全国のドクター9,201人の想いを取材
クリニック・病院 158,634件の情報を掲載(2024年4月24日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 大阪市中央区
  4. 長堀橋駅
  5. タニオ歯科クリニック
  6. 先進の医療機器を使って質の高さを追求インプラント治療

先進の医療機器を使って質の高さを追求
インプラント治療

タニオ歯科クリニック

(大阪市中央区/長堀橋駅)

最終更新日:2021/10/12

タニオ歯科クリニック 先進の医療機器を使って質の高さを追求 インプラント治療 タニオ歯科クリニック 先進の医療機器を使って質の高さを追求 インプラント治療
  • 自由診療

虫歯や歯周病などで歯をなくしてしまった時の治療法であるインプラント治療。対応できる歯科医院も増え、定着してきていることから、検討している人も少なくないだろう。しかし、これまでいくつもの症例に携わり、歯科医師のインプラント治療指導にも携わる「タニオ歯科クリニック」の谷尾和正院長は、「インプラント治療はあくまでも数多くある治療法の一つ。まずはしっかりと診断、説明してくれる歯科医院を探し、自分にとってベストな治療を知るべき」と話す。そもそもどういった時にインプラント治療を選択するべきなのか、また、同院ではどんなことに留意しながらインプラント治療を行っているのかなど、インプラント治療に関する疑問について谷尾院長に話を聞いた。

(取材日2021年3月4日)

先進機器を活用した質の高いインプラント治療を追求することはもちろん、個々の患者に合わせた治療を提供

Qインプラント治療はどのような場合に行う治療ですか?
A
タニオ歯科クリニック インプラント治療について丁寧に説明する院長

▲インプラント治療について丁寧に説明する院長

インプラント治療は、虫歯や歯周病などで歯をなくした方に対する治療の一つです。歯を失った部分の顎の骨にインプラントと呼ばれる人工歯根を埋め込み、その上部に人工の歯冠を装着して歯の機能の回復を図ります。インプラントには骨と結合する性質を持つチタンを用いているため、天然歯のようにしっかり噛む力を取り戻すことをめざせる点や、歯冠にセラミックを用いることで見た目の美しさも期待できる点から希望される方が増えてきています。そのほかの治療法としてはブリッジや入れ歯などもありますが、周囲の健康な歯を削ったり負担をかけたりしたくない、入れ歯にどうしてもなじめないといった方には、お勧めできる治療法です。

Qインプラント手術の痛みやかかる時間についても教えてください。
A
タニオ歯科クリニック 患者にとって不安要素が大きい痛みにも配慮

▲患者にとって不安要素が大きい痛みにも配慮

手術中はしっかりと麻酔を施しますから、痛みはほぼ感じないでしょう。術後も大きな外科的処置がなければ、ほとんど腫れることはなく、腫れても数日で引いていきます。また、麻酔も表面麻酔をしてから電動麻酔器を用いて慎重に行っていますので心配ないと思いますよ。かかる時間は、初回カウンセリングと術前検査、治療計画の立案・決定と、手術までに数回の通院が必要で、手術そのものは1時間ほどで終了します。しかし、そもそも歯を失った原因にも対処しなければ再発を繰り返してしまいますから、手術前には歯周病治療のための通院も必要になる場合がほとんどです。また、術後も状態をキープさせるために定期的なメンテナンスは欠かせません。

Qインプラント治療を行う上で大切にしていることは何ですか?
A
タニオ歯科クリニック 精密な検査・診断ができる環境が整っている

▲精密な検査・診断ができる環境が整っている

当院が大切にしていることは、検査・診断です。本当に必要な治療は、精密な検査と適切な診断がなければお届けできないと思うからです。そのため、当院では先進の医療機器を積極的に取りそろえています。例えば、歯科用CTでは、今まで見ることができなかった歯や歯茎の中まで立体画像にして映し出すことができます。骨にインプラントを埋め込む穴を開ける時も、適切な位置がわかるので血管や神経を傷つける心配がほとんどありません。また、3次元口腔内スキャナーは、お口の中を撮影するだけで歯型が計測できる機械です。院内ですぐに仮歯を作ることもできるので、患者さんのQOL改善にも役立っています。

Qインプラントに限らず、多様な選択肢を提示されるそうですね。
A
タニオ歯科クリニック 多様な選択肢の中から患者に合った治療法を一緒に探す

▲多様な選択肢の中から患者に合った治療法を一緒に探す

歯を失った原因が異なるように、その人に合った治療法もお一人お一人異なります。患者さんによっては、インプラントよりも入れ歯やブリッジのほうが良い場合もあるのです。例えば、患者さんが20代などのお若い方であれば、インプラントは強くお勧めしていません。歯はゆっくりですが成長するため、将来的にほかの歯との噛み合わせが悪くなることが考えられるからです。また、たくさん歯を失っている方の場合には、総入れ歯やインプラント技術を応用した磁石タイプの入れ歯であるオーバーデンチャーなどを提案することもあります。ご年齢やお口の中の状態、費用面なども考慮して、納得できる治療法を一緒に探すように心がけています。

Q骨の量が足りずにインプラント治療ができないこともありますか?
A
タニオ歯科クリニック 症例数の多さから、さまざまなケースに対応

▲症例数の多さから、さまざまなケースに対応

中には重度の歯周病などが原因で、インプラントを埋め込む部分の顎の骨の量が足りない方もいらっしゃいます。そうした場合には、骨を造るために骨造成や歯周組織再生療法などを行います。骨や歯茎が再生されるのを待ってからインプラント治療を行うため、時間は要しますが、たくさんの患者さんの笑顔につながっていると思います。当院はインプラント治療の症例数が多く、若年性歯周炎などの難症例の患者さんの治療も多数行ってきました。骨が痩せていて治療ができないと他院で断られた方も、たくさんお越しになっています。また、持病がある、手術時でもやめられないお薬がある場合も、医科のかかりつけの先生と相談しながら対応しています。

ドクターからのメッセージ

谷尾 和正院長

歯科医師として良い治療に導くために重要なことは、的確な診断に基づいた多様なオプションから、ゴールまでの治療計画を立案できるかどうかです。そして、その前提として歯科医師は歯を残す努力を行うべきだと思っています。歯の状態が良くないからと、インプラント治療を勧めるようなことは決してありません。また、当院では積極的にデジタル機器を導入し、先進的な医療の提供に努めています。ですが、デジタル機器も時として間違うこともあるでしょう。おかしいと感じた時に治療をストップする決断ができるのも、経験値があってこそです。多くの人に歯がある喜びを感じてもらえるよう、これからも精進していきます。いつでもお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/45万円~、オーバーデンチャー/30万円~、骨造成/10万円~、歯周組織再生療法/5万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access