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井原 大輔 院長の独自取材記事

かわと歯科医院

(出雲市/武志駅)

最終更新日:2024/02/22

井原大輔院長 かわと歯科医院 main

出雲市稲岡町の「かわと歯科医院」は、斐川町にある「井原歯科医院」の分院として、1991年に開業した。2009年に現在の井原大輔院長が引き継いだのを機にリフォームし、院内設備を刷新、駐車場も拡張。道路沿いの看板は、同院のマスコットのネズミを乗せたデザインに一新して再設置された。「子どもにもネズミの歯医者さんとして親しんでほしい」という井原院長のアイデアだ。同院では、虫歯や歯周病の治療から、親知らず抜歯などの口腔外科、矯正、インプラント、ホワイトニングまで幅広く対応する。「出雲で都会と遜色ない歯科医療を提供し、大切な歯を守るサポートをしたい」と話す井原院長に、これまでの経歴や診療で大切にしていることなど、さまざまな話を聞いた。

(取材日2023年4月20日)

矯正や口腔外科まで、あらゆる相談に幅広く対応

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

井原大輔院長 かわと歯科医院1

父が歯科医院を開業していたので、幼い頃からその背中を見て育ったことが大きいですね。人の役に立てるいい仕事だなと、中学生くらいに自然と歯科医師になりたいと思い始めました。漠然とした思いが確固たるものに変わったのは、口の健康の大切さを強く意識するようになってからです。人が生きるベースは、毎日の食事ですよね。朝昼晩と、当たり前のように食べていますが、虫歯や歯周病、歯並びなど、お口のトラブルを抱えていては、おいしく食べることができなくなってしまいます。当たり前過ぎて実感していないけれど、口の中が健康でおいしく食事ができるのは、とてもありがたいこと。僕自身、料理することや食べることが大好きなので、歯科医師として、日々、おいしい食事をするためのサポートをしたいと考えたんです。

歯科医師として、どのような研鑽を積みましたか?

いずれ自分で歯科医院を持つことになった時に、困って来られた患者さんに対して「専門外だから診察できません」と言わずに済むように、幅広い診療に対応できる歯科医師をめざしました。もちろん、入院治療や専門的な治療が必要な患者さんは大きな病院に紹介しますが、街の歯科医院として最初の受け皿になりたいと思ったんです。大学は埼玉県の明海大学歯学部に進み、卒業後は明海大学PDI埼玉歯科診療所で2年間経験を積み、鳥取大学医学部附属病院の歯科口腔外科に移りました。口腔がん治療など、さまざまな症例に携わり、やりがいを感じていた時、当院を引き継ぐことになりました。でも、そこで学びを止めず、10年間ほど、休診日を利用して岡山で矯正歯科を専門にする先生のもとへ日帰りで通いましたし、今も新しい知識や技術の吸収に励んでいます。

どのような患者さんが来院しますか?

井原大輔院長 かわと歯科医院2

歯が生え始めた0歳児から90代まで、幅広い年代の患者さんが、さまざまなお悩みで来院されます。お子さんは虫歯の検査や治療のほか、乳歯が抜け始める年代から、歯並びを心配したご家族が矯正の相談に連れて来ることも多いですね。若い方は虫歯治療のほか、ホワイトニングなど審美目的の来院もあります。中高年になると、歯磨き中に出血したとか、歯茎のトラブルが目立ち始め、さらに歯周病が進んでインプラントや義歯が必要な方もおられます。そうならないために予防歯科に力を入れ、定期的なメンテナンスを呼びかけています。80代以上では、入れ歯が合わないというご相談も多く、健康上の理由などで来院できない患者さんのために訪問診療も行っています。高齢化が著しい地域なので、訪問診療にもますます力を入れていかなくてはと思っています。

口の中を可視化して説明し、患者の不安軽減をめざす

こちらの歯科医院のコンセプトについてお聞かせください。

井原大輔院長 かわと歯科医院3

「見えにくいお口の可視化・わかりやすい治療説明の徹底を」です。歯科医院が怖いと思われる方は、治療されるお口の中が見えないことも大きな要因だと思うんです。特に奥歯や歯の裏側までは、なかなか自分で確認できませんよね。そこで当院では、口腔内カメラで撮影した画像やデジタルエックス線や歯科用CTなどで撮影した画像をモニターでお見せしています。患者さんにご自身の口の中の状態を理解していただけて、治療法などのご説明もよりわかりやすくなると思います。百聞は一見にしかずで、自覚症状がない虫歯や歯石のつき具合なども一目でわかりますし、治療前後の画像を比較すれば、変化も一目瞭然です。治療後の状態をキープしようというモチベーションにもつながればうれしいです。

「お口の可視化」のための設備にもこだわられていますね。

はい。私が当院を継承するときは、ちょうどデジタルへ移行するタイミングでした。そこで、歯科医院の改装とあわせて、口腔内カメラやエックス線をはじめ、院内での検査機器はデジタルの先進的な機器をそろえました。詰め物などの補綴物を作製するにも、口腔内スキャナーでスキャンした画像をパソコン上で3Dデータを構築したり、画面上でシミュレーションも可能です。親知らずの抜歯では、患部と副鼻腔や顎の神経の距離や位置を歯科用CTで立体的に把握し、難しいケースは大きな病院へ紹介するなど、安全性を確認するためにも先進の機器を活用しています。最近ではマイクロスコープを導入し、根管治療の精度を上げることに役立てています。

患者さんと接する際に心がけていることはありますか?

井原大輔院長 かわと歯科医院4

当院はお子さまの来院も多いのですが、特に幼いお子さまには大人の患者さん以上に恐怖を和らげる必要があります。そこで当院では、黒くなった虫歯の写真を見せたり、治療の前に治療の道具を触ってもらい、「こんなふうに悪いところを取り除くんだよ」と見せたりします。実際に治療で何が行われるのかを見せて体感してもらうと、「この治療は自分にとって必要なんだ」と理解してくれると思うんです。もちろん、それでも怖くて泣いてしまう子もいますので、そういった場合は「今日は無理しなくていいよ」と、次回に仕切り直します。怖いけど治療ができそうなときには、次の患者さんの予約時間との兼ね合いもありますが、できるだけ頑張って治療に臨んでもらいます。こうした経験が、つらいことから逃げなかった成功体験として、お子さんの成長につながったらうれしいですね。

かけがえのない歯に感謝し、大切にしてほしい

歯科診療で重視している点は?

井原大輔院長 かわと歯科医院5

やはり早期発見・早期治療ですね。虫歯も歯周病も、自覚症状が出てからでは大がかりな治療が必要になり、歯を失いかねません。例えば、虫歯の痛みがひどくなって神経を取らざるを得ない場合、治療がつらいだけでなく、その後の歯が弱くなってしまうんです。そうならないために、症状がなくても定期的にメンテナンスに来て、検診とクリーニングを受けていただきたいです。また、虫歯や歯周病だけでなく矯正でも、早めの対応が大切です。子どもの顎が小さくなり、歯が並びきらないお子さんが多いので、早めに顎を拡張させるための治療を始めることで、永久歯が生えそろう段階できれいな歯並びがめざせたり、矯正が必要になっても抜歯など大がかりな治療にならずに済んだりすることにつながります。

日々のセルフケアのアドバイスをお願いします。

歯の磨き残しで歯石ができると細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病の原因になります。歯磨きの際に余分な力がかかると歯の根元が削れ、歯茎が下がる原因になるので、鉛筆を持つように歯ブラシを持ち、歯の根の方向に45度の角度で小刻みに動かしたり、上の歯は上から下へ、下の歯は下から上に回転させるように動かします。また、左右同じように磨こうとしても、利き手側は力が入りやすいので要注意です。でも、いくら自分では完璧と思っても、なかなか難しいもの。やはり定期的にメンテナンスに来ていただくことをお勧めします。歯科衛生士が歯石除去などのクリーニングをしながら、プロの目で磨き残しの傾向などをチェックし、口の中の写真もお見せしながら、セルフケアの指導を行います。

最後に、読者の皆さんへのメッセージをお聞かせください。

井原大輔院長 かわと歯科医院6

毎日の食事をおいしく食べることができるのは、健康な歯のおかげです。歯を失うとどれだけ困るか、失って後悔するのではなく、健康な歯に感謝して大切にしていただきたいです。忙しくて何年も歯科医院に行ったことがない方も、ご自分のお口の中の写真をご覧いただいて現実を知るだけでも意識が変わると思いますよ。当院では、赤ちゃんからご高齢の方まで、地域の皆さんのお口のお悩みを幅広くサポートしたいと考えていますので、何かお困りのことがあれば相談に、そうでなくても、予防や早期発見のためにメンテナンスにいらしていただきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/1期治療(小児矯正)25万円~、2期治療(成人矯正)45万円~、インプラント/25万円~、ホワイトニング/オフィスブリーチ(院内)2万4000円~ ホームブリーチ(家庭用)片顎:2万円~

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