと思います。間取りに関しては南側全てを待合いスペースにして大きな窓ガラスから光がよく入るようにしました。外からも待合いがよく見えますから、入りやすい雰囲気ではないでしょうか。インテリアは好きなのでその点では結構こだわりましたね。居心地が良いと患者さんに感じてもらえているとよいのですが。診察室は完全な個室にしてしまうと、閉鎖的で怖いと思う患者さんもいると思い、半個室にしています。人の気配を感じつつプライバシーは守られ、ちょうどいい空間を実現できたと思っています。

診療の際にも、患者さんが不安を感じないような配慮をされているのでしょうか。

そうですね。診療では患者さんとの会話を大切にしています。特に初診の方は緊張していたり、不安を感じていると思いますから、治療以外の話をして少しでもリラックスしてもらえるよう心がけています。長く通院さている患者さんとも最近の調子だったり、体調だったり、そんな話をしながら診療を進めていくことが多いですね。ほんのちょっとした会話で気持ちがほぐれることはあります。自分だったらどうしてほしいかを考え対応しているうちに自然と今のようなスタイルになりました。症状によっては今後の治療プランをしっかり話し合い、患者さん自身に納得してもらう必要がありますから、メンタル面でのサポートは治療を進めていく上でとても大切だと考えています。不安が残らなければ患者さん自身が安心し、自然と笑顔もこぼれるはず、そんな診療をしていきたいですね。

患者さんとの関わりを大切にしているのですね。その部分を大切だと思ったきっかけはありますか?

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大学卒業後、最初に勤務した歯科医院が患者数も多くものすごくハードだったのですが、入りたての頃、慣れない処置に手間どり現場で院長から厳しく注意されたことがありました。今思い返すとちょっと恥ずかしい思い出ですがその時、私が処置をしていた患者さんが私を気遣いかばってくれたのです。当時、技術を磨くため私も必死でしたし、何に対しても一生懸命でした。その思いは患者さんに届いていたようで、逆に励まされましたね。患者さんとの信頼関係があって成り立つ仕事なのだと思いました。そして、歯は生涯を共にする大切な体の一部であり患者さんは皆、私たち歯科医師を信頼して体を預けてくれている、その責任の重さはこれからも絶対に忘れていけないと思った瞬間でした。

会話からあらゆる原因を探り、総合的な指導を行う

診療中にはたくさんお話をするそうですね。具体的にどのようなお話や指導をするのでしょう?

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治療する歯の症状からその患者さんの日常生活まで、幅広く話を聞かせてもらっています。患者さんの日常生活の中に症状を悪化させる原因が含まれていることも少なくないので、食べ物の好みを聞いたりしながら、症状の原因となるものを探っているんです。深刻な症状になるほど、生活習慣を含めた総合的な診療や指導が必要になりますので、口の中とは関係ないと思うようなことでも広く聞きとるようにしていますね。食事指導が必要な患者さんに対しては長ければ1時間ほどの時間をかけてブラッシングの指導や食事のアドバイスを行うこともあります。患者さんにとっても根気のいる治療になりますから、患者さんと私との二人三脚の気持ちで指導を行なっています。

食事指導では具体的にはどのようなお話をされるのでしょうか。

はっきりとしたデータがある訳ではありませんが、多くの患者さんを診てきた経験上、食生活が口内環境に与える影響は大きいと感じています。特に糖質の多い食事をとっている人とそうでない人との口内環境には明らかな違いを感じます。甘いものを食べたら虫歯になるという訳ではないのですが、摂りすぎとなると話は別です。子どもさんの場合、3度の食事だけで糖質は十分とれているはずなので、おやつの与えすぎには注意するよう保護者の方に指導をしています。症状によってはこまかな指導をすることがあり患者さんの負担も増えますが、症状が進んでおり、患者さん自身が改善を強く希望さている場合はその気持ちに寄り添い、総合的な診療を積極的に行うようにしています。

今までの診療の中で印象的な出来事はありますか?

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開院当初、フルマウスでの治療が必要な患者さんに対して数ヵ月もの間、治療に入らず説明だけを納得いただくまで繰り返し行ったことがあります。これは歯科に限ったことではないと思いますが、自分が何をされているかわらないほど不安なことはありません。もちろん専門的なこともあるので100%を患者さんに理解してもらうことは難しいことですが、ほんのわずかでも理解できることが増えれば、その分は確実に患者さんの不安を減らすことができます。治療の方向性を決める上では患者さん本人に納得していたもらわないと次のステップには進めないため、かなり時間をかけたことを覚えています。とてもまれなケースでしたが、最終的には納得していただいて治療を進めることができました。

患者一人ひとりに対し120%の姿勢で対応

治療以外で患者さんに対して心がけていることはありますか?

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患者さんの立場や心情を理解した対応をスタッフ全員に心がけてもらっています。初対面であっても、決して他人だと思って接することはしないでほしいと開院当初から伝えてきました。知識が豊富でアカデミックなことができたとしても、その状況に応じて適切な対応ができなければ、人と接する仕事はできません。時々患者さんから差し入れをいただくことがあるのですが、その際に、受け取ったスタッフだけなく院内にいるスタッフ全員にきちんとお礼を言ってもらっています。お菓子なら全員でいただくわけですから。そいういった当たり前のことができててこそ質のよい診療が提供できると思っています。

クリニック内の雰囲気づくりで武藤院長が配慮していることはありますか?

クリニックの雰囲気づくりはスタッフの存在が大きいと思いますから、まずスタッフ全員がここで働くことにストレスを感じることなく、いつも気持ちよく仕事をしてほしいと思っています。その環境を整えるのが私の役目ですから、勤務体制ではお休みはしっかりとってもらうようにしています。しっかり休んでリフレッシュして、ここでは生き生きと仕事をしてもらいたいですね。そうすれば自然と患者さんに対しても明るく丁寧な対応ができると思います。開院から8年目を迎えましたが、おかげさまで良いスタッフに巡り会うことができ、スタッフ全員が心を一つにして、明るく丁寧な雰囲気づくりができていると思っています。

今後の展望を聞かせていただけますか?

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歯科医療における全ての知識や技術を幅広く提供できればそれが理想的だどは思います。ですが今の私の目下の目標はクリニックに来てくれた一人ひとりの患者さんに対して120%の治療を行うことです。その積み重ねが医療の知識を深め、技術を高めることにつながり、その理想に一歩近づけると思っています。患者さんが来た時と帰っていく時の表情を見比べたときに笑顔であれば、それが患者さんにとっても私自身にとっても120%の診療だったと思っています。そして患者さんにとってメリットのある治療や技術は積極的に取り入れ、いつでも安心してここに足を運んでもらえるようなそんな診療をこれからも続けていきたいと思っています。

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