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吉田 真一郎 理事長の独自取材記事

よしだ歯科

(箕面市/千里中央駅)

最終更新日:2021/10/12

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大阪のベッドタウンとして知られる箕面市。緑豊かな閑静な町並みが魅力で幅広い世代に人気の街だ。この箕面の地に12年前に開業した「医療法人スマイル会 よしだ歯科」。通りに面したひときわ目を引く2階建てのクリニックは白を基調としたスタイリッシュな外観だ。院内の待合室は大きな窓から光が差し込み明るく開放的で清潔感を感じられる。理事長の吉田真一郎先生は医師と患者という関係だけではなく一人の人間として寄り添うことを心がけており、「患者さんが今まで出会った歯科医師の中で一番信頼できると思ってもらえるような治療をしたい」と穏やかに話す姿が印象的だった。子どもから高齢者まで地域の幅広い世代から愛されている吉田理事長に開業のきっかけや経緯、診療のモットーまでじっくりと話を聞いた。

(取材日2017年12月6日)

スタッフ全員が一体となりより良い医療につなぐ

この地に開業した理由や経緯を教えてください。

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私は高知県出身で大阪には親戚も知り合いもいませんでした。ここ箕面の地を選んだのは、岡山大学歯学部卒業後、大阪大学歯学部口腔外科へ入局し、初めて住んだここ箕面の地を愛したからです。緑が多くありながら梅田まで20分程度というアクセスの良さから、漠然とこんな所で将来開業できたらな、というイメージを抱いていました。実際にこの地で開業を決めた当初は小高い丘状の土地だったのですが、患者さんの目線に合わせて低くして、道路から見てもここが正面入り口とすぐにわかるように、誰でも気軽に来やすい医院を意識して開業しました。

開業から12年ですが今日までどのような日々でしたか?

ありがたいことに開業当初からたくさんの患者さんに来ていただいて、順調な日々でした。しかし実はスタッフとの関係は良好とは言えず、初めの数年は悪戦苦闘していたんです。自分の力不足と余裕のなさが原因だとわかっていても、なかなか歯車がうまく回らず、医院名のとおり「みんなスマイル」を心がけていたのに思うようにいかないのが実情でした。そんな矢先、以前の職場で一緒に働いていた寿木藍(すきあい)さんが当院で働いてくれるようになり、それが自分自身を見直すきっかけになりました。「うちで働いてくれるスタッフに感謝しよう、期待に応えられる院長になろう!」と、言動や行動に気を付けるようにしたところ、どんどん院内の雰囲気が良くなりました。スタッフ一人ひとりの最大限のパフォーマンスが集まって当院があると思いますし、今はどこにも負けないくらい高いモチベーションを持つスタッフの集団であると誇りに思っています。

とても広い院内ですね。内装やデザインでこだわったところはありますか?

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開業10年の時に院内のリニューアルをしました。50代、60代の方にも満足していただけるように落ち着いたホテルのラウンジのような空間にしようと思い、沖縄のホテルをイメージしてつくりました。琉球ガラスでつくったステンドグラスや海の中をイメージしたスカーフなどを飾り、緑豊かな箕面でありながら海も感じられる落ち着いた空間づくりがこだわったところです。また、いつも頑張ってくれているスタッフにも落ち着いた空間で安心して働ける場所を提供したいなという気持ちも強くありました。

歯だけでなく患者の心に向き合う

先生が歯科医師をめざされたきっかけを教えてください。

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よく「実家も歯医者さんですか?」と聞かれるのですが、私の父は猟銃メーカーに勤務する会社員で、母は地域で婦人服の販売の仕事をしていました。医療が身近な環境というわけではなかったのですが、中学1年生の時に野球部の練習試合でサッカーゴールにぶつかって歯を折ったんです。その際に歯抜け姿を友人に笑われたのが子ども心にとても恥ずかしく、人前で笑えなくなってしまったんです。そこで歯科医師をしていた私の叔父に入れ歯を作ってもらったところ、また以前のように笑えるようになりました。それがとてもうれしかったんですね。その時に「自分のような傷ついた子を笑顔にしたい、人の役に立てる叔父のようになりたい!」そう思ったのが歯科医師をめざしたきっかけです。

岡山大学歯学部を卒業後、どうして大阪大学歯学部口腔外科に入局されたのですか?

若いうちにたくさん勉強のできるところ、たくさん患者さんが来て忙しいところ、たくさんの経験ができるところ、この3つがかなうところで修行したいと思っていました。患者さんの多様な症例を診ることができるところで考えると大阪か東京かどちらかだな、と考え大阪大学歯学部口腔外科に決めました。あと、私は大阪に本拠地を置くプロ野球球団のファンなので、大阪だと毎日テレビ中継が見られることも決め手だったかもしれません(笑)。

大阪大学歯学部口腔外科での勤務はどのような日々でしたか?

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正直すごく厳しくて毎日必死な日々でした。でも忙しく大変な日々の中、勉強になったことは数知れません。今でもその時に学んだことがふとしたときに生かされていると感じることがあります。例えば、患者さんの大量出血、容体の急変など、いざというときの修羅場の対応にはすごく強くなったと感じます。また、心臓や脳に疾患がある患者さんで普通の治療ができないケースにはどのようにすれば治療ができるかを考え、歯だけでなくできるだけ全身の状態を見ることを常に意識していました。そしてそれだけでなく心までしっかり見る。同じ症状でも患者さんの受け取り方や感じ方は人それぞれです。だから歯だけでなく全身、さらに心まで視野を広くして診る、そんな習慣づけの基礎が身に付きました。

患者に寄り添うアドバイザーとして適切な医療を提供

患者さんはどのような方が多いですか?

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子育てしやすい町として最近人気のある箕面ということもあってか、子育て世代のママさんのクチコミで広い範囲からお子さん連れの方が来られています。最初の取っ掛かりはお子さんというケースが多いですが、そこからお父さんお母さん、さらには祖父母や親戚もと結果的に家族みんなで来てくださる方も多いので年齢層は幅広いですね。

お子さんの歯を守るためのイベントを開催されているそうですね。

はい。子どもたちに健康な歯を守ることの大切さに気づいてもらえるようなきっかけづくりをしています。子どもの歯を守りたいお母さんのための母親教室をはじめ、6月は虫歯予防のフェスタ、12月は歯医者さん体験のイベントなどを開催しています。子どもたちには話して教えるよりも実際に体験したほうがより心に残るだろうなと思い、このイベントを始めました。3歳から12歳までのお子さんが参加できます。白衣を着た子どもたちは本当にかわいいですよ。

たくさんの取り組みをされていますが、先生のモットーを教えていただけますか?

モットーは、患者さんが「今まで会った歯科医師の中で一番信頼できる」と思ってもらえるように、どんなときでも患者さんに寄り添って治療することです。医師と患者という枠ではなく、一人の人間として寄り添う、常に患者目線に立って考えることを心がけています。治療に関しても患者さんに選択肢があると考えていますので、メリット・デメリットをお伝えした上で最終決定は患者さんにしてもらうようにしています。

今後どのような医療を続けていこうとお考えですか?

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「予防歯科を極める」というスマイル会よしだ歯科の考えと、患者さんとの関わり方の信念は変わりませんが、新しい手法やツールが増え、医療の流れも日進月歩で変わっていきます。これからもこの箕面の地で、より患者さんにプラスになるような情報を日本中世界中から集め提供し、常に患者さんに寄り添うアドバイザー的存在でありたいと思います。箕面は大阪でも子どもの虫歯が少ない地域ですが、今後は大人の歯周病予防でも箕面が一番歯の残っている健康な地域になれるよう、歯科医師としてこれからも精いっぱい尽力させていただきます。

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