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藤原 士郎 院長の独自取材記事

藤原歯科医院

(神戸市垂水区/垂水駅)

最終更新日:2021/10/12

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神戸市垂水区の本多聞4丁目バス停より東へ徒歩2分。交通量の多い交差点の角にある「藤原歯科医院」は、地域住民が通うかかりつけ的な存在の歯科医院。院長の藤原士郎先生は患者が来院しやすい雰囲気にするため、外観や内装にもこだわったと語る。医院の大きな窓からは陽光が差しこんで明るく、開放感がある空間。診察チェアは、中庭にあるオリーブの木がどこからも見られるよう放射線状に設計されている。藤原歯科医院では治療だけでなく、歯が悪くならないための予防にも注力。高齢者にニーズのある訪問診療にも対応している。「日本ではまだまだ予防のために歯科医院を利用する方が少ない」と話す藤原院長。そんな藤原院長に、口腔内の環境悪化がもたらす危険や訪問診療時の心がまえなどについて聞いた。

(取材日2019年6月5日)

歯科衛生士を多く配置し、治療だけでなく予防にも注力

まず、クリニックで注力していることを教えてください。

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当院はお子さんからご年配の方まで幅広い年代の方が来ていらっしゃいますが、その中でも特にご年配の方が多いクリニックです。そのため義歯にはいろいろなバリエーションをもたせて材料にもこだわっています。また、当院には歯科衛生士を多く配置していますので、治療するだけでなく、予防も力を入れているのも特徴です。日本は欧米に比べると、歯の予防に対する認識が低いといわれています。「歯科医院に行くのは歯が痛くなったとき」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、痛くなってからだと麻酔が効きにくかったり、治療時に少し痛んだりなどの問題が生じることもあるんです。そうなると、歯科医院に対して悪い印象をもってしまい、病院への足取りも重くなってしまうという悪循環に陥ってしまいますよね。ですから、歯が悪くならないように、歯科医院も美容院と同じ感覚で定期的に通ってもらえるよう声かけもしています。

診療時に先生が気をつけていることはありますか?

どうしても歯科医院に対してネガティブなイメージを持っていらっしゃる方が多いと思いますので、威圧的な雰囲気だけは出さないようにしています。患者さんのお名前はしっかり覚えて、必ず名前でお呼びするようにする、診療時はマスクを外して自分の顔を見せるなど、患者さんが不安になることがないように気をつけていますね。

おしゃれなクリニックで外観や内装にもこだわりを感じます。

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外観は来院しやすい環境をつくりたいと思い、カフェのようなデザインに設計してもらいました。いい意味で歯科医院らしからぬ外観だったので、建設中はケーキ屋だと思っていた方もいらっしゃったようですよ(笑)。建物の正面には窓がないので、診察室は陽の光がたっぷり入るように大きな窓にして、明るく開放感のある空間にしました。窓の外には中庭があり、そこに1本の大きいオリーブの木が立っています。緑は癒やしになるといいますから、この木がどこに座っても見えるよう放射状に診察チェアを配置してもらいました。あとは、患者さんから治療器具が見えないようにイスの位置にも配慮しています。やはりドリルや歯を削る機械が目に入ると、怖がってしまう患者さんもいますからね。手間はかかりますが、その一手間をかけるとことで患者さんの恐怖心が和らぐならと思い、そういった部分にもこだわりました。

訪問歯科診療では、なぜ口腔ケアが必要かを丁寧に説明

藤原歯科医院では訪問歯科診療もされていると伺いました。

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開院当時には訪問歯科診療をしていなかったのですが、老人ホームの方やケアマネジャーさんからお声がけをいただき、次第に件数も増えてきました。今は週に数回私か勤務医が交代で自宅や施設を訪れ、診察にあたっています。ご自身で通院できなくなった方の歯の治療や、歯磨きができなくなった方の口腔ケアをすることが多いですね。日本ではご高齢の方は肺炎でお亡くなりになる方が多いのですが、歯がその原因の1つになっているという話はご存知でしょうか? 実は、歯は健康に大きく関わっているという事実を知らない方がほとんどで、「歯磨きをしなくても死なない」「歯はなくなっても大丈夫」と考えている方もいらっしゃるような気がします。

確かに歯が健康と密接に関係するという意識は、あまりないかもしれません。

ご高齢で寝たきりになると、お話をする機会も減ってきますし、嚥下機能も低下してきます。そうなると唾液の循環が悪くなり、口内に菌が充満しやすくなってしまうんですね。ご高齢の方がよく患う「誤嚥性肺炎」が死亡原因の上位にあがってきているのも、歯と関わりがあります。なぜなら、誤嚥性肺炎は口腔内に充満した菌が肺に入ることによって引き起こるといわれているからです。だからこそ、そうならないために定期的に頬の内側や歯茎もきれいにする口腔ケアが必要なんですね。訪問診療を行うときには、患者さんのご家族や施設の方にも「なぜ口腔ケアが必要か」ということをしっかりと説明して、ご理解いただけるよう心がけています。われわれは週に1回訪問するのですが、やはり日常的なケアが大事です。われわれと同じようにするのは難しくても、できるだけそれに近い形でお手入れをしていただけるようご家族や施設の方に伝えていくようにしていますね。

先生の勤務医時代には訪問診療はあったんでしょうか?

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私が勤務医として働いていた頃は、まだまだ訪問診療が浸透していませんでした。今でこそ業者が橋渡し役となって歯科医師と施設とをつないでくれますが、やはり当時は来院してもらうスタイルが一般的でしたね。そんな中、私が勤務していたクリニックでは訪問歯科診療にも力を入れていましたので、今の診療に役立っている部分はたくさんあります。技術面ではもちろんのこと、考え方など、いろいろと教えていただき、学ぶことが多かったですね。

地域住民に愛され続けるかかりつけ歯科医院をめざして

仕事のやりがいは、どんなところに感じますか?

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歯科医院というのは、「痛い」「怖い」などネガティブなイメージをもって来院される方も多いでしょう。それでも治療が終わって「痛い」「噛めない」の状態から解放されて、喜んでもらえたり、笑顔になってもらえたりしたときは、やっぱりうれしいですね。自分の診療によって患者さんが笑顔になるところを見ると、「この仕事で良かった」と思います。先日も長く治療に携わっていた患者さんに、町で「先生」と声をかけられることがありました。そういって声をかけていただけることもうれしいですね。私が歯科医師をめざしたのは、医師の家系だったという月並みな理由でしたが、今では「仕事が楽しい」「自分に向いている仕事だ」と思っています。

お忙しい日々だと思いますが、休日の過ごし方について教えてください。

旅行が趣味で、休日にはよく出かけます。淡路島など自宅から1時間ほどで行ける範囲の小旅行が多いですね。あとは運転も好きなので、車でドライブを楽しみながら旅行へでかけたり、映画を観たりして過ごしています。

健康のために何かやっていることはありますか?

運動もあまりしていませんし、食べ物にも一切気をつけていないので、私が教えてほしいくらいです(笑)。ただ、常に思い通りにいかないことを前提に進めているので、ある程度のストレスは仕方ないと思っています。どうしても人の体を触っていることですから、予期せぬ出来事が起こることもあります。そのときはストレスをためないために「これは当たり前のこと」と思うようにしています。

最後に、今後の展望を教えてください。

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垂水は私の生まれ育った地元ですので、これからも地域のかかりつけの歯科医師として、そして地域に愛されるクリニックとして地域貢献ができるよう頑張っていきたいと思います。また、一般的な治療はもちろん、歯が悪くならないための予防や訪問歯科診療にも引き続き注力していくつもりです。先ほども話したように、口腔内環境が悪化することで病気になることも。ご高齢の方でご自身で歯磨きが難しい場合は、ご家族や施設スタッフがケアをする必要がありますが、ほかにやるべきことが多くてそこまで手が回らない場合もあるでしょう。そんな悩みを抱える方のサポートをするために、私たちがいます。そのほか、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングなど審美面に配慮した診療も行っていますので、興味がある方はご相談ください。当院はカフェのような雰囲気のクリニックですので、若い方にも気軽に来院していただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/28万円~、審美歯科(ハイブリッドインレー)/3万1100円~、ホワイトニング/1万5000円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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