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津覇 登志 副院長の独自取材記事

つは歯科・矯正歯科医院

(北九州市小倉北区/南小倉駅)

最終更新日:2024/12/23

津覇登志副院長 つは歯科・矯正歯科医院 main

津覇雄三院長が2004年に開業した「つは歯科・矯正歯科医院」。2023年5月に移転・リニューアルしたクリニックでは、1階が院長担当の一般歯科治療、2階が津覇登志副院長による大人・子どもを対象にした矯正歯科のスペースとなっている。「私は患者さまの『きれいになりたい』という思いを尊重しています。2階は1階と雰囲気をがらっと変えてカフェ風にしたのも、患者さまが居心地良く感じ、ゆったりとした環境にしたかったからなんです」と話す登志副院長。歯の裏側にワイヤーを張る“裏側矯正”を得意とし、「ワイヤー装置による精密な矯正」と「人の目が気にならない」というメリットを両立させる矯正に力を注ぐ。登志副院長に、裏側矯正の特徴や、クリニックづくりで心がけていること、患者への思いなどについて、話を聞いた。

(取材日2023年10月30日/情報更新日2024年10月23日)

歯の裏側に装置を着ける、目立ちにくい歯列矯正に注力

外からは見えない「裏側矯正」を行っているそうですね。

津覇登志副院長 つは歯科・矯正歯科医院1

「歯列矯正をしたいけど、矯正中の様子を人に見られたくない」という、きれいになるためのものなのに他人に見せられないジレンマに対して、歯科医師として何が提供できるのかを考えた時、歯の裏側に装置を着ける、目立ちにくい「裏側矯正」に注目しました。昨今ではマウスピース型装置を用いた矯正も登場し、当院でももちろん行っています。けれど、確実に歯を動かしたいという方にお勧めしているのは、やはりワイヤー矯正です。当院で、裏側矯正を希望される方の多くは、お仕事をしている成人の方ですね。周囲の目を気にすることなく矯正を進められる点が、裏側矯正の大きなメリットだと思います。

結婚式や成人式などのイベントと矯正期間が重なっても、人目を気にしなくて良いのはうれしいですね。

矯正に入る前のカウンセリングの際にも、今後のライフイベントや、学生さんであれば大学進学時に遠方に行く可能性があるかどうかなどもしっかりと確認します。ワイヤー矯正ではおおよそ2〜3年の期間が必要なので、例えば高校2年生から矯正を始め、まだ大学をどこにするか迷っている場合は、マウスピース型装置を用いた矯正をお勧めすることもあります。ワイヤー矯正の場合の通院頻度は1ヵ月に1回ですが、マウスピース型装置の場合は2ヵ月に1回なので、進学で遠方に行ったとしてもどうにか都合をつけていただき来院できるでしょう。また寮生活で頻繁に外出できないという場合にも、やはりマウスピース型装置を用いた矯正をお勧めします。

患者さんのライフスタイルやライフイベントを考慮しながら、矯正方法を決めていくのですね。

津覇登志副院長 つは歯科・矯正歯科医院2

それに加えて、患者さまのフォローも非常に大切です。マウスピース型装置を用いた矯正は2ヵ月に1回の来院になりますし、スケジュールに応じてご自身でマウスピース型装置を着け替えていく必要があります。患者さま主体になることが多い点においては、孤独な時間が多い矯正といえるでしょう。そういう場合のモチベーションの維持や、ちょっとした質問などにお応えできるのが、スマホで使える専用のアプリです。次の来院日のリマインドはもちろん、写真の送信・共有もできるので、「こういう時はどうすればいいですか?」「これは来院すべきでしょうか?」などの質問や相談も気軽にやりとりができるので、患者さまにも安心していただけるのではないかと思います。

来院しない期間も患者とのコミュニケーションを大切に

ワイヤー矯正にもコミュニケーションツールがありますか?

津覇登志副院長 つは歯科・矯正歯科医院3

ワイヤー矯正では、皆さんがごく一般的に使用されているメッセージアプリを使っています。こちらも写真でのやりとりもできますから、ツールの違いはあれど、サポート体制に変わりはないといって良いかと思います。またワイヤー矯正の場合はどうしても慣れるまでに時間がかかりますから、痛みの軽減に役立つようカバーのようなものもお渡ししています。また当院は一般歯科・小児歯科も診療していますから、「矯正中に虫歯になったので他のクリニックに治療に行く」ということもありません。当院の1階では院長がメインで担当する一般歯科治療を行っています。常に院長とは連携して治療を行っていますから、矯正中の虫歯治療や抜歯が必要になっても、スムーズに負担なく矯正を続けていただけると思います。

一般歯科に通院する中で、矯正を受けたいと思われる方もおられるのでしょうか?

いらっしゃいますよ。当院ではお子さまの矯正も行っていて、虫歯予防や定期検診などに通う中で矯正に興味を持っていたという方や、学校の健診で指摘されたという方からご相談を受けることもあります。もちろん最初から矯正目的で来てくださる方もいますが、やはり一般歯科に対応していると親御さんの通院の負担を軽減できているのではないかと感じています。お子さまの場合、永久歯が生えてくる小学校2〜3年生の頃が矯正に適しています。ただこれもお子さまの生え替わりによって異なりますから、それぞれ見極めながら開始時期を決めていきます。またお子さまの矯正だと、前述した一期矯正ではまず顎を広げることで永久歯のスペースを確保することをめざし、必要に応じて中学生を過ぎた頃の二期矯正で、さらにワイヤー装置やマウスピース型装置を使って歯列を整えていくことをめざす流れになります。

矯正は時間がかかると思いますが、長期にわたる診療で工夫していることはありますか?

津覇登志副院長 つは歯科・矯正歯科医院4

先ほどのコミュニケーションツールの活用や、毎回の治療での会話で不安を取り除くことはもちろんですが、院内の雰囲気もとても大切にしています。矯正はクリニックの2階で行うのですが、こちらはより「クリニックらしくない、居心地の良い雰囲気」になるよう工夫しました。患者さまは長い時間と多額の費用をかけて矯正に臨んでくださいます。そんな患者さまが、気軽に、緊張せずにクリニックに通えて、さらに特別感も感じられるような空間にしたいと考え、このようなかたちになりました。

「きれいになりたい」という患者の思いを尊重

つい長居したくなる空間だなと感じます。

津覇登志副院長 つは歯科・矯正歯科医院5

そう思っていただけているとうれしいですね。矯正は長い目で見ると「歯を残す」ことにもつながりますが、患者さまでそこまで考えが至っている方はほとんどおられません。それこそ「きれいになりたい」「思いっきり笑いたい」「自分が歯並びで苦労したから子どもは早めに診てもらいたい」というような思いのほうが強いのではないでしょうか。でも、私はそれらの気持ちを尊重したいんです。私が最も大切にしている2つの柱は、歯並びをきれいにすること、そして、噛み合わせをきちんと整えることです。噛み合わせを整えれば、前述したように自然と歯が長持ちする環境になることが期待できますから結果は同じなのかもしれません。しかしやはり「きれいになりたい」という思いをしっかりと受け止め、要望にかなうような診療を行っていきたいと考えています。

患者さんがどのような思いで矯正に臨まれるのかは、最初にカウンセリングでお聞きするのですか?

はい。カウンセリングは大切にしています。実は私自身も、矯正を受けたことがあります。だからといって患者さまに「私はこうだから」と押しつけることはありません。ただ、それらの経験が患者さまのお気持ちに寄り添う診療に反映されるのでは、と漠然とですが感じています。なので、カウンセリングでも遠慮なく、今後のライフイベントのこと、進路のことなど、気になることはなんでも相談していただけるとうれしいですし、それが結果的に良い診療につながっていくと思っています。

最後に読者へメッセージをお願いします。

津覇登志副院長 つは歯科・矯正歯科医院6

裏側矯正は専門性の高い技術が必要で、対応できる歯科の先生もなかなかいない矯正です。しかし、「矯正を受けたいけれど、他人の目が気になるから」と諦めていた方にとっては、非常に適した矯正法であることに間違いありません。当院は堅苦しい雰囲気のクリニックではないので、その分気軽に相談もできると思います。院長が担当する一般歯科治療で通院している間に、矯正について相談いただいても良いですし、一般歯科と矯正歯科とで連携していますから、そのまま矯正に移行できるのも当院の大きな強みの一つです。矯正に興味のある方、きれいになりたいという思いをお持ちの方は、ぜひ遠慮なくご相談にいらしてくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/33万円~、裏側矯正/93万円~、表側矯正/75万円~、小児矯正/33万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/88万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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