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井上 優 院長の独自取材記事

優・井上歯科クリニック

(福岡市博多区/博多駅)

最終更新日:2021/02/17

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博多駅から徒歩4分。大通りから1本入ったビルの1階にある「優・井上歯科クリニック」。院内はモダンでシックな木目調の内装で、ほのかにアロマが香る落ち着いた空間となっている。院長を務めるのは、明るく快活な雰囲気の井上優先生。勤務医時代、歯科衛生士の仕事からしっかりと学んできた院長は、歯をクリーニングするPMTCの施術においても日々研鑽を重ね、患者の満足度を追求している。そんな井上院長が診療で大事にしているのが、低侵襲な治療。マイクロスコープを使い、できる限り歯を削らず、抜かない治療を提案しているという。「治療をきっかけに患者さんの歯への意識が変わってくれるとうれしいですね」と笑顔で語る井上院長に、マイクロスコープのメリットなどを語ってもらった。
(取材日2021年2月1日)

口腔衛生の基礎をじっくり学んだ勤務医時代

先生が歯科医師をめざしたきっかけなどからお聞かせください。

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子どもの頃の話なのですが、遠い親戚が歯科をやっていて、遊びに行くとおいしいお菓子をもらえたんです。「歯医者さんになったらこんなおいしい物が食べられるのかな?」なんて、子ども心に思っていたりもしました(笑)。その後、進路決定時に両親から「医療の道に進んでみては?」とアドバイスを受け、歯学部を受験しました。しかし実際に大学に入ってみると、自分がいかに歯科への具体的なイメージを持っていなかったかに気づいたんです。そんな時、素晴らしい先輩との出会いがあり、その方から「歯科は卒業してからが勝負、卒業してからずっと勉強し続けることが大事だよ」と言われたんです。この言葉が、ある意味「歯科医師をめざしたきっかけ」かもしれません。

大学卒業後は、城南区にある「田中ひでき歯科」で経験を積んだそうですね。

6年ほど勤めましたが、歯科の基礎の基礎から教えていただきました。最初の2〜3ヵ月は、歯を削る際に使用するエアタービンを握らせてもらえることなく、歯科衛生士さんが行う歯石取りなどのプラークコントロールや歯磨き指導から始まりました。歯科医師の資格を持っているのならば歯科医師の仕事を任せたほうが、歯科医院経営としては合理的なはずなんです。それを田中先生は基礎から、時間をかけて教えてくださいました。まさに自分が希望していた「勉強できる環境」で働けたのは、本当に幸運なことでしたね。

そして博多駅近くのこの場所に開業されました。天井が高く、穏やかですてきな院内ですね。

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エリアの特性もあって、開業当初は近隣のオフィスに勤める男性の患者さんが多かったんです。昼休みや終業後にいらっしゃることも多く、皆さん時間にはとてもシビアでした。現在は女性もかなり増え、むし歯などの応急処置だけではなく、メンテナンスや歯周病の治療などの長期的な治療を希望される方も増えました。土地柄、転勤になる方もおられますが、福岡から離れても定期検診などはわざわざ都内から飛行機でいらっしゃったり、転勤から戻ってきたら当院にまた通ってくださる方もいます。もちろん博多駅周辺にお勤めの方にもメンテナンスなどを目的とした患者さんもいますから、開業時から私自身のレベルも上がり、より信頼していただいているのではないかと実感しています。

マイクロスコープを使った歯を残すための治療

治療ではマイクロスコープを積極的に活用していると伺いました。

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当院では歯周病治療や、審美歯科に特に力を入れていますが、いずれもマイクロスコープが重要な役割を担います。なるべく歯を削らず、抜かず、歯を残すという低侵襲な治療を大事にしており、こうした治療を「ミニマルインターベンション」と呼ぶのですが、歯は削らないほうが長持ちするものなんです。その方法の一つに矯正があると考えています。例えば、前歯がきれいに並んでいない場合、歯を削って歯列を整えるという方法があります。この方法だと期間も短くて済みますが、削ることで歯にダメージを与えてしまいます。しかし矯正で並びを整えれば必要な部分を削るだけ済みますから、歯へのダメージを最小限に抑えられるのです。詰め物をする場合もミニマルインターベンションの考えを重視しマイクロスコープを使用しています。肉眼では見えない部分まで見えるので、隙間なく詰めていくのに役立ち、結果、むし歯の再発リスクを下げることにつながると思います。

患者さんの歯を長期的に守ることを意味するのですね。

はい。肉眼では見えない歯の根っこの先まで見ることができますから、根管治療でも精密に悪い部分を除去できます。審美歯科といえば「セラミックで見た目を美しく整える施術」と考えている方もいらっしゃると思います。しかし、少し難しい話になりますが、審美歯科にも、根管治療と同様に歯を守るために行うという側面があります。もちろん、クリニックでどれほどきれいにしても、患者さん自身が歯磨きをしてお口の環境を維持していかないと、またむし歯なり歯周病なりになってしまいますから、ブラッシングも同時にしっかりとご指導しています。

そういう歯科の知識や治療の選択肢を、患者さんに伝える必要もありますよね。

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患者さんはこういった知識をご存じない場合もあります。ということは治療のきっかけを失ってしまうことにもなってしまいますよね。なので、たとえむし歯で来院された方にも、審美歯科のメリットやホワイトニングなどの知識を、必ず私自身がお伝えするようにしています。来院してくださる方は皆さん、大事な大事な患者さんです。患者さんの期待を超えたものを提供するという意識は常にあります。説明を聞いて保険診療でのむし歯治療のみを考えていた方が、次に来院する時には「もっとお口を良い環境にしたい」と自費治療を選んでくださることもあります。患者さんの歯への意識がより健康志向に変わったのを感じる瞬間ですね。

ニーズを敏感に拾い上げ、積極的に改善を続ける

PMTCにも力を入れておられるとか。

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プロによる歯のクリーニング「PMTC」は、歯周病やむし歯の予防にとても有用だと考えています。余談ですが、口腔細菌が減るとウイルス対策にもなることがわかっています。当院では、治療から予防ケアまで、あらゆることに対して常に改善することを大事にしていて、実際に私自身もスタッフにPMTCをやってもらうんですよ。すると、「こういうやり方だと疲れるのか」「こうだとリラックスできるんだ」など、患者さん目線でチェックできるんです。ですので「この技術では、まだ患者さんのお相手はできない」といったように、スタッフをよりシビアに指導するようになりましたね。スタッフ皆で日々技術を磨いて、患者さんの満足度向上に努めていきたいと考えています。

スタッフさんとの連携がかなり良いように見受けられますが、何かコツがあるのでしょうか?

当院ではミーティングがとても多いんですよ。患者さんの申し送り、予約状況の確認、在庫の確認はもちろん、クリニックが推奨する歯磨き粉の種類とその違いをまとめたものを発表するなど、皆であらゆる情報を共有しています。時間にシビアな患者さんも多いですから、スムーズに診察を受けていただくためにもミーティングは必須ですね。特に現在は新型コロナウイルスの影響もあって、ミーティングでさまざまなことを話し合い、スタッフのマスクやフェイスガードの着用、アルコール消毒のさらなる徹底に加え、来院した患者さんには待合室の横にあるパウダールームでの手洗いをお願いするなど、さまざまな工夫や取り組みを導入しました。

今後もそうした改善を重ねながら、患者さんが通いやすい環境を整えていくのですね。

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器具の滅菌などを含めた感染対策も、これからさらにレベルを上げたいですね。コロナ禍以前と違って、今は世の中そのものが刻一刻と変化し、それに伴って患者さんの意識も大きく変化しています。ウイルス予防という観点からの口腔ケアなど、これまで以上に患者さんのニーズをしっかりと拾い上げながら、さらに改善を続けていく必要が深まったのではないかと感じています。とはいえ、真摯に患者さんに向き合うという姿勢はこれまでと何ら変わることはありません。当院では、マイクロスコープを用いた精密な治療で、患者さんにご満足いただける診療を提供しています。歯を残したい、歯周病を治したい、根管治療が終わらずに困っているという方はぜひ気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/33万円~
PMTC(60分)/1万1000円
詰め物/5万5000円~
矯正歯科:ワイヤー矯正/55万円~、
     マウスピース型装置を用いた矯正/88万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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