梶山内科クリニック

梶山内科クリニック

梶山 和恵院長

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地域医療をするならば、訪問診療は欠かせない役割

―訪問診療もされているとか。そのきっかけは?

開業以来、個人宅や老人ホームを対象とした訪問診療を行っています。開業医として地域医療に貢献することを志すならば、内科医にとって訪問診療は欠かすことはできません。看取りをする覚悟がなければ、本当の意味で地域に密着した医療はできないと感じ、訪問診療をはじめたのです。始めてみて感じることは、訪問診療には膨大な体力と時間がかかるということ。患者さんのお気持ちを考えながら病気のケアをしていくだけでなく、ご家族の意向に沿いながら、看護師やケアマネジャー、介護士の方々と常に連携し、みんなで同じ方針を持って治療を進めることが必要なのです。診療後には看護師やケアマネージャーに連絡したり、定期的な訪問診療以外にも時間が大事になってきます。急変に伴って夜中に呼び出されることもあり、大きな覚悟がなければ、決して務まらない医療だと実感しています。

―では、そこからどんなことを学んでいますか?

訪問診療には、決まった正解がないということは、日々感じています。「こんな時はこうするべき」という模範解答がなく、その場その場で最良の方法を模索し続けていくことが必要。いかに親身に時間を費やし、全力で走り回ることができるか。そうして懸命に尽くしていくことでしか、患者さんからもご家族からもご満足はいただけないと思っています。看取るときには私を待ってくれていて、お顔を見せた瞬間に亡くなる方などもいらっしゃるのです。そんな時には、それだけ私を信頼してくださっていたのかなと感じます。いかに満足いただける医療を行うかが大切。最期は「無事見送ってあげることができた」という安堵感がほとんどですね。

―診療の際に気を付けていることは何ですか?

例えば、不眠症で来院された患者さんには、睡眠薬を処方すれば簡単に不眠は解消しますが、それはあくまで対症療法に過ぎません。根本的に治していくためには、なぜ眠れないのか? その原因をしっかりと探し出し、それに対しての考え方や心がけを変えていくアドバイスをしていきます。病気を自分自身でどう捉えるのか。その捉え方を変えなければ一向に治らない病気だってあるのですよ。例えば、強い風が吹いていても、真正面からその風を受けるのではなく、少しだけ肩を斜めに傾けて風をすーっと流すことを覚えれば、ダメージの度合いは変わってきますよね。同様に、捉え方次第で、同じお薬を使った治療であっても得られる効果が劇的に変化することだってあります。それを患者さんにご理解いただくためにも、まずはしっかりと時間をかけてお話しをすることを大切にしています。



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