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山本 浩司 院長の独自取材記事

おおつかファミリー歯科

(蒲郡市/三河大塚駅)

最終更新日:2022/05/26

山本浩司院長 おおつかファミリー歯科 main

2022年に開業15周年を迎える「おおつかファミリー歯科」は、地域密着型のクリニック。入り口にはスロープが設けられ、院内は段差のないバリアフリー設計で、地域のさまざまな世代の患者を日々温かく迎え入れる。院長を務めるのは小児歯科を得意とする山本浩司先生。小児の患者が多いことから、来院する親子のために、院内には絵本やおもちゃがあるキッズスペースを備え、おむつ交換シートも設置するなど、隅々にまで配慮が行き届いている。「地域に根差し、地域の人のためになることを続けていくためには、まだまだ毎日が勉強の日々」と穏やかに語る山本院長に、今の想いと今後の展望を聞いた。

(取材日2021年12月16日)

患者が安心し、リラックスして通える場であるために

ミカンのイラストが描かれた手書き風看板も、院内の雰囲気も、明るくてかわいらしいですね。

山本浩司院長 おおつかファミリー歯科1

ありがとうございます。緊張感を感じさせない、「いかにもクリニック」という感じにしないというのが開業時のコンセプトだったので、そう言っていただけるとうれしいです。蒲郡はミカンの産地で、当院の向かいの山もミカン畑なんです。そんなことから、院内は清潔感のある白を基調に、やわらかい風合いと明るさを感じさせるミカンの色をアクセントカラーにしました。床は木目調にして、陽の光が差し込むように、天井を高く、窓も多く設けて開放的な雰囲気を心がけました。初めての方は特に、来院時緊張されていらっしゃると思いますので、なるべくリラックスして過ごしていただけたらいいなと思っています。

クリニック名も地元にちなんでつけられたと伺いました。

そうです。ここが大塚町なので、地元の方に親しみを感じていただけたらという想いと、ご家族で通えるクリニックにしたいという想いを込めて「おおつかファミリー歯科」という名前にしました。私自身、生まれも育ちも蒲郡なので、やはり地域に貢献して皆さんに喜んでもらいたいという想いは強いですね。開業してまもなく15年になりますが、まだ当院のことを知らない方もたくさんいらっしゃると思います。この記事やホームページなどを見て、もしいいなと思ったら、お気軽にお問い合わせ、ご来院ください。初めて来てくださった方も末永く通いたくなる、家族や友人にも紹介したくなる、そんな愛されるクリニックをめざして、日々反省や技術更新をしながら成長し続けていきたいと思っています。

来年開業15周年を迎えるにあたって今のお気持ちをお聞かせください。

山本浩司院長 おおつかファミリー歯科2

勤務医として経験を積んだ後、2007年に開業しました。当時私は30歳。若いですよね。今思えばもう少しいろんな経験を積んでから開業してもよかったかなと思うのですが、勢いもありましたから(笑)。この15年はさまざまな経験と勉強を重ねながら、少しずつこのクリニックの土台づくりをしてきた、そんな感じです。私の父も祖父も歯科医師なのですが、父は75歳になった現在も現役で診療や訪問診療をしていて。そんな父と比べると私はまだまだひよっ子のようなものなので、通い続けてくださっている患者さんのためにも、もっと研鑽を積んでお役に立てるようになりたいですね。前回取材いただいた当時、まだ小さかった2人の子どもも、来年には1人は高校生、もう1人は中学生になります。子どもの成長に負けないように、自分もこれからも日々成長していかなくてはと、気が引き締まる思いでいます。

先進の機器を活用し、一人ひとりに合った治療を提案

前回4年前の取材以降、何か変わったことはありますか?

山本浩司院長 おおつかファミリー歯科3

CT設備を導入したのと、歯科衛生士がそれぞれ患者さんのお口の中の将来を考えてくれて予防の大切さを伝えています。またスタッフもそれぞれの個性を生かして上手に患者さんに説明したり、対応したりしてくれています。歯科医院は歯科医師だけでは成り立ちませんから、スタッフとの連携やマネジメントも自分の大事な役割の一つだと考えています。平均寿命が長くなってきている今、患者さんの人生を考えた時、やはり健康はとても大事だと思うんです。私たちは口の健康だけでなく、全身の健康も守っていきたい。スタッフと協力して、これからは予防歯科にもさらに力を入れていきたいと考えています。

最近導入された新しい設備について教えてください。

歯科用の3DデジタルCTを導入しました。今までは一方向からの平面画像しか撮影できない従来のエックス線撮影装置と比べると、頭部の骨格全体を立体的に撮影できるため、多方向からよりわかりやすく見ていだだくことが可能になりました。主に矯正の診断に活用しています。

ここ数年は感染症予防対策が注目されていますが、何か新しく取り組まれたことはありますか?

山本浩司院長 おおつかファミリー歯科4

新型コロナウイルスが流行してから、患者さんからの問い合わせも増えているので、感染症の予防対策は徹底しています。受付には検温器とアクリル板を設置し、スタッフは基本的にフェイスガードを着用しています。当院では以前から、高圧蒸気滅菌器や口腔外バキュームなどの機器を活用して滅菌消毒にも取り組んでいましたが、新型コロナウイルス感染症の流行以降は、滅菌消毒の回数を以前よりも増やして対応するようになりました。診療のたびに、洗浄、消毒、滅菌を行い、滅菌した器具は衛生的に保管し、安全な診療を提供できるよう努めています。

地域に住む人たちの健康を末永く守り続けたい

リフレッシュはどのようにされていますか?

山本浩司院長 おおつかファミリー歯科5

外に出るのが好きなので休みの日に天気が良かったらサイクリングかドライブをしていることが多いですね。蒲郡に住んで長いものですから蒲郡好きの証として「蒲郡観光交流おもてなしコンシェルジュ」の資格を取ってみました。夜景が美しいスポット、海も街も見下ろせる場所など、まだ知らない地元のいいところを見つけるのが好きですね。街の規模は小さいですが海と山が近くにあり自然が豊かなのが蒲郡の魅力だと思います。近場で自然とふれあうことができるので短い時間でも日々の疲れをリフレッシュできます。

今後力を入れていきたいことは何ですか?

自分が得意としている矯正歯科の技術について、もっと研鑽を積んで向上していきたいですね。あとは、先ほど少しお話ししましたが予防歯科にも今まで以上に注力していきたいと考えています。予防歯科に取り組むとなれば、患者さんの体や人生のことを長いスパンで考えなければなりません。歯周病や虫歯の治療をすることももちろん大事ですが、対症療法だけではまた繰り返してしまうかもしれないですよね。食生活の偏りはないか、生活習慣はどうか、など継続的に関わっていかないと見えてこないこともあると思うんです。ですので、長く通っていただけるよう、まずは患者さんと信頼関係を築くことを大事にしながら、患者さんの健康を守り続けていきたいと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

山本浩司院長 おおつかファミリー歯科6

個々の状態により治療法も異なりますので、いつも丁寧なカウンセリングを心がけ、その方その方に合ったご説明をするようにしています。マウスピース型装置を使った矯正では、歯並びだけではなく、歯科用CTで額関節や骨格まできちんと確認しながら、安全性に配慮した診療計画のご提案を行っています。口は、食べ物の入り口であり、呼吸の出入り口でもあります。口を通して体全体の健康を守るため、さまざまな角度から歯科医師としてできることをやっていきたいと思っています。ぜひお気軽にご来院ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

子どものマウスピース型装置を用いた矯正 3万5000円~
大人のマウスピース型装置を用いた矯正 70万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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