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乳歯が生え始めたら行う予防歯科
虫歯と咬合の定期的なチェックを

中矢歯科

(春日井市/神領駅)

最終更新日:2021/11/12

中矢歯科 乳歯が生え始めたら行う予防歯科 虫歯と咬合の定期的なチェックを 中矢歯科 乳歯が生え始めたら行う予防歯科 虫歯と咬合の定期的なチェックを
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小さな子どもを持つ親にとって、虫歯や噛み合わせ、口が開きっぱなしの開口など、口腔に関する悩みは尽きない。いつから歯科医院に通うのか、歯磨きはどうするのかも気になる疑問だろう。開業当初から家族ぐるみで通う患者が多い「中矢歯科」。キッズスペースの設置や保育士の常駐など、小児とその家族が通いやすい工夫を随所に凝らしているクリニックだ。「小児の予防歯科は早ければ早いほどメリットは大きい」と話すのは、院長の中矢崇先生。乳歯が生えてくる生後半年から1歳のうちに歯科医院通いを始めると、環境に慣れるトレーニングになり、歯科に恐怖心を抱かずに済みやすいという。矯正も得意とする同院は、予防とともに噛み合わせの相談にも対応。中矢院長に受診開始の時期や診療の流れなど、小児の予防歯科についてさまざまな話を聞いた。

(取材日2021年11月5日)

歯並びも含め口腔内全体の管理を行う小児の予防歯科。トレーニングも兼ねて環境に慣れることからスタート

Q小児の予防歯科ではどんなことをするのですか?
A
中矢歯科 さまざまな口腔内の悩みの相談に乗ってくれる

▲さまざまな口腔内の悩みの相談に乗ってくれる

年齢によって異なりますが、幼稚園や小学低学年の場合、虫歯や歯並び、噛み合わせ、口腔機能に関わる筋機能の発達、発声、発音障害などをチェックしていきますので、成人の予防歯科とはまったく異なります。反対咬合の場合は3歳くらいから治療を始めることができますし、ほかの歯の噛み合わせや歯並びを見ていかないといけませんから、遅くても3歳までには一度受診してください。また、4~5歳になると永久歯が生えてきますので、そこからは本格的な予防を開始します。お子さんの歯はやわらかく虫歯の進行が早いため、虫歯ができやすいお子さんは毎月、何もないお子さんでも3~4ヵ月に1回のペースで来ていただいています。

Q受診するタイミングや頻度はどうでしょうか?
A
中矢歯科 子どもの受診は早いほうがいい

▲子どもの受診は早いほうがいい

乳歯が生えてくる生後半年から1歳までの間に一度受診することをお勧めします。トレーニングも兼ねて環境に慣れるところから始めていただきたいので、早ければ早いほどいいです。乳幼児であれば泣きはしても力が弱いのでお母さんに押さえてもらってフッ素が塗れますが、6、7歳で歯科が初めてとなると怖がって難しくなります。体動が強いお子さんは抑制しないといけませんから余計に歯科が嫌いになるでしょうし、5分で済む処置も30分以上かかったりします。早いうちから少しずつ歯科医院に慣れてもらって、恐くない、痛いことをしないということがわかれば、お母さんが待合室にいても徐々に1人で診療が受けられるようになるはずです。

Q診療の流れについて教えてください。
A
中矢歯科 できるだけ安心して治療が受けられるよう配慮している

▲できるだけ安心して治療が受けられるよう配慮している

まずは、お口の中の診査ですね。どれだけブラッシングやお母さんの仕上げ磨きができているかをチェックし、磨き残しがあれば、正しい仕上げ磨きの方法をアドバイスします。場合によっては染め出しで歯垢の確認をすることもあります。その後、問題がなければフッ素塗布、年齢に応じて奥歯の溝にシーラントといわれるプラスチック樹脂を埋める虫歯の予防も行います。当院はお子さんの受診をきっかけにお母さんも診療を、となり、続いてお父さんが来院されるパターンが多く、ご家族で受診される方が多いんですよ。ですので、親御さんが治療しているところを隣でお子さんに見てもらって「大丈夫なんだ」と思ってもらえるようにしています。

Q恐怖心のあるお子さんに対してどんな配慮をしていますか?
A
中矢歯科 小児予防歯科の目的は歯並びも含め口腔内全体の管理

▲小児予防歯科の目的は歯並びも含め口腔内全体の管理

恐くて治療ができないお子さんには、お口の中の状況によりますが、例えば1~2週間に1回のペースで連れてきていただき、まずはトレーニングをしていきます。自分でできるようになるのを待つ、もしくは少し抑制した状態で治療をしてだんだん抑制を解いていき、最後は自分で座って少しぐずりながらも口を開けるという状態までもっていきます。どうしても治療ができないというお子さんには、笑気吸入鎮静法を用います。笑気ガスを鼻から吸い込んでもらうことで、軽くリラックスした状態をめざします。多くの場合子どもは口で息をするので鼻で吸う練習が必要ですが、保険適用ですので気になる方は一度ご相談ください。

Q子どもの歯を守るために、普段の生活で気をつけてほしいことは?
A
中矢歯科 子どもの口の中に関心を持つことが重要

▲子どもの口の中に関心を持つことが重要

お子さんが自分で歯磨きをしたがる場合はさせてあげてください。ただし必ずお母さんが仕上げ磨きをしてあげましょう。あと、穴が開いている、変なところから歯が生えてきたなど、お口の中に何かしらの異常を見つけた場合は、できるだけ早く歯科医院に連れていくのが親御さんの役目だと思います。大事なのは、お子さんの口の中に関心を持つこと。永久歯が生えてこないというのも、お母さんでないとなかなか気づけませんから、何か異常を感じたらすぐに連れて来てください。今後もこうした予防に対する患者さんの意識改革に力を入れていきたいです。

ドクターからのメッセージ

中矢 崇院長

開業して13年もたつと、当時4、5歳だったお子さんが高校生や成人になっていて、こんなに大きくなったんだと感慨深くなります。小さな頃から定期的に通っている子だと、お母さんから「矯正してほしい」と言われることもありますし、私も必要だと感じた場合は勧めたりしていますが、そういう子はたいてい虫歯もなく健康な口腔環境を維持している印象です。小児予防歯科の目的は歯並びも含め口腔内全体の管理なので、それがしっかり維持できている患者さんが年々増えるのは喜ばしいことです。また、小さいお子さんがいる場合、家族の中に保菌者がいるとお子さんに移してしまいますから、ご家族みんなで歯科医院に通っていただくのが理想ですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/10万4500円~

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