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宮本 二美 院長、宮本 和久 先生の独自取材記事

みやもと眼科クリニック

(新居浜市/新居浜駅)

最終更新日:2021/10/12

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愛媛県新居浜市にある「みやもと眼科クリニック」は、JR新居浜駅に近く他市からも通いやすいクリニック。2008年に宮本二美(みやもと・ふみ)院長が開業し、10年以上にわたり地域の患者の目の健康を支えてきた。小児の近視や弱視をはじめ、コンタクトレンズ処方や眼科生活習慣病など眼科全般の治療に尽力。開業当初より手術は院長の夫である宮本和久先生が担当してきたが、2019年からは本格的にクリニックの診療に参加。多焦点眼内レンズを含め数多くの白内障や緑内障、網膜硝子体関連の手術を行っている。タッグを組んで日々の診療に向き合う宮本院長と和久先生に、クリニックの特色や診療で大事にしていること、地域の患者への思いなど、たっぷり語ってもらった。

(取材日2020年12月10日)

眼科全般の疾患から日帰り手術まで幅広くサポート

クリニックの特徴を教えてください。

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【宮本院長】小さなお子さんからご高齢の方まで、さまざまな目の疾患の方が幅広く来られています。私は近視や老眼、小児の弱視、黄斑部疾患、生活習慣病による眼科の疾患など全般的に診ていて、和久先生は外来診療に加えて白内障などの日帰り手術も担当しています。新居浜駅に近いことから、新居浜市内だけでなく四国中央市や西条市、今治市などからも通院されている方や、香川県の三豊や徳島県の祖谷、高知県の仁淀からも来てくださっているんですよ。
【和久先生】日帰り手術を受けられた方の中には、普段遠方に住んでいるため市内の娘さんのご家族宅に一週間滞在して手術された方もいらっしゃいましたね。

どのような経緯で、先生方はこの場所で開業なさったのですか?

【和久先生】2人とも出身も大学も関西なのですが、研修医の1年目にお世話になった先生が、愛媛大学医学部附属病院の眼科の教授として赴任されたんです。それでずっと誘われていて、愛媛でお世話になることを決めました。そのときちょうど結婚の話が出ていたので、院長も一緒に愛媛に行くことに。その後、僕はハーバード大学へ留学したのち、帰国後の1999年から愛媛大学眼科関連の東予の基幹病院で働いていました。
【宮本院長】結婚前は京都府立医大および関連病院で研修・勤務をし、結婚後、愛媛大学医学部附属病院や西条市立周桑病院などで勤務していましたが、子育てをしながら地域の患者さんを診ていきたいと思って、2008年にまずは私がここで開業しました。10年以上がたち、ここに根づいてより行き届いた治療を提供したいと思っていたところ、2019年からは和久先生も当院をメインにして診療にあたるようになりました。

和久先生は総合病院で手術のご担当をされていると伺いました。

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【和久先生】そうなんです。現在も住友別子病院で眼科の非常勤として手術などを担当しています。若い先生たちの成長をサポートすることは自分の役目だと思っていますし、教えるばかりではなく新たなことを気づかせてくれることもあります。病院での治療や後輩たちの話を家ですると、院長も「刺激をもらえる」と喜んでくれます。また、手術を受けたいと訪ねて来られる患者さんの中には、遠方から来られていたり一人暮らしだったり、当クリニックで日帰り手術を受けていただくよりも、入院設備のある病院のほうが適している方もおられます。それぞれに合ったかたちをお勧めできるのも、僕が病院と当クリニックと両方で手術を行っているメリットだと感じています。

患者の生活状況に合わせたきめ細かな治療を提供

診療の際に心がけておられるのはどんなことですか?

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【宮本院長】QOL(生活の質)という言葉がありますが、私たちはQOV(見え方の質)にこだわった診療を心がけています。患者さんにはそれぞれ生活のスタイルがあり、お仕事の内容やご家族が同居かどうか、頻繁に通院できるのかなどによって治療計画も変わってきます。見え方もどこまでの回復を望んでおられるかも違うので、オーダーメイドの治療を提供するようにしています。
【和久先生】この病気ならこの治療法と決めつけてしまわずに、その患者さんにとってベストの治療は何かを常に考えています。疾患によっては何十年も付き合うこともありますし、僕ら医師だけでなくスタッフ全員がホテルのコンシェルジュのように患者さんに寄り添う診療をめざしています。

診療方針はスタッフの方とも共有されているのですね。

【和久先生】日帰り手術を受けに来られる患者さんは、心配して来られるわけですよね。ベストな手術ををめざしますが、術前術後に安心感を与えられるのは医師だけでなく、スタッフたちの役割も大きいです。看護師が患者さんの病状をわかっていれば、後で問い合わせがあった場合もすぐにきちんと答えられますし、診察前の検査だけでなくアドバイスもできれば、患者さんもちょっとした心配ごとを話しやすくなるでしょう。長期間の通院が必要な疾患もありますし、スタッフとの信頼関係は大切です。中には、スタッフに会いに来たと言って久しぶりに顔を見せてくださる患者さんもおられます。

治療が長期にわたる場合はモチベーションの維持も大変ですよね。

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【和久先生】緑内障や糖尿病性網膜症などは定期的に経過を見ていく必要があるのですが、途中で通院をやめてしまう方もいらっしゃるのが心配です。単に数値だけを見て「悪くなった」と言うのではなく、最初の3年と直近の3年で悪くなり方を比較するなど、患者さんの頑張っている点を認めるようにしています。また、10年くらい前には糖尿病網膜症が失明原因の2番目だったのですが、治療が進化して今は3番目になっています。早期発見と適切な治療を継続することで失明リスクを大きく下げることが期待できるのです。そんな話をしながら、患者さんが諦めてしまわないように、前向きに治療に取り組んでいただけるよう働きかけています。

人間的な温かな関係性を大切にする

ところで、眼科の医師をめざされた理由は何ですか? やりがいについても教えてください。

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【宮本院長】高校時代の校長先生が「手に職をつけなさい」といつもおっしゃっていて、父が外科医師だった影響もあり、医師になりたいと思うようになりました。高校生の時に角膜の病気で治療を受けたことが眼科に興味を持ったきっかけです。大学でさまざまな科について学びましたが、将来は家庭との両立しやすさも考え眼科に進みました。白内障の手術を受けられた患者さんが「何もすることないし、もう人生終わりだと思っていたけれど、寿命が延びたような気がするよ」と喜んでおられる姿に、やりがいを感じますね。

和久先生はいかがですか?

【和久先生】僕は小学校の時に読んだ外科医の漫画がきっかけです。その作者の先生の後輩になろうと思って進んだ大学で、高校の先輩がされていた眼科の講義がとてもカッコ良くて(笑)。内臓の病気は、例えば胃を手術することになればエックス線や内視鏡の検査をして、内科が診断し外科が手術を行うというように、多くの過程と人の手が必要です。でも眼科は、一つの臓器に対して自分がすべて責任を持って診ることができる点が魅力でした。また、人間の五感の中で70~80パーセントの感覚が目から入るものだといわれています。その目を健康に保つ仕事はやりがいがあると思いました。実際になってみると、医師と患者でありながらも1対1の人間同士として人と関われることが楽しいです。前に僕がケガをした時には、たくさんの患者さんから「大丈夫?」「お大事に」と声をかけてもらえてうれしかったです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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【和久先生】新型コロナウイルスの影響で、基礎疾患があって通院が不安な方もいらっしゃると思います。ほかの病院でも密にならないような工夫や検温などをされていますが、当クリニックでは車の中で待っていただけるように呼び出しベルを購入しました。順番が来たらベルを鳴らしてお越しいただくので、待合室にいる時間が少なくて済みます。中高年以降になると、いろいろな眼科疾病の割合は増加します。人間ドックの受診や片眼ずつ目を閉じての見え方を試すなど、日頃の生活の中で注意することも大切だと思います。
【宮本院長】近年子どもの近視が増えていますし、大人もテレワークで目に影響が出ているようです。時々散歩するなど外に出て心身ともにリフレッシュする機会を持ってください。遠くを見ることで目を休める効果も期待できます。自覚できない症状もありますから、気になることがあれば眼科検診をぜひ受けていただきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

多焦点眼内レンズ/13万5000円~

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