クリニックでも安心して受けられる
専門性の高い日帰り眼科手術
眼科やまなか医院
(神戸市東灘区/御影駅)
最終更新日:2024/10/09
- 保険診療
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さまざまな目のトラブルに対して行われる眼科手術。中には病院での入院手術が必要となる症例もあるが、白内障手術やまぶたの眼瞼形成手術など、現在は日帰り手術に対応するクリニックが増えている。「眼科やまなか医院」もその一つ。地域の患者のニーズに応えるべく先進的な医療機器をそろえ、眼科領域の多岐にわたるエキスパートが手術を担当する盤石な体制を実現している。自らも執刀に携わる山中昭文理事長に、実践している環境整備やチーム医療の姿、大切にしているコンセプトなどを解説してもらいながら、クリニックで行う日帰り手術のポイントに迫ってみた。
(取材日2024年7月17日)
目次
白内障手術から眼瞼形成まで、適切な診断と専門家による技術で幅広く対応
- Qこちらの医院では、どのような日帰り眼科手術が受けられますか?
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A
日帰り手術とは、来院した当日に手術を行い、術後はそのまま帰宅できるシステムのこと。病院に入院する必要がないため現在は多くの眼科クリニックで行われており、眼内レンズ挿入術と呼ばれる白内障手術がその代表です。ほかにも当院では翼状片と呼ばれる結膜の病気の除去手術、眼瞼下垂症や逆さまつげなどに対するまぶたの眼瞼形成手術、「めばちこ」や「ものもらい」として知られる霰粒腫(さんりゅうしゅ)手術などが可能です。白内障手術ばかりに目が行きがちですが、これらの手術をしっかりと行っているクリニックは案外多くはありません。こうしたところにもスポットを当て、幅広く対応しているのが当院の日帰り眼科手術です。
- Q白内障手術のポイントを教えてください。
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A
眼内レンズに関しては、近年では多焦点眼内レンズが話題になっています。しかし単焦点にも多焦点にもそれぞれにメリットとデメリットがあり、ご自身のライフスタイルや価値観、他の眼病などとのマッチングをよく考えて採択することが何より重要です。実は白内障手術において単焦点でも多焦点でも術式に差はありません。それ以前の精密な検査・診断・説明にこそ最大限の注意を払うべきでしょう。当院では先進的な計測装置を取り入れ、緻密な検査と手術計画を行うことを重要視しています。手術室では超音波による白内障手術装置や術中ガイド用電子コンパス・分度器を駆使し、徹底した衛生環境のもとで手術を行うことに全力を注いでいます。
- Qこちらでは、まぶたの手術にも力を入れておられますね。
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A
まぶたのことを眼瞼と呼び、眼瞼や結膜など、目の周囲の外眼部を扱うのが眼瞼形成という分野です。眼瞼形成手術の対象は眼瞼下垂症や逆さまつげといったまぶたのトラブルに限らず、翼状片や眼窩(がんか)脂肪ヘルニアなども含まれます。私自身は網膜・硝子体疾患の外科治療が専門でした。しかし、改めて眼瞼形成手術を勉強してみると実に興味深い世界で、眼科手術の多様性や深遠さを再認識させられた次第です。当院では私のほか、大学から眼瞼形成手術のエキスパートを正式に招き、それぞれの分野でのベストな手術を提供できるよう体制を整えています。難症例にも対応できますので気軽にご相談ください。
- Qまぶたの手術を眼科で受けるメリットは何でしょうか?
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A
眼瞼下垂症をはじめ、まぶたの手術は形成外科や美容皮膚科でも行っており、手術手技に関しては他科でも上手な先生が大勢おられます。ただし、中には術後にドライアイを発症して眼科に駆け込んでくる患者さんもいらっしゃいます。このようなトラブルは、目に対する知識や診断技術が必要です。視機能の確保など、目のことを常に優先して考える。それが眼科で行う眼瞼形成手術の最大の特徴であり、メリットでもあります。当院にて執刀するドクターは、全員が日本専門医機構眼科専門医。眼瞼形成のスペシャリストである以前に、目の専門家でもあることをご認識いただければと思います。
- Q本院との連携についても教えてください。
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A
当院は日帰り手術を目的とした分院としてスタートしており、広いスペースにさまざまな検査・診断機器、手術室を備えています。しかし、心強いのは、そのマンパワー。眼科の領域は多岐にわたり、それぞれに専門性が深いため1人の力では決してまかなえません。ここには常勤医師である院長以下、優秀なスタッフがそろっており、さらに本院や大学病院などから神経眼科学や眼瞼形成の専門家が加わることで、大規模病院にも負けないレベルの日帰り手術の実現をめざせています。万一、入院手術が必要な場合でも近隣の病院や特殊症例では専門の医師がいる医療機関へのピンポイントなご紹介が可能。目の手術に不安がある方もぜひ安心してお任せください。
自由診療費用の目安
自由診療とは多焦点眼内レンズを用いた白内障手術/19~35万円