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任 順興 院長の独自取材記事

にん歯科クリニック

(神戸市東灘区/住吉駅)

最終更新日:2020/04/01

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「患者さんの噛み合わせや全身バランスを見定めてから、虫歯や歯周病を治療する診療を大切にしたい」。そんなポリシーを持って歯科診療を実践しているのが、神戸市東灘区にある「にん歯科クリニック」の任順興(にん・よりおき)院長だ。JR神戸線の住吉駅から徒歩約10分ほどの場所にある同院には、子どもから高齢者まで多くの患者が訪れている。患者の多様なニーズに対して真摯に向き合い、丁寧な診療に努める任院長。定期検診のために来院する患者がほとんどだということからも、様子を伺い知ることできる。噛み合わせを基本に考えた診療への思い、そしてめざす歯科診療などについて、任院長に話してもらった。
(取材日2018年11月14日)

基本は、噛み合わせを考慮した歯科診療

この地に開業した理由について教えてください。

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私は神戸の出身ですので、開業するなら神戸でと思っていました。大学卒業後、東京や神奈川で約10年間勤務しましたが、研鑽を積むのに良い環境でしたので、勤務しながら多くの勉強会に参加して学ぶことができました。地元に帰ってきて開業する場所を考えたとき、両親が住んでいる場所から近いところで開業したいと思い、探していたところ、運良くこの場所に出会ったんです。実際にこのエリアは、住民の皆さんは人情味があって温かい方が多く、当院は患者さんに恵まれているなと感じています。また、ほとんどの方は、定期検診を受けるために通院してくださっている印象で、皆さんご自分の健康への意識が高い方が多いように思いますね。

定期検診のほかは、どのような方が多いですか?

当院は小児歯科も標榜していますので、下は3歳のお子さんから、上は90歳の高齢の方まで、幅広い患者さんが来院してくださっています。小児については、口腔内の成長発育を心配する親御さんに連れられて来院するケースが多いですね。小さい頃から、口腔内に関連する悪い習慣や虫歯になる要因に気づき、修正してあげることで、将来の虫歯などのトラブルを予防することができると思います。15歳以上の患者さんは、虫歯で来院されるケースが多く、社会人の患者さんになると、極度の歯肉炎や虫歯、噛み合わせによる顎の痛みなどのご相談が多いです。また、患者さんは近隣の方がほとんどですが、中には鹿児島や東京から来院される患者さんもいます。転勤でこの地から離れて行かれた方が、近くに気に入ったクリニックが見つからないからと、わざわざ通院してくださっているんですよ。ありがたいですね。

先生のご専門について教えてください。

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噛み合わせ治療ですね。実は私が学生のとき、口を開けると顎が外れることが多かったんです。その原因を探っていき、興味を持つようになりました。ただ当時は、噛み合わせの研究はまだ漠然としていて、私は補綴学などの歯を作る勉強をしていました。でも、実際に治療をしていくと、どうしても治らないケースが出てくるんです。そんなときに勉強会で、噛み合わせが原因の可能性があるというヒントを得ました。そして、筒井照子先生の咬合理論を知り、その理論を学ぶようになりました。噛み合わせのバランスを取ることは、口腔内だけでなく、全身の健康にもつながって行くと考えられています。高齢者でも、噛み合わせがしっかりしている人ほど長寿で、元気に歩けるようです。それを考えますと、健やかに老いていくためには、最後まで自分の歯で噛めるような口腔内環境を整えること、つまり噛み合わせを考慮した歯科診療が大切になるのではないでしょうか。

問診を重視し、「口を診ながら全体を見る」診療を

クリニックの診療方針を教えてください。

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一人ひとりの患者さんの口腔内環境は異なりますので、その患者さんの噛み合わせや全身バランスという環境を見定めてから、虫歯や歯周病を治療することが大事だと考えています。例えば、患者さんが歯や歯茎の痛みで来院されたとします。それに対して、痛みへの対処だけを考えるのではなく、その痛みの原因は何かをきちんと見つけて、噛み合わせや全体のバランスなどを念頭に置きながら、患者さんの虫歯や歯周病の診療をしていきいます。また、その痛みはどうして起こっているのかを、患者さん自身が理解していかないと、また同じことを繰り返してしまいます。5年後、10年後の口腔内が健康であるように、さらには一生使える歯を残していけるように、悪くしている原因を見つけて、それを患者さんと共有しながら、一緒に治療を行っていけるように心がけています。

そのような診療を実現するために、実際に大切にしていることはありますか?

まずは、患者さんへの問診を大切にして、話をじっくり聞いていくようにしています。このとき、患者さんの顔の左右のバランスや口の開け方などを観察し、日頃の生活習慣を聞いていきます。そして3次元CTやレントゲンなどで徹底した検査を行い、問題点を探し出してから、治療を行っていきます。ときには全身写真を撮影することもあります。口の中だけ見ても原因がわからないケースがあり、体の歪み、体と頭部や顎のバランスを見ることで、原因がわかることもあるからです。患者さんの全体を見ながら口を診て、口を診ながら全体を見る。問診を重視しながら、そのような診療を大切にしています。

先生がめざす歯科診療とは?

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目の前の患者さんをうまく治療したい。ただそれだけです。専門性も大事ですが、私は開業医としての役割を大事にして、歯科のあらゆる分野に精通していけるようになっていきたいと思っています。この地域に根付いて、地域の皆さんから信頼されるクリニックをつくるには、患者さんに健やかに生活していただくための歯科医師であることが大事ですからね。そのためには、自分には難しい症例だと判断すれば、ほかの先生を紹介することも大切にしています。その根幹には、患者さんに喜ばれるような歯科診療をしたいという思いがあります。患者さんに「ありがとう」と言われる喜びが、自分の支えになっていますし、歯科医師としてもっとスキルアップしていきたいと思うモチベーションにもなっています。

スタッフみんなが同じ意識を持ち診療を行っていく

院内の設備面でこだわっている点などを教えてください。

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患者さんの状態に応じて対応できるよう、仕切りのある診療ブースのほかに、個室の診療室を2室設けています。噛み合わせの治療の場合、患者さんによっては1回の治療で2~3時間かかることがあります。そうした患者さんに、安心してゆっくり治療を受けていただけるように、個室を準備しました。また、治療計画や治療後のことなどの説明を行うカウンセリングルームは、完全個室にしています。費用のことや治療への不安など、周りを気にすることなく相談できるようになっていますので、ご相談いただきたいと思います。

ところで、先生が歯科医師をめざしたきっかけは?

小さい頃から、「自分にできる人助けとはどういうものだろう」といったことを考えていました。そして次第に医療に興味を持つようになり、高校生のときに歯科医師である叔父に話を聞いてから、歯科医師に関心を持つようになりました。歯科医師とは、口腔内の病気を治すための技術職であり、技術を持ってきちんとやり遂げることによって、患者さんに喜ばれる。そういうことを、叔父の話を通して知ったからです。それが、歯科医師をめざすきっかけになったと思います。

最後に、今後の展望と読者へメッセージをお願いします。

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最終的には、受付から歯科助手、歯科衛生士、歯科医師まで、みんなが同じ目線、同じ意識を持って、患者さんの診療にあたることができるクリニックにしていきたいと思っています。目の前に歯茎が腫れた患者さんがいるとしたら、その原因は何かをスタッフがみんなで理解し、患者さんの治療に向かおうとすることが大事です。そんなクリニックにしていきたいですね。患者さんと対等に話ができる環境をつくれるように心がけながら、一緒に症状の根本原因を探していきたいと思っています。そして、ベストな治療法を見つけ出し、それを患者さんに提示していきながら、ご本人自ら意思決定していけるような診療を大事にしていますので、口腔内のことで気になることがあれば、ぜひお気軽に相談していただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

噛み合わせ検査/2000円~、小児矯正/10万円~、成人矯正/20万円~、インプラント治療/38万円(1本)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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