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伊達 浩 院長の独自取材記事

だて歯科クリニック

(岡山市南区/備前西市駅)

最終更新日:2026/05/22

伊達浩院長 だて歯科クリニック main

JR宇野線「備前西市」駅から徒歩1分、大通りに面した場所で、2006年から診療を続ける「だて歯科クリニック」。自然光が明るく差し込む院内は、清潔感がある落ち着いた内装。個室の診療スペースやキッズスペースを備え、歯科用CTや歯科用レーザーなど先進の機器も並ぶ。院長の伊達浩先生は、患者一人ひとりの要望に細かく対応すること、そして、大切な歯を長持ちさせて健康的な生活を送ってもらうことをめざす。同院では、虫歯や歯周病の治療から歯科口腔外科と、幅広く歯科医療を提供し、中でも噛み合わせ・歯ぎしりの治療や予防歯科に力を入れている。インタビューでは笑顔を絶やさず、専門的な内容にも話が及んだが、わかりやすい言葉でかみ砕いて説明し、こちらの素朴な疑問にも丁寧に答えてくれた。

(取材日2026年3月18日)

末長く大切な歯を守ることをめざす

診療理念をお聞かせください。

伊達浩院長 だて歯科クリニック1

歯科医療を通じて、地域の皆さんの健康で幸せな生活を送るためのお手伝いをすることが、開業当初からのコンセプトです。地域のクリニックとして、細かいニーズになるべくお応えしたいと考えています。近くにある岡山大学病院では専門性の高い診療を提供しているので、当院では、患者さん一人ひとりの細かなお悩みに対し、できるだけ耳を傾けて相談に乗り、解決していくお手伝いをしていきたいですね。診療においては、なるべく痛くない治療を心がけ、できるだけ歯を削ったり抜いたりせず、末長く、ご自分の歯で健康的な生活を送っていただくことをめざしています。

院内の雰囲気づくりで心がけていることはありますか。

当院では、患者さんとのコミュニケーションを大切にすること、スタッフ同士が連携することを心がけています。患者さんには常に笑顔で接して、話をしっかり聞き、丁寧に説明を行うようにしています。そして、スタッフ間でも思いやりを持って信頼関係を築くことをめざしています。また、時代とともに働き方も変化しているので、ワークライフバランスも考慮し、スタッフが働きやすい環境づくりにも力を入れています。スタッフが気持ち良く仕事に臨めることが、円滑なコミュニケーションや院内の雰囲気の良さにつながるので、ひいては患者さんのためにもなると思うのです。

どのような患者さんが多く来院しますか。

伊達浩院長 だて歯科クリニック2

近隣の方が多いですが、ホームページを検索して少し遠方から足を運んでくださる方もいます。この地域は転勤してきた方も多く、現役世代が中心なので、若い患者さんが多く、ご高齢の患者さんは少ないですね。お悩みとしては、やはり虫歯や歯周病の治療、クリーニングなどの一般的な歯科診療での受診が多いです。当院では、小児矯正や、ホワイトニングなどの審美分野などにも幅広く対応可能です。また、私はこれまで歯科口腔外科を学んできたので、親知らずの抜歯、インプラントなど歯科口腔外科治療は得意分野です。特に力を入れているのは、噛み合わせ・食いしばり、顎関節症の治療です。

歯の寿命を左右する噛み合わせの治療に注力

噛み合わせ・食いしばりや顎関節症の治療に力を入れているのは、なぜですか。

伊達浩院長 だて歯科クリニック3

勤務医時代に、噛み合わせが口腔内の健康や歯の寿命を左右すると学びました。例えば、歯の詰め物が取れたり、銀歯が割れたりして受診される方は、粘着力の高い食べ物のせいだとか、接着剤や義歯の素材が原因と思いがちですが、実は、噛み合わせや食いしばりなどの問題が根本にあるケースが多いんです。歯に過剰な力がかかってしまうので、ご自身の歯も亀裂が入ったり、欠けたりすることがあります。また、睡眠中の歯ぎしりも問題です。歯ぎしりでかかる力は、昼間に食事で噛む力の2倍以上といわれ、歯がすり減ったり欠けたりするだけでなく、歯茎の骨にもダメージを与え、歯周病の悪化にもつながります。さらに、口の健康にとどまらず、頭痛や肩こり、姿勢の変化など、全身に影響を及ぼすこともあり、非常に重要なのです。

歯並びが悪い人は噛み合わせに問題があるのでしょうか。

実は、歯並びと噛み合わせは必ずしも関係があるとは言えません。歯並びは単純に見た目の問題で、噛み合わせは噛み合った時の位置の問題。だから、歯並びが悪くても噛み合わせがいい人もいれば、逆に、歯並びが良くても噛み合わせが悪い人もいます。まったく無関係だというと語弊がありますが、歯並びと噛み合わせは別のものと考えたほうがいいでしょう。例えば、きれいな歯並びにするために矯正治療をして、顎関節症になる方は少なくありません。顎の関節と噛み合わせる位置が生理的に適していなければ、負担がかかり、食いしばりが強くなってしまうのです。

噛み合わせ・食いしばりや顎関節症の診療について教えてください。

伊達浩院長 だて歯科クリニック4

まず、問診や視診を行い、歯科用CTで顎関節や歯、歯槽骨などに異常がないかを調べます。診断が確定したら、マウスピースを装着します。睡眠中に装着することで、歯と歯の接触や歯ぎしり、食いしばりを改善し、顎関節にかかる負担の軽減を図ります。顎関節への負担軽減を図ることで症状の緩和につなげるのはもちろん、睡眠中の歯ぎしりなどの癖の改善も図り、原因から解決をめざします。マウスピースは口に合わせて作製しますが、まず1週間から3週間ほど使用していただいたら調整し、その後もフォローしていきます。気をつけていただきたいのは、たとえ症状が改善しても、自己判断で装着をやめないこと。歯科医師が許可するまで続けてください。使用しないでいると、また症状が出て装着しようとしても、合わなくなって使えなくなることもあるのです。また、頬づえやうつぶせ寝など、症状を悪化させる生活習慣を改善するための助言も行います。

気になることは気軽に相談し、定期検診も受けてほしい

診断を行う上で心がけていることはありますか。

伊達浩院長 だて歯科クリニック5

同じように「歯が痛い」と言って受診した場合も、さまざまな原因が考えられるので、まずは、じっくりと患者さんのお話を聞き、「この痛みはこれが原因ではない」というように可能性を除外し、消去法で判断していきます。実は、「歯が痛い」と言う場合、歯以外の場所に炎症を起こしていることが多いのです。「物を噛むと歯が痛い」という症状の原因が食いしばりで、歯を支えている歯根膜が圧迫されて炎症を起こしている場合もあります。「冷たいものがしみる」と、虫歯を疑うような症状も、知覚過敏だったりします。顎の関節は耳の前にあり、周辺の筋肉に痛みを感じることもあるため、「耳の奥が痛い」と耳鼻咽喉科を受診したけれど、「顎関節症の疑いがある」と言われて当院に来られることもあります。

患者さんに説明をする際は、どのようなことに注意していますか。

教科書に書いてあること、医学的に正しいことを一方的に話すことはしません。患者さんが何を求めているのか、どのような期待をしているのかを意識し、ニーズに合わせたアドバイスを、わかりやすい言葉でお伝えするようにしています。「取りあえず痛みがなくなればいい」という方もいれば、「長く自分の歯を使い続けるための治療を積極的にやってみたい」という方もおられますからね。当院では、末長くご自分の歯を使っていただけることを理念としています。予防や治療後のメンテナンスのために、定期的な受診をしていただくのが理想ですが、無理強いはしません。ただし、当面の治療だけでいいとお考えの患者さんにも、将来的にどのような問題が起こり得るか、そこに対するアプローチは、必ずお伝えします。

最後に、読者の皆さんへのメッセージをお願いします。

伊達浩院長 だて歯科クリニック6

大切な歯を守ることをモットーとする当院では、予防歯科に注力しています。虫歯や歯周病のチェックやクリーニングはもちろん、噛み合わせの問題を発見する機会にもなるので、定期検診にいらしていただきたいです。毎回、歯磨きのチェックをして、どこが磨けていないか印刷してお渡していますので、歯磨きの時に見返してご活用いただければと思います。また、歯ぎしりや食いしばりは、ほとんどの人がしているという研究結果もあり、他人事ではありません。私も食いしばりで奥歯に歯髄炎を起こした経験があり、マウスピースを利用しています。放置していると、歯がすり減って顎関節症になったり、歯や歯茎の骨に負荷がかかり、歯を失うことにもなりかねません。ご自分の歯を大切にしたい方は「こんなことで受診してもいいのかな」と遠慮せず、少しでも違和感があれば、来院していただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/27万5000円〜、インプラント/27万5000円〜、ホワイトニング/3万3000円〜