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佐藤 牧 院長の独自取材記事

さとうクリニック

(川崎市中原区/武蔵小杉駅)

最終更新日:2019/12/06

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近年、高層マンションやオフィスビルが続々と建設され、目覚ましく発展を遂げている武蔵小杉。駅の南改札から徒歩4分ほどの場所にあるのは、“町の小さな総合病院”として幅広く診療を行う「さとうクリニック」だ。近代的な駅周辺の雰囲気とは一変し、昭和を思わせるなつかしい街並みにたたずんでいる。「地域のホームドクターとして、患者さんの体と心を診ながら、医師としての技を磨いていきたい」と話すのは、内科・外科・消化器科・肛門外科と幅広く診療を手がける佐藤牧院長。今回、診療方針や専門の内視鏡検査のこと、痔の治療やドイツ留学の話など、豊富な話題を取材した。「体調で困ることがあれば、まずは相談に来ていただけるとうれしいです」と語る佐藤院長からは、患者の健康を願う優しさが伝わってきた。
(取材日2017年12月21日)

さまざまな臨床経験を積んだ上で、開業を決意

武蔵小杉は駅周辺を中心に大きく変貌を遂げていますね。

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当院の周辺環境はそれほど変わっておらず、取り残された感じですが、駅を挟んで反対側の変化は目まぐるしいですね。駅周辺に高層マンションが次々に建設され、8路線が利用できる利便性からも、子育て世代が多く転入してきているようです。幼稚園生や小学生をよく見かけるようになったかなと。一方、昔から住んでいた方が高齢化して、年配の方も増えてきましたね。

地域の方々とのつながりも大切にされているのですよね。

そうですね。こちらは昔ながらの街並みが残っていて、地域の方々も仲が良く、まったく別世界の昭和のようですよ(笑)。患者さんも昔と変わらず、地域の方々を中心に通っていただいています。例えば、「先生、ちょっと具合が悪いんだけど……」とか、「とりあえず、さとうクリニックに相談してみよう」など、気軽な気持ちで来院していただいているので、うれしく思っています。診療時間外に商店街を歩いているときに、「やあ、先生! 元気?」と声をかけていただくこともあるんですよ。

開業以前はドイツ留学をされて、医療の現場をグローバルに体験されたそうですね。

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はい、もとから「医院を開く」という明確な目標があったので、それに向けて多くの臨床経験を積む必要があると考えていました。そのため、大学卒業後は学内の外科・消化器科・救命救急センターなどを経験した後に、ドイツのブラウンシュバイク市立病院に臨床留学をしました。ここでは最先端の医療を追求するよりも、ベーシックな医療技術を大切にしながら、確実に症状を改善していく方法を取っていたので、とても実践的な勉強ができたと思っています。というのも、日本では先端技術ばかりが持てはやされがちですが、「確実に治すには、どんな方法を取るべきなのか」という海外の医師の真摯な姿勢に感銘を受けたんです。帰国後は、地方病院の外科医長を務めた後に、当院を開院しました。これまでさまざまな経験を積み重ねてきたからこそ、今の診療ができていると自負しています。もちろん、現在も、常に新しい情報や技術を取り入れることに力を入れていますよ。

詳細な内視鏡検査により、病気の早期発見・早期治療を

先生が得意とされる内視鏡検査について、詳細を教えてください。

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最近、内視鏡検査機器や診察室等をリニューアルしました。デジタルエックス線撮影装置も導入し、以前よりきめ細かな診断ができるように改善しています。どうすればより鮮明に撮影し、精密に検査することができるかを日々研究しつつ、診療を行ってきましたが、リニューアルに伴い、画像の解像度がさらに上がったんです。詳細な診断に役立つNBI(狭帯域光)対応の経鼻内視鏡や拡大内視鏡・拡大大腸内視鏡などをそろえています。内視鏡は私にとって仕事であり、趣味でもあるので、うれしいですね(笑)。これからも極めていきたいと思っています。病気は進行すればするほど治すことが困難になるので、患者さんには早く受診していただき、病気の早期発見に努めたいです。当院の患者さんに対しては、がんやポリープなどさまざまな病気を未然に防げるよう努めていますので、安心してご来院ください。

内視鏡検査で特に大切にされていることは何でしょう?

患者さんに対して、痛みや恐怖感を与えないことです。例えば、当院では胃カメラを受ける患者さんの9割が、鼻から入れる内視鏡検査を選択されています。痛いか痛くないかは、医師の技量や信頼感にもよるものだと思いますが、幸い当院の患者さんはスムーズに検査を受けていただいているかと。場合によっては、麻酔をして、患者さんが痛みでつらい思いをしないように配慮した内視鏡検査を行うこともありますよ。痛みを感じにくい状態で検査を進めるので、「気がついたら終わっていた」という感じです。早期のがんなどの腫瘍は、このような方法で発見につなげることができます。また、私は長年、内視鏡検診の画像のチェッカーを行っており、これまで非常に多くの画像だけの診断にも携わってきました。早期発見のための“診る目”を常に養いながら、日々の診療に生かしています。

痔の治療についても経験を積んでいるとお聞きしました。

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はい、遠方から来られる患者さんも多くいらっしゃいます。イボ痔や切れ痔に悩む患者さんはとても多いのですが、初診時に患者さんがどういう症状で、どんな治療が必要なのかを説明するようにしています。早い場合は、その場で治療や手術を行うことも可能です。痛みを極力抑えて、手早く処置しますので、患者さんの負担は少ないかと。もちろん、症状や手術の種類によっては、他院を紹介することもありますよ。実は、肛門科の診療を「恥ずかしい」とためらったせいで、症状を悪化させてしまう方も少なくありません。あまり思い悩まずに、なるべく早い段階でお越しいただきたいです。ちなみに当院では、こうした一般診療以外に、自由診療で「ビタミン注射」なども行っています。

患者の体と心を診ながら、技を磨いていく

先生は、子どもの頃はどんなお子さんだったのでしょうか?

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それはもう、かなりやんちゃな子どもでしたね。先生や親に怒られるような、悪いこともたくさんしました(笑)。だから子ども時代に遊び切ったというか、やり残したと思うことはまったくありません。歯科医院の次男坊で、医院は兄が継いだため、好きなことを思う存分できる環境でもあったのでしょうね。最初は医師になるつもりはなかったのですが、高校2年生の頃に先輩が事故で亡くなるのを目前で見てしまい、人の命を助ける“医師”という仕事がいかに大切か、痛切に感じたのです。「将来は医師になろう! 外科医になろう!」と、そのとき心に誓い、まるで何かに導かれるように医師をめざし始めました。

先生の診療方針について教えてください。

患者さんの体と同時に、心も診ていくことを大切にしています。体と心を診ながら、医師としての技を磨いていくことが、私の目標なんです。あとは、当院は内科・外科・消化器科・肛門外科と幅広く診療を行っていますので、患者さん一人ひとりの主訴に向き合いながら、しっかりとできることを提供していけるように努めています。これまでの経験を生かしながら、さらに専門性を高めつつ、日々の診療を行っていきたいと考えています。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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最近では、この近辺にも新しいクリニックが増えてきました。患者さんの選択肢が増えたのは、とても良いことだと感じています。そんな中で、当院を選んでいただいた患者さんに対しては、最大限のできることを提供していくつもりです。いつまでも、人間味のあふれる医師でありたいなと。今後も、内視鏡検査の専門性を極めながら、幅広く地域医療に貢献していきたいと思っています。地域のホームドクターとして、何でも気軽に相談していただけるように精一杯頑張ります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ビタミン注射:2000円

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