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古市 英史 院長の独自取材記事

ふるいち歯科医院

(神戸市東灘区/マリンパーク駅)

最終更新日:2019/08/28

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六甲ライナーのマリンパーク駅とアイランドセンター駅からいずれも徒歩10分。スタイリッシュな建物が並ぶ洗練された街の一角に「ふるいち歯科医院」はある。インプラント治療、歯周病治療、審美歯科、ホワイトニング、噛み合わせ治療など、総合的な歯科診療を行い、子どもから大人まで幅広い年代の患者が訪れるクリニックだ。院長の古市英史先生は、歯周病治療、インプラント治療、審美歯科におけるエキスパート。海外の学会や講演会にもたびたび招待されている。また、温和で穏やかな雰囲気と職人気質な一面が患者から厚い信頼を集めている。そんな古市先生に、診療に対する思いをたっぷりと語ってもらった。
(取材日2019年1月23日)

悪い部分の治療だけでなく、見た目の美しさも諦めない

海外でも幅広く活躍されていますが、その経緯をお聞かせいただけますか?

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私が発表した症例を、5年ほど前に審美歯科で世界的に知られるフランスのアンドレ・サドゥーン教授が、海外のインターナショナルシンポジウムで紹介したのがきっかけです。それ以来、海外のシンポジウムからオファーが来るようになり、3回ほど海外で講演をさせていただきました。今年も9月にアメリカの学会、10月はブルガリアの学会にスピーカーとして参加する予定です。学会発表や論文等で学ぶことはもちろんですが、歯周病の分野で著名なジャンフランコ・カーナバーレ先生をはじめ、インプラントや審美治療の分野で権威のある海外の先生方に師事し、研鑽を積んでいます。

審美歯科を得意とされていますが、技術を身につけようと思ったきっかけはなんですか?

歯科治療での終着点というのは、痛いところや問題のあるところをきっちりと治療して機能性を改善するということなのですが、そういう部分がいくらしっかりできていても、見た目が美しくなければ真の治療ではないという思いがありました。例えば、見た目の部分が解決されることで、人前で気にせず笑えるようになるなど、生活の質が大きく向上するんです。私の中にそういう思いが強くあって、開業後は国内の勉強会や学会に出かけたり、スタディーグループなどを利用したりしながら審美歯科の勉強をしてきました。その後、たまたま海外の学会へ参加する機会があって、その時に症例に対する治療の美しさとプレゼンテーションの素晴らしさに驚き、歯周病治療やインプラント治療について、イタリアでより本格的に学びました。

そもそも、小さい頃から歯科医師をめざしていたのですか?

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うちは父も兄も歯科医師をしているんですが、私はというと特に小さい頃から歯科医師をめざしていたというわけではないんです。子どもの頃は映画監督になりたいと思っていたんですが、具体的にどうやったらなれるのかがわからなくて(笑)。進路を選ぶときは結局、なんとなく理系に、歯学部に進んだという感じです。子どもの頃の父は、朝から夜遅くまで働いている仕事人間だったので、一緒に遊んだという記憶もあまりありませんでした。実際に自分が父と同じ歯科医師になってみて、父の偉大さが改めてわかったように思います。残念ながら父は既に他界してしまったのですが、生前は治療についてわからないことや、勘所のようなものを教えてもらったこともありました。仕事に対する取り組み方や患者さんへ向かう姿勢など、父から学ぶことは本当に多かったですね。

患者の理解を得るためのインフォームドコンセント

患者層についてお聞かせください。

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この地域はベッドタウンということもあって、女性の患者さんが全体の6、7割と圧倒的に多いですね。患者さんの年齢層は若い方やファミリー層など幅広いと思います。子どもの患者さんも多く来院するんですが、どういうわけか私は子どもとの相性があまり良くなくて、私を見ると怖がることが多いんです(笑)。ですから、子どもの患者さんに関しては歯科医師である私の妻が対応をしてくれています。患者さんの主訴としては、痛みや腫れ、歯周病の方が多いと思います。患者さんにもいろいろなタイプの方がいて、最近でこそ予防歯科に気をつける方も少しずつ増えてきましたが、まだまだ痛みや腫れといった自覚症状が現れてからでないと足が向かないという方も多いようです。

診療の際に心がけていることはありますか?

私はとても人見知りなので、人との会話が苦手なのですが、私ができないところは妻がしっかりサポートしてくれていると思います。それでも、患者さんの話を聞くということは大切にしています。特に初めて来院された患者さんに関しては、まず主訴をお伺いして、何で一番悩んでいるのか、どういうふうに治療していきたいのかなどを、できるだけたくさん患者さんに話してもらうように心がけています。その上で、なぜそのような状態になってしまったのかを丁寧に説明して、患者さんの希望に合わせた形で治療を進めていきます。私の理想としては、すべての患者さんに完璧な治療を最後まで行いたいという思いがあるんですが、やはりそこは患者さんの希望というものもあるので難しいところですね。治療を終えた方に関しては、良い状態を維持していくためにはどういうことが必要なのかをきちんとご理解いただいて、その上でメンテナンスに入っていきます。

こちらでは「痛みの少ない治療」にも力を入れているそうですね。

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自分が患者さんだったら、やっぱり痛いよりも痛くない治療のほうがいいと思いますよね。ですから当院では、治療の際にできるだけ痛みが少なくて済むようにということを大切にしています。例えば麻酔も針を刺す前に表面麻酔を塗って、痛みを少なくする工夫をしています。ただし、誤解してはいけないのが、痛くないから良い治療をしている、痛くないから質の高い治療をしているというわけでもないということです。歯科も根本は医療ですので、そこをないがしろにして「痛みが少ない」ということだけにこだわるというのは違うと思います。痛みを減らす努力をしつつ、問題を取り除き、美しい仕上がりと、長くその状態を患者さんに維持してもらうということが大切なんです。

問題を取り除き、医学的に良いと言える状態を維持する

先生にとっての「良い治療」とは、どのような治療でしょうか。

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問題をすべて取り除いて、最終的に理想の結果にできるということですね。歯科における治療の終着点というのは、基本的な問題がしっかりと解決して、見た目が完全に美しくなり、そして患者さんの満足を得るということなんですが、そのすべてを完璧に達成することが「良い治療」だと思っています。いくら患者さんが満足していても医学的にまったくおかしいこともありますし、患者さんが痛くないと言っていてもエックス線写真を撮ってみると問題がたくさんあることも多いんです。やはり、根本は医学的に良いと言える状態を維持し続けるということを大切にしたいと考えています。

海外での講演などお忙しい日々だと思いますが、お休みの日はどのようにお過ごしですか?

国内外の勉強会などに参加することも多いんですが、そういう予定もなく完全に休めるときには、5匹の犬と遊ぶことでリフレッシュしています。数年前に保護犬のボランティアをされている方と出会いまして、その活動に感銘を受けました。それで、自分にできることがあるならお手伝いをしたいと思って、片足のない犬など、行き場のない子たちの里親になりました。休みの日は、その子たちを連れてドッグランや川などに行ったり、散歩に出かけたりしています。犬と一緒に泊まれる宿泊施設を利用して旅行をすることもあるんですよ。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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開業した当初というのは、どうやったら自分のクリニックにたくさんの患者さんが来てくれるんだろうと、経営的なことばかりを考えていたんですが、今はそういう部分がなくなりましたね。それよりも、自分の好きな仕事でどんどん上達して、知識をもっとつけて、それを患者さんに還元していくことで、良い状態を維持できる患者さんが増えてくれたらと考えています。そういうことを、少しでも長く続けていきたいですね。歯を美しい状態で長持ちさせるというのは歯科医師側はもちろん、患者さん側も頑張らないといけないことです。どうすれば維持することができるのかを、裏打ちされた理論をしっかりと説明して、理解していただけるように努めたいですね。お口の中のことで困っていることや悩んでいることがあれば、解決するためのお手伝いができたらと思っていますので、気軽に相談していただきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/30万円~(1本)、ホワイトニング/3万円~、セラミッククラウン/12万円~(1本)

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