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鴨川 健太郎 院長の独自取材記事

ケンタデンタルクリニック

(西春日井郡豊山町/春日井駅)

最終更新日:2020/05/25

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県営名古屋空港がある豊山町は、名古屋市の中心部から車で15分ほどの距離にある住宅地だ。「ケンタデンタルクリニック」はこの町に2008年開業。「学生時代に通っていたカフェをイメージした」という鴨川健太郎院長のこだわりで、クリニックの外観や内装は一般的な歯科医院のイメージとは少し異なるものとなっている。歯科医師やスタッフたちが白衣を着ていないのは小さい子どもに恐怖感を与えないためだと言う。広いキッズスペースは治療や健診に通う子どもたちの遊び場であり、家族の治療中に保育士が子どもを見守る託児スペース。また、待合室のタイル壁には季節によってさまざまな飾り付けが施されるなど遊び心満載だ。この個性的なクリニックがどのように誕生したのか、鴨川院長に話を聞いた。
(取材日2017年2月23日)

学生時代から慣れ親しんだ地域で開業

先生が歯科医師になろうとしたきっかけを教えていただけますか?

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祖父と父親が工学部出身ということもあり、僕も高校の途中までは工学部に進学するだろうと思っていました。でも工学部を出た後の仕事というのは、当時の僕の勝手なイメージですが、メーカー勤務でユーザーと直接接することが少ないかもしれないと思ったんです。自分はそれよりも、人と直に接する仕事がしたい。それが「歯科もいいな」と思ったきっかけです。出身は静岡県浜松市ですが、県内には歯学部を持つ大学がなかったので、名古屋の愛知学院大学歯学部に進学しました。卒業は2000年。その後は2001年末まで大学病院に残り、翌年から一般の開業医に勤務しました。この場所での開業は2008年です。

出身地の静岡や浜松で開業することはお考えにならなかったんですか?

考えていなかったですね。18歳で名古屋に来てから、浜松には年に数回帰るぐらい。ですから大学を卒業する頃には、浜松より名古屋の事情のほうがよくわかるわけです。いずれ開業するなら名古屋だと、大学を卒業する頃には決めていました。学生時代に住んでいたのは名古屋の千種区で、卒業後少したってからは小牧市に住むようになりました。じつは妻の実家が小牧なんです。こちらで開業するとしても、名古屋の中心部は考えませんでした。勤務していた医院が郊外ばかりだったのもありますが、家族みんなで来られるような、ファミリー向けの歯科医院を最初から考えていたんです。具体的な場所は決めていませんでしたが、いくつか場所を紹介してもらった後にこの場所を見て決めました。

開院してから今までに変化したことはありますか?

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少しずつ試行錯誤を繰り返しています。例えばキッズルームですが、これは開院後4〜5年してから作ったんです。キッズルームがあるとお母さんやお父さんの治療中もお子さんが遊んでいられますし、保育士もいるので小さなお子さんの託児所としての役割もしています。小学生のお子さんは中で宿題をしていますし、学校の帰りに半分遊びに来るような子もいるんですよ。治療用の個室も最初は壁が白一色でしたが、今は壁紙を貼って変化を付けています。子どもの患者は、その日の気分で部屋を選ぶのが楽しいみたいです。うちは昼間は一般の大人の患者さんが多いんですが、夕方からは子どもだらけでとても賑やかになります。静かな環境で治療を受けたい方にとって、夕方以降の当院は落ち着かないかもしれませんね(笑)。

小さい頃の歯科医院との出会いを大切にしたい

小児歯科に力を入れている印象がありますが、それはなぜでしょう?

子どもの頃の歯科体験が、その人の歯科に対するイメージに影響してしまうからです。大人でも幼少期の歯科での経験が影響して大人になってもなかなか歯科医院に通えない方もみえます。治療で痛い思いをするだけでなく、歯科にまつわる何となく恐ろしいイメージも問題です。僕がお母さん方にお願いしているのは、お子さんに「悪いことすると歯医者さんに連れてくよ!」などと言わないでくださいということ。子どもが歯科医院を恐がることほど、治療の妨げになるものはありません。大人になって定期的に歯科医院に通ってメンテナンスする習慣を作るためにも、お子さんと歯科の出会いを大切にしたいんです。

小さな患者さんが治療を嫌がったとき、先生はどうなさっていますか?

ずっと泣いているお子さんもいるんですが、それを無理矢理押さえつけて治療をしたくありません。ですから最初は、治療の雰囲気に慣れてもらうための練習をします。お母さんに相談して、場合によっては何週間も練習だけ続けることもありますよ。大事なのは、子どもに嘘をつかないことです。僕は削る時は、「ちょっとしみるよ」とか、「少し痛いよ」などと、必ず声をかけます。「何もしないよ」と言って何かしたり、「痛くないよ」と言って痛い思いをすると、子どもは絶対信用してくれなくなります。もちろんお子さん全員が嫌がらずに治療できるわけではありませんが、事前にきちんとコミュニケーションが取れていれば、ちゃんと口を開けてくれるし次の治療にも来てくれます。

これまでで印象に残る患者さんのエピソードはありますか?

開業直後の頃ですが、治療に入るまでの練習に3ヵ月かけたお子さんがいました。まだ保育園児でしたが、最初は恐がって待合室から治療室に入ってくれないんです。それを少しずつ慣らして、なんとか治療ができるまでに3ヵ月です。毎回1時間ぐらいかけて練習しましたが、当時は今より患者さんが少なかったので時間がかけられたんですね。この子はもう小学校高学年になっていますが、今でもその子が来ると昔のことを思い出します。小さな患者さんの成長を目の当たりにできるのは、小児歯科の楽しみかもしれません。

めざすのは患者さんが一生通える歯科医院

待合室にある季節の飾り付けが印象的ですが、先生の発案ですか?

以前、当院で働いていた保育士のスタッフの発案です。今でも季節ごとに飾り付けを変えています。七月になると七夕の短冊に子どもたちが願い事を書いたり、クリスマスにはサンタからのプレゼントに何がほしいかを書いたりするんです。子どもは日々成長して変化の中で生きていますから、飾り付けにも変化があることが大事です。前に来た時と今日とで飾り付けが変わっていれば楽しいし、飾り付けのために何かを書くのも子どもには楽しいでしょう。これは子どものための飾り付けですが、一般歯科の診療に来た患者さんも、子どもたちの作った物を楽しそうに眺めていたりします。

子どもは何歳ぐらいから歯科に通えばいいんでしょうか?

早い方は生後半年ぐらいでいらっしゃいますが、少なくとも前歯が出て奥歯が生えてきたら、一度歯科を訪ねてほしいですね。子どもが小さい頃は歯磨きを嫌がることが多いのですが、これは押さえつけてでも必ずやってください。なんだか前と言っていることが矛盾しているようですけど、僕も自分の子どもは押さえつけてましたよ。それくらい小さい頃の歯磨きは重要なんです。そのかわり、終わったら必ず褒めてフォローしてあげてください。歯ブラシの使い方についても、歯科で指導しています。以前「歯を磨くと子どもの口の中が血だらけになる」と相談にみえたお母さんがいたんですが、実際にやっていただくと、熱心すぎて不必要に力が入っていることがわかりました。こうしたことも自分だけではわからないと思いますから、不安なことやわからないことは何でも相談していただきたいと思います。

最後になりますが、先生にとって理想の歯科医師とはどんなものでしょうか?

小さな子どもの頃から見ている患者さんが成長し、大人になって結婚して、また子どもを連れて来てくれるというのが理想ですね。そのためにも、まずお母さん方が子どもを連れてストレスなく通える歯科をめざしています。駐車場のスペースを広めに取って子どもの乗り降りが楽なようにしていますし、診療台の横にはベビーカーが置けるようになっています。こうした配慮は小さな子ども連れの方だけでなく、一般の患者さんにも評判がいいんです。段差のないバリアフリー構造なので車いすの方もそのまま診察室に入れますし、土足のまま上がれるのはブーツを履いた女性の患者さんにも好評です。おかげさまで、最近は家族で通院される患者さんも増えています。中には3世代で通っているご家族もいます。子どもから高齢の方まで、家族みんなで通える歯科医院でありたいと思いますので、気軽にお越しいただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正45万円~、インプラント治療30万円~、マウスピース型装置を用いた矯正50万円~、舌側矯正50万円~(すべて税抜き)

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カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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