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原本 泉 副院長の独自取材記事

原本クリニック

(大田区/池上駅)

最終更新日:2026/04/27

原本泉副院長 原本クリニック  main

池上駅から徒歩10分の住宅街にある、ひときわ目立つコンクリート打ちっぱなしの建物が「原本クリニック」だ。ギャラリーを兼ねた待合室には、アメリカのコンテンポラリーアートなどの絵画が飾られており、BGMにもこだわりが感じられ、ここがクリニックだということを忘れてしまいそうになる。洗練されたイメージだが、「本質は町のお医者さんです」と話すのは、皮膚科を担当する原本泉副院長。保険診療を中心とした治療を行い、併設するエステティック施設と連携して、その後のケアなどの相談にも応じている。明るく気さくな原本副院長に、内科・皮膚科それぞれの診療内容や同院の特徴について聞いた。

(取材日2026年3月12日)

内科・皮膚科を標榜し、各科の担当医が診察

とてもモダンなクリニックですね。

原本泉副院長 原本クリニック 1

当院は夫の父が1955年に開業したクリニックです。当時は木造の2階建てでしたが、夫と私が継ぐことになり、1993年に現在の5階建てにしました。内外装には夫がずいぶんこだわって、設計段階から5年もかかったんです。また院内の花はすべて生花ですし、いくつもの絵画作品を展示しています。来院のついでに花の写真を撮ったりスケッチをする方もいらっしゃるんですよ。近隣の方々がここで久しぶりに顔を合わせたり、会話が弾んだりと、まるでちょっとしたサロンのようですね。こういった造りでBGMにもこだわっているので、自費診療の高額な医療だけを提供するクリニックだと誤解されることもあるのですが、あくまで保険診療が中心の「町のお医者さん」です。

クリニックの特徴を教えてください。

内科と皮膚科があり、夫である院長が内科を、私が皮膚科をと、当院では各科を専門とする医師が診察しています。エステティック施設を併設しているのも特徴です。エステで皮膚トラブルを解消しようとして失敗した方を何人も見てきましたので、皮膚科の診療と併せてエステを利用できるようにと、信頼できるエステティシャンと体制を整えたのがきっかけです。治療とケアの両面からアプローチできればと考えています。例えば、肌の様子が前回と異なっていればエステの施術中に診察もできますし、万が一、施術中にトラブルがあったとしても医師が素早く対応できるのが利点です。

内科の患者さんはどのような方が多いのですか?

原本泉副院長 原本クリニック 2

風邪やインフルエンザ、生活習慣病、季節によっては花粉症などのアレルギーの患者さんも多いです。特にご高齢になるといくつもの診療科を回って、薬が増える一方でお困りの方もいらっしゃいますが、それらをいったん整理して必要な処方だけを行うような「かかりつけ医」の役目も担っています。内科を担当している院長は、専門用語を使わずに日常生活に例えてみたりと、患者さんへの説明がとても上手です。特に高血圧や糖尿病といった慢性疾患は長く治療していくものですから、患者さん自身に治療の必要性を理解していただくことが重要ですからね。

皮膚科の医師として、さまざまな皮膚トラブルに対応

先生は皮膚科の中でどのような診療を得意とされていますか?

原本泉副院長 原本クリニック 3

私は博士号を取得する際に「しみ」を専門に研究していました。ですから今も得意にしていますし、患者さんがしみで悩んでいたら「加齢だから」と済ませずに、一歩踏み込んだ診療をしています。もちろん皮膚の専門家ですから、それ以外にも皮膚に関する疾患であれば、アトピー性皮膚炎でも水虫でもなんでも診療していますよ。

しみの診療について教えてください。

一般的には、塗り薬や飲み薬、レーザーや液体窒素で焼く方法など、さまざまな方法があります。患者さんのニーズも肌の状態も一人ひとり異なりますので、提供できる方法をすべて提示し、選んでいただく方針です。直ちに結果を出したいという患者さんに対しては、レーザーが適した症例かどうかを見極めた上で、それを取り扱っているクリニックを紹介しています。当院で行うのは、液体窒素や塗り薬・飲み薬を使用したアプローチです。レーザーと比べて時間はかかりますが、塗り薬を除けば保険診療の範囲内です。

皮膚科の診療で工夫していることはありますか?

原本泉副院長 原本クリニック 4

患者さんとしっかり向き合って話をするよう心がけています。不安でいらしたのに医師が電子カルテばかり見ていては、患者さんはますます不安になってしまうでしょう。特に皮膚科では、患部を拡大して見たり触ったりと、患者さんと向き合わないと正しい診断ができませんからね。薬は皮膚の状態によってこまめに変えています。そして、その使用法やタイミングをしっかりお伝えすることが大事。皮膚科の薬はそれぞれ作用や強さが異なり、強い薬を使って一時的に治ったように見えることもありますが、自己判断はいけません。適切な薬を正しいタイミングで使用しないと、薬が効きにくくなるばかりか、副作用を起こしやすくなってしまいます。私は薬の説明をする際、実際のパッケージをお見せして、「こういう時に、これを、このように」と一覧表にして書きながら事細かにお伝えしています。メモ書きを添えることもありますね。

肌トラブルは、あふれる情報に左右されず早めに受診を

ところで、先生はなぜ医師をめざしたのですか?

原本泉副院長 原本クリニック 5

開業医だった両親の背中を見て育ったというのが大きいと思います。父は外科、母は小児科でしたが、いわゆる「町のお医者さん」でしたから、外科も内科も小児科も区別することなく診療していたと思います。母は医師として働きながら、料理も上手、裁縫もできて達筆という人でした。庭では野菜や果物などを栽培していて、幼稚園のバスがお迎えに来る時にイチゴを摘んでお弁当に入れてくれたこともあります。遠足で持たせてくれたおにぎりには、笑った顔・怒った顔・泣いた顔など表情がついていました。今で言う「キャラ弁」ですね(笑)。みんなからうらやましがられたのを覚えています。

お休みの日はどのようにリフレッシュされていますか?

歌舞伎鑑賞が好きで、午前の部と午後の部は演目も演者も違うので月に2回、休診日を利用して両方観ています。非日常を感じられるのがたまらなく魅力的なんです。そのほかの趣味はガーデニング。これは母の影響で始めたのですが、プランターで野菜やお花を育てています。きちんと虫を取ってあげたり、雑草を抜いたりと、愛情をかけてこまめに世話をしているんです。

皮膚のための習慣などがあれば教えてください。

原本泉副院長 原本クリニック 6

私の美容法といえば、なんと言っても早寝早起き。夜は9時半頃に寝て、朝は4時頃に起きてラジオ体操をしています。たっぷり7時間の睡眠を取って、朝の日課は化粧水パックです。皮膚に関しては継続が力ですからね。お肌のケア商品を1本使って「改善の実感がない」とやめてしまう方もいるのですが、肌の状態を上げるためにはコツコツと続けることが大切なんです。これは私自身も実感していることですし、皆さんも「最低でも半年はかかる」と思ってケアしていきましょう。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

今はインターネットなどに情報があふれていますが、その真偽もわからぬままに自己判断をして失敗するケースをたくさん見てきました。皮膚や内科の悩みがあれば早めにいらしてください。同じように見える症状でも明確に異なるものもあり、原因も治療法も変わります。特に皮膚科は直接目で診る診療科なので、きちんと診察をしないと診断ができませんし、適した薬の処方もできません。私もなるべく患者さんが求めている答えに近いものを出せるように、医学雑誌を読んだり、勉強会に参加して、新しい知識も取り入れる努力をしています。ですから、わからないことがあればなんでも聞いてくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみに対する塗り薬の処方/1本1320円~