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高田 光彦 院長、高橋 規子 さんの独自取材記事

高田歯科

(神戸市中央区/三ノ宮駅)

最終更新日:2019/08/28

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質にこだわった全顎的な治療で、数々の難症例に取り組んできた「高田歯科」。院長を務めるのは「歯を抜いてしまったら歯科医師の負け」と話す高田光彦先生だ。精度にこだわった根管治療により、1本の歯を残すことに全力を尽くす高田院長のもとには、遠方からも多くの患者が足を運ぶ。精緻な治療と予防プログラムで歯を守る同院では、治療時に限らずメンテナンスを行う際にも歯科用マイクロスコープを用いる徹底ぶり。今回は高田院長と歯科衛生士の高橋規子氏に、同院のスタンスや今後の展望について語ってもらった。
(取材日2019年1月21日)

顕微鏡下で行う精緻な虫歯治療と予防メンテナンス

クリニックの特徴をお聞かせください。

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【高田院長】進行している虫歯であっても、根管治療と補綴治療を駆使して極力神経を温存し、天然の歯を残すことに注力しています。厳選した歯科材料や治療機器を使用するのはもちろん、ほとんどすべての治療、歯科衛生士が行うメンテナンスまで、当院では歯科用マイクロスコープを用いてハイクオリティーな歯科医療を提供しています。
【高橋さん】当院では患者さん一人ひとりを丁寧に細かく診ていくため、保険診療は応急処置のみとしています。予約枠は1時間しっかり設け、次の方との間隔を30分あけるように心がけていますので、ほかの患者さんと顔を合わすことなく、貸し切りに近い状態で治療を受けていただくことが可能です。

歯科用マイクロスコープを用いることで、どのようなメリットがありますか?

【高田院長】顕微鏡下では、肉眼の約20倍の視野で口腔内を観察することができます。虫歯の取り残しがない精密な治療が可能となり、完全に悪いところがない安定した状態にしてから、歯科衛生士にバトンタッチすることができます。また、マイクロスコープを使って行う治療のすべては動画で記録されるため、その日に行った処置の内容を患者さんに映像でお見せすることができます。治療内容をわかりやすく説明できるほか、情報を開示することで、少なくとも「この歯科医師は嘘をつかない」ということを患者さんに知ってもらうことができます。患者さんに納得して治療を受けてもらうためにも、隠し事をしないのは当然ですし、自分の治療技術に自信があるからこそ、患者さんにはすべてをお見せして、治療内容を知ってもらいたいという気持ちもありますね。

こちらのクリニックが推奨する「トータルケアプログラム」とは、どのようなものですか?

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【高橋さん】一般的な予防メンテナンスは、3ヵ月ごとに予約を取って進めていきますが、「トータルケアプログラム」というのは、治療後の良い状態が長期安定的に保てるように、1年を通した予防計画を立て、口腔内をトータルにケアしてくものです。磨き残しや歯肉の小さな変化も見落とすことがないよう、マイクロスコープを使って徹底的にクリーニングを行い、治療で入れた補綴物に応じたメンテナンスを実施します。歯周病リスクを調べる唾液検査や、歯や骨の状態をCT画像で3次元的に細かく分析するなど、通常の検診では行わないような検査も盛り込まれています。ここまで徹底した予防メンテナンスが受けられる歯科医院は珍しく、一度受けられた方のほとんどは継続されていますね。

天然の歯を温存するため、神経を残す治療に全力を注ぐ

診療スタンスをお聞かせください。

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【高田院長】歯科の仕事は歯を残すことであり、歯を抜いてしまったら負けだと僕は思っています。インプラント治療や入れ歯を必要としないよう、ぎりぎりのところで食い止めていくためにも、特に根管治療は時間と労力を惜しまず、徹底的に行っていますね。そんな当院のスタンスを知り、抜歯を余儀なくされた歯に、最後の望みをかけて来られる方も多いです。場合によっては1本の歯を治すのに数年かかることもありますが、患者さんにその覚悟があるなら、こちらは本気でとことんつき合います。このような治療は費用対効果が低く、歯科医師には敬遠されがちなのですが、僕は逆なんです。無理だと思われていたものが、科学的根拠に基づいた技術を融合させて克服できた時の喜びが大きくて燃えるんですよ。根っからの職人気質ですね。

患者さんとはどのように接していますか?

【高田院長】近年、接客業志向の歯科医院が増えていて、患者さんを「さま」づけで呼び、中にはスタッフがひざまずいて話すクリニックもあると聞きます。ですが、僕は患者さんと歯科医師は、常に対等な関係であるべきだと思っています。もともとお世辞が言えない性格というのもありますが、駄目なものは駄目と、正しく伝えることが患者さんのためだと思うんです。口の中のお手入れがきちんとできていない患者さんには、「これだとまたすぐに悪くなる。治療しても無駄です」と、僕ははっきり言います。どんなにいい治療をしても、患者さん自身が変わらなければ、治療は成功しませんからね。接遇では至らない点が多いと思いますが、技術面を重視してくださる方が多く、僕がいろいろと言うのを患者さんも覚悟の上で来られているみたいです(笑)。

歯科衛生士の果たす役割は大きいそうですね。

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【高橋さん】患者さんは自分が望む治療が受けられるクリニックをインターネットで調べて、数多くある歯科医院の中から当院を見つけて来られます。中には困り果てた末に、ようやくここにたどり着いたという方もおられます。時間をかけて苦労して治療し、やっと残すことができた大切な歯を再び悪くさせないように、今度こそしっかり守っていきたいという患者さんの思いをくみ取ることが、歯科衛生士の重要な役割だと思っています。
【高田院長】歯科医師は消防士であり、大工なんです。火を消して、家を建て直すことはできても、火事そのものをなくすことはできません。火事が起きないように、火の用心の指導をするのが歯科衛生士です。口腔内の健康を維持できるか、再び家を燃やしてしまうかは、もちろん患者さん自身の努力が前提ですが、彼女たちの力によるところは大きいですね。

優秀なスタッフと環境を備え、理想の治療を実現したい

チームワークの良さも、こちらのクリニックの魅力の一つですね。

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【高田院長】診療のクオリティーは、歯科医師と歯科衛生士の技量だけで決まるものではありません。患者さんに最も近しい存在である歯科助手が、患者さんの心に寄り添い、上手に思いを聞き出せるかが重要ですし、精度の高い技工物を作製できる歯科技工士の存在が必要不可欠です。当院ではチェアサイドまで歯科技工士が来て、歯の色目や形態を直接確認しながら、患者さんが気に入るまで何回も作り直し、技工物を装着する際も技工士立ち合いのもとで行っています。
【高橋さん】マイクロスコープで記録された動画や画像は、高田院長だけでなくアシスタントにも見せて、メンテナンス後の仕上がり状態を確認してもらいます。スタッフ全員で情報共有し合うことで、私1人だけでサポートするのではなく、患者さんの口腔内をチーム全体で守っていくのが当院のスタンスです。

すてきな雰囲気の院内ですが、開業されたのはいつですか?

【高田院長】開業は2005年です。当初から自由診療に特化したスタイルを想定し、交通アクセスの良い三宮を選びました。待合室は落ち着いた雰囲気にしたくて、アンティーク調の家具でクラシカルなデザインにしていますが、それとは対照的に、診療室側は純粋な医療の空間として、手術室や歯科用CTなどの機器をそろえ、色も白だけで統一しています。余計な色が視界に入ってしまうと、治療の妨げになるんです。作業に集中するために、診療室側にはBGMを流していません。物音がほとんどしない中で、みんな集中して取り組んでいます。

最後に今後の展望をお聞かせください。

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【高橋さん】歯垢や汚れを的確に除去し、精度の高いメンテナンスを行うためにも、より多くの若手の歯科衛生士にマイクロスコープの重要性を伝え、指導していきたいです。数年先には、マイクロスコープを使った予防がポピュラーになっているとうれしいですね。
【高田院長】当院のロゴマークはギリシャ神話に登場し、医療・医術の象徴として知られているアスクレピオスの杖がモチーフになっています。ミラーと歯ブラシも一緒にデザインされているのですが、これは予防と治療の両立を意味しています。このロゴマークが表しているように、今後も予防と治療、どちらか一方だけではなく、両立していく診療を提供していきたいですね。



自由診療費用の目安

自由診療とは

初診料(自由診療)/3万円(税抜)、補綴治療/17万円~、インプラント治療/60万円~、歯列矯正/120万円~、トータルケアプログラム/10万円(1年間税抜)、医療相談/3万円(税抜)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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