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立岩 朗 院長の独自取材記事

ほがらかデンタルクリニック

(福岡市東区/箱崎駅)

最終更新日:2025/02/07

立岩朗院長 ほがらかデンタルクリニック main

「ほがらかデンタルクリニック」は、箱崎駅より徒歩5分の場所にある。学生や通勤する人々、親子連れも多く行き交うこのエリアで、2018年に立岩朗院長が開院した。歯科医師になってしばらくの間、小児歯科を担当していたことと、自身も2児の父であることから、子どもの予防歯科にも注力しているという立岩院長。スタッフによる子どもの見守りなど、子連れの患者が安心して治療が受けられる環境づくりにも取り組んでいるそう。また、マウスピース型の装置を用いた矯正と、歯のホワイトニングに注力していることも同院の特徴だ。今回、大阪出身の立岩院長に、これまでの経緯、治療方針、クリニックの特徴、今後の展望など詳しく聞いた。

(取材日2020年9月11日/情報更新日2024年9月2日)

2018年にクリニックを引き継ぎ、名称も新たに開院

ご出身は大阪とのことですが、どのような経緯で福岡へ来られたのですか。

立岩朗院長 ほがらかデンタルクリニック1

2011年に旅行で福岡へ来た時に、魚が新鮮でびっくりするくらいおいしかったんです。それで、福岡に住もうと決めました(笑)。大阪では小児歯科を担当していましたので、福岡へ来てすぐに大人への歯科治療のスキルアップも視野に入れた上で歯科医院を探し、勤務医として働きました。そこで患者さんとのコミュニケーションにも慣れてきた頃に、こちらの歯科医院が院長を募集していることを知りまして、さらに経験を積むための良い機会かもしれないなと思ったんです。そういったことから、4年間院長として責任を持って務めさせてもらうことに。以前は別の名前の歯科医院でしたが、2018年に私が正式に引き継ぐことになり、名称も「ほがらかデンタルクリニック」に変更し、まったく新しい歯科クリニックとして開院する運びとなりました。

診療時間を変えたのはどういった理由からなんでしょうか。

当時は患者さんにご迷惑をおかけしたかと思いますが、朝8時から夕方5時までの時間帯に変更しました。理由としましては、患者さんから朝の時間で診察をしてほしいというお声も多かったこと、子育て世代の女性スタッフが働きやすい環境をつくり、活躍してほしいと思ったのが大きいですね。また、私には2人の子どもがいまして、どうしても家族との時間をつくりたいという強い思いもあったんです。私の両親は内科と小児科の開業医として、朝早くから夜遅くまで働いていたんですね。父とは特に顔を合わせることがなかったことから、自分の子どもとはできるだけ触れ合える時間を持ちたいと思っていました。きっと子どもがいるスタッフも同じ気持ちだと思ったので、そこも変えようと決意しました。前歯科医院からのチーフや、受付の子も引き続き働いてくれているのはうれしいですね。

小児歯科を担当されていた背景には、お母さまの影響もあるのだとか。

立岩朗院長 ほがらかデンタルクリニック2

小さい頃に母が行う健康診断にもついて行っていましたから。父よりも小児科の医師をしている母と過ごす時間のほうが長かったので、母からの影響は大きかったと思います。実際、当院に来られる患者さんもお子さんが多いので、これまでの経験が生かせていると思います。この地域は小さなお子さんがいるファミリー層も多く住んでおられるので、当院の患者層は子どもが5割くらいで、その親御さんも多く来てくださいます。小児歯科の看板は掲げていないのですが、患者さんからのご紹介で来てくださるケースも多いです。

子どもが対象のフッ素塗布イベントで予防啓発

朝8時から診療してもらえるのもこのクリニックならではの特徴ですね。

立岩朗院長 ほがらかデンタルクリニック3

ええ、朝8時から9時までの1時間が勝負です(笑)。すぐそばに駅があるので、お仕事されている方は特に9時くらいの電車に乗りたい方が多いようなんです。ですので、それに間に合うように治療しています。また、来院理由に関しては、歯石取りなどメンテナンスで来られる方が多く、年々増えていっているように感じますね。もちろん虫歯で来られる方もいますが、それだけ歯に対する意識の高い方が多くなっているのだと思います。お子さんに関しては、歯並びの相談とフッ素の塗布が多いですね。

フッ素塗布のイベントを毎月開催されているそうですね。

ええ、お子さんへのフッ素塗布イベントをやっていることも当院の大きな特徴の一つです。そこからお子さんの矯正治療を希望される方もいますし、親御さんなどご家族の治療につながることも多いですね。これはずいぶん前からやっているイベントで、本来は1日だけだったのですが、新型コロナウイルス感染症の流行で、今は人数を制限して数日に分けて行っています。ハロウィンは仮装したり、バレンタインは虫歯にならないよう配慮したお菓子を配ったり。その時期ごとにいろいろと考えてやっているので、お子さんだけではなく親御さんにも喜んでいただいています。

ちなみに、矯正はお子さんも対象になるのでしょうか。

立岩朗院長 ほがらかデンタルクリニック4

お子さんが中心ですね。当院はマウスピース型装置を用いた矯正を行っているのですが、これは透明なのでワイヤーのように目立ちませんし、取り外しができるため、歯磨きもこれまでどおりにできるので虫歯になりにくいというメリットがあります。矯正に限らず、すべての診療においてですが、私の診療方針もお伝えしています。当院のロゴは「見ざる言わざる聞かざる」の反対の「見る猿、言う猿、聞く猿」の三猿なのですが、実はその絵を偶然福岡のお寺で見つけたんです。どうしてもロゴに使いたかったので、お寺に許可をもらいました。そこまでこだわったのは、その絵こそが私の診療方針だったからなんです。「よく診て、時間をかけて説明をし、患者さんの話をしっかり聞く」。これを重要視しているので、患者さんが納得された上でないと治療には入りません。そして、患者さんに行っている治療全般に関する内容や進捗状況はスタッフともしっかり共有しています。

地域貢献のために新たなクリニックの立ち上げ予定も

スタッフ体制についてもお聞かせいただけますか。

立岩朗院長 ほがらかデンタルクリニック5

非常勤で来てもらっている女性の歯科医師3人、歯科衛生士1人、それから助手や受付なども含め、総勢12人で診療にあたっています。歯科衛生士は担当制ではなく、細かい内容までしっかり情報を共有していますので、どのスタッフがついても問題なく対応できるようにしています。患者さんそれぞれ内容や治療にかかる時間も違いますので、同じスタッフが毎回特定の患者さんにつくと、担当する患者さんの数にも偏りが出てきてしまったり、成長につながりにくかったりすると思うんです。ですので、満遍なく平等にスキルアップできるような体制にしています。そして当院は子育て中のスタッフが多いので、希望される方には、親御さんが治療している間、お子さんをお預かりしています。そこでまた患者さんとのコミュニケーションが深まって、いろいろな情報交換をしたり、知り合いをご紹介いただいたりと、どんどん輪が広がっていっている感じですね。

また、歯のホワイトニングにも注力されているとお聞きしました。

はい。いくつかのホワイトニング剤を比べて、自分の中で一番納得できるものを使っています。希望される方には時間をかけて詳しくご説明していますよ。ただ、いきなりホワイトニングをするのではなく、当院ではホワイトニングに関してもしっかりと口腔全体の検査をした上で行いますので、歯の表面の汚れや歯石を落とすなど、まず口腔環境を整えてからになります。また、ホワイトニング以外にも、しっかりお手入れしていただくことを目的とした、顕微鏡を使って実際にご自身の口腔内の歯周病菌の様子を見ていただく、スタッフによるカウンセリングも行っています。初診のみになりますが、最近インターネット予約も開始しましたので、この機能を利用して来院される方も多いですね。

では、最後に今後の展望についてもお聞かせください。

立岩朗院長 ほがらかデンタルクリニック6

実は今、審美歯科と美容皮膚科を併設したクリニックの立ち上げを考えています。今やっているこの歯科医院は前オーナーから受け継いだものなので変わらず守っていき、ここを柱に、審美歯科と美容皮膚科を併設したクリニックも、という形です。始めるには自分がまず体験して良いと思えるものでないと患者さんにもご納得いただけませんので、今はいろいろと自分でも試しています。そして専門の医師も必要なので、知り合いの医師や友人にも協力してもらいながら、準備を進めている段階です。新型コロナウイルス感染症の流行で動きをストップしていた時期もありましたが、再開しましたので、今後はこちらに関しても情報を発信していければと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型の装置を用いた矯正/41万8000円~、ホワイトニング/2万4200円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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