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市橋 正昭 院長の独自取材記事

りんご歯科

(丹羽郡扶桑町/扶桑駅)

最終更新日:2020/04/10

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丹羽郡扶桑町の郊外にある「りんご歯科」は市橋正昭院長が2004年に開業した歯科医院だ。「いかなる場面でも、最優先すべきは患者さんが納得のいく治療を提供すること」と語る市橋院長は、患者の希望に応えるため多種多様な歯科診療に応じている。加えて診療を通じて歯を守る大切さを啓発するなど、予防歯科を重視した診療も展開。「きちんと噛める口元を守るのが歯科医師の役割」と語り、診療の傍ら母校である朝日大学歯学部では非常勤講師も務めるなど、次を担う世代の歯科医師の育成にも力を注ぐ市橋院長。そんな院長に、診療にかける思いを聞いた。
(取材日2017年6月12日/再取材日2020年3月18日)

患者の希望に応える診療や環境整備に力を尽くす

木目を基調とした温かな雰囲気の院内が印象的ですね。診療環境のこだわりについて教えてください。

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ありがとうございます。ただ、僕が思い描く理想の診療環境をつくるのは一筋縄ではいかなくて、実はこれまで3回もリフォームしたんです。そのかいあって、現在は良い環境が整ったのではないかと思っています。個室タイプのカウンセリングルームの設置は先回のリフォームでこだわった点の一つで、患者さんのプライバシーに配慮しつつお話しできる環境が整いました。また、これを機に十分時間をかけてカウンセリングを行う診療体制に整え直したので、以前に増して患者さんの治療に対する要望や嫌なポイントなどを把握できるようになり、より強い信頼関係が築けるようになったと感じています。やはり、いきなり診察チェアに座ってお話しすることとなると、患者さんも身構えてしまいますからね。歯科医院はどうしても「治療“される”ところ」と思われがちですが、そんなところではないよと知ってもらいたいですね。

院内奥にはブラッシングコーナーを用意しているのですね。

これもリフォームの際、虫歯や歯周病の予防管理や、矯正治療中のブラッシング指導に役立てたいとの思いから新たに設置しました。あえてご家庭の洗面スペースと同じような造りにしたのも、こだわりポイントです。ブラッシングは日頃から患者さん自身に行ってもらうものですから、日常生活に近い環境で指導を受けることで、より実践的なポイントに目を向けられると考えました。それと、当院ではブラッシング指導に際して染め出しを行っているのですが、染め出し用の薬剤がチェアや診療スペースに付着してしまうと、衛生的にも見た目の清潔感としてもあまりよろしくありません。ブラッシングコーナーであれば指導後の清掃もしやすいので、衛生管理の面でもメリットがあると思っています。

院長が歯科医師をめざすようになったきっかけを教えてください。

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僕自身、子どもの頃は歯が悪くていろいろと苦労していたんです。歯科医院に何度も通いましたが、やっぱり歯の治療は楽しいものではありません(笑)。そうした経験があったので、進路を決める頃には「周りの人に同じ思いをさせたくない」という思いが強くなっていて、歯科医師をめざすことを決めました。歯科の中でも専門に選んだのは小児歯科です。子どもは大人と違って警戒心が強いですし、歯医者さんが苦手な子も多い。だったら小児歯科を勉強すれば、子どもの患者さんとの上手な接し方がわかるようになって、それが大人の患者さんとのコミュニケーションにも生かせるのではないかと考えました。

「噛める口元」を守るため、多種多様な診療に対応

こちらではどのような診療に対応されているのですか?

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虫歯や歯周病も治療しますし、矯正治療、インプラント治療、親知らずの抜歯、義歯治療など歯科全般の診療に対応しています。患者層はお子さんを中心にご高齢の患者さんもいて、幅広いですね。クリニックの周辺にお住まいの方がほとんどで、ご家族で通う方もたくさんいらっしゃいます。平日は夜8時まで診療をしているので、駆け込みで受診されるビジネスパーソンの方も珍しくないです。オールラウンドな診療を行っていると、例えば矯正治療中に虫歯治療が必要になった場合にも、基本的には当院内で治療が完結できるので、患者さんにとって利便性は高いのではないかと思います。ただ、歯科医師は僕だけですし、できることには限りもあります。ですので、難しい抜歯など難症例の治療に際しては、大学病院の口腔外科の先生を招いて治療にご協力いただくなどしています。

診療のモットーを教えてください。

患者さんが歯科医院を受診するきっかけのほとんどは何かしらの「困り事が起こったから」だと思います。ですので、まず主となる困り事の解決を最優先して診療を進めていきます。加えて、意識して行っているのが、予防歯科の取り組みなど「歯を守る大切さ」などの情報をお渡しすること。いかなる治療も、予防に勝るものはありません。歯を削ったり抜いたりすればそれだけ患者さんの体に負担がかかりますし、予防によって健康な状態が保てるのが一番です。ただ、この考えを押しつけたりはしません。価値観は人それぞれですし、たとえ専門家であっても「こうあるべきだ」と強制するのは違うと思います。目の前の人の価値観を受け入れ、必要な診療を提供する。これに尽きます。

患者さんと接する上で大切にしていることは何ですか?

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とにかく患者さんと話す時間を大切にしています。当院では歯科助手スタッフがカウンセリングを行っていて、治療を始める前には資料を使って今のお口の状態を説明し、患者さんの思いにじっくりと耳を傾けます。そして、カウンセリングで集めた情報をもとに治療計画を決めていきます。治療が終わった後も同様で、その日の治療内容やその後の予定などを細かく説明し、患者さんのご要望を確認していきます。例えば、周辺の企業にお勤めの患者さんの中には海外出張を控えている方もいて、出張前には応急的な治療だけにして、出張が終わってから本格的に治してほしいというケースも。そういった細かな願いを聞いて、できるだけ患者さんの思いに近づけることが大切だと考えています。

患者の笑顔を糧に、これからもより良い診療を追求する

歯に関する情報発信にも積極的に取り組まれていますね。

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「りんご通信」は歯に関するさまざまな情報を載せた、定期発行の手作りの通信で、2020年3月には130号を迎えました。他にも、お悩み相談室やりんご歯科ブログなどで、さまざまな情報を発信しています。衛生管理やブラッシングの仕方など、お口の健康についてはなかなか学校でも教えてもらえませんし、学ぶ場所ってあまりないですよね。ですので、知識として持っていただきたい情報の発信を続けています。あとは年1回くらいのペースですが、お子さんを対象に院内イベントを開催して、歯科医院がどんな場所なのかを知ってもらう機会を提供しています。

歯科治療・予防管理という仕事で喜びを感じるのはどんなときですか?

何においても、患者さんの笑顔を見られるのが一番の喜びです。先日も歯列矯正で通っていた患者さんが装置を外したとき、にっこりと笑って「ありがとうございました」と言ってくださって、僕もすごくやりがいを感じました。患者さんと信頼関係を築けたと実感できるのも、うれしい瞬間です。子どもの頃から通っていた患者さんが夏休みにクリニックに来て、「帰省したついでにメンテナンスに来ました」と言ってもらえると、患者さんとの絆を感じるような温かな気持ちになります。患者さんは治療が終われば目的を達したことになります。ですがその後もメンテナンスに来てくれる方もいるのは、メンテナンスに取り組むことに価値を見出してくださったから。それに応えるためにも、今後も全力で診療に取り組んでいかないといけませんね。

今後の展望をお聞かせください。

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義歯治療の精度をより高めていきたいと考えています。総入れ歯でもきちんと噛める人もいれば、何度調整しても噛み心地が改善しない人もいる。調整の質がそのまま噛み心地の質を左右するのですから、歯科医師や義歯を作製する歯科技工士の手腕が問われる奥深い治療といえます。だからこそ、歯科医師としてきちんとその腕を磨いていきたいと思っています。たとえ義歯になっても、きちんと噛める口元を維持できれば食事を楽しむことはできますから。もちろん、自前の歯に勝るものはありません。日頃のセルフケアや定期検診を通じて天然歯を守り、それでも治療が必要になった場合には費用的にも身体的にも患者さんの負担が少なく、噛み心地の良い治療をめざす。それが歯科医師である僕の役割だと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/資料採り2万円~、初期・一次矯正10万円~ インプラント治療/1歯30万円~ ホワイトニング/オフィスホワイトニング8000円~ ハイブリッドセラミックス/インレー:2万8000円~、クラウン:4万円~

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