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尾上 圭司 院長の独自取材記事

おのうえ歯科クリニック

(豊中市/桃山台駅)

最終更新日:2020/04/01

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豊中市と吹田市のちょうど境目。マンションや学校、公園などが整備された上新田の町に「おのうえ歯科クリニック」が誕生したのは今から18年前のこと。「歯科・小児歯科」の文字が入った看板や、キッズスペースをガラス越しに見ながら一歩院内に入れば、自然光に包まれた陽だまりのような待合スペースが出迎える。「診療スペースにも窓があって、気候のいい日は風を通すようにしています」と、にこやかに出迎えてくれたのは、ダンディーなひげをたくわえた院長の尾上圭司先生。肩の力の抜けた優しい雰囲気に、つい引き込まれてしまう。そんな尾上院長に、地域の歯科としてどのような診療を行っているのか、大切にしていることは何なのか、診療のポイントをじっくり聞いてみた。
(取材日2019年1月11日)

「いい状態」を知ることが予防のポイント

まずは、この地に開業した理由を教えてください。

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私の実家が吹田市で、学生時代に桃山台駅を利用していたこともありなじみ深い土地なんです。同じ住宅地でも古くからの町だと高齢者が多いのですが、こちらは転勤族といいますか、いろんなところから移って来られるヤングファミリーが中心です。もともとそのような層を対象にした歯科診療をやりたいと思い、公園の前という立地も気に入ってここを選びましたが、今は年配の方を含めた幅広い層の患者さんに来ていただいています。予想どおり歯に対する意識が比較的高い方が多く、歯科に求められるハードルも年々上がっていますね。

特に力を入れていることはありますか?

やはり予防が基本ですね。中学生以上になると歯肉の状態をいかに良好に保つかが重要で、それが将来的に虫歯の数を減らすことにもつながります。特に就寝前のブラッシングは大切で、できれば歯間ブラシやデンタルフロスなども併用して丁寧に仕上げることをお勧めしています。歯周病というのは、よほど悪くならない限り本人の自覚がありません。そういう意味では、逆にいい時の状態を実感していただくことが効果的だと思います。最近は朝目覚めても口の中がさっぱりして爽やかだとか、こんなによく噛めるとか、また続けていきたいと思うような変化があるはずで、要は患者さん自身に意識を変えていただくことがポイントですね。

小児歯科にも積極的に取り組んでおられるようですね。

私の妻も歯科医師で、もともと妻が子どもの患者さんを担当していました。現在妻は他院で働いており、私が小児も診ています。診療のコツとしては、いきなり「さぁ、治療するよ」という態度で近づかないことですね。子どもというのはすごく敏感で、こちらの空気を一瞬で読みますし、その時の体験が嫌で何十年も歯科医院に行かないということもありますから注意が必要です。ちなみに、ご両親が歯科医院に恐怖心を持っておられると、そのお子さんもそうなってしまう確率が高いようです。「虫歯になったら治療はすごく痛いんだよ」と聞かされていると「歯科医院は痛いところ」という刷り込みになってしまいますから、こうした指導はほどほどにしておいたほうがいいでしょう。

待合室にも診療室にもキッズスペースがありますね。

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小さなお子さんの場合は、お父さん、お母さん、幼い弟や妹にもみんな一緒に診療室に入っていただき、最初の1、2回は話をしながら歯ブラシをして遊んで帰ってもらうこともあります。診療室の一番手前のチェアは小児専用で、そのすぐ脇には保護者用のベンチ、向かいにキッズスペースを設置していますから、家族同伴で安心して治療を受けていただけます。年配の患者さんも、子どもが遊んでいるぐらいの環境のほうが気持ちも安らぐようで、中には一緒に遊んでくれるおじいちゃん、おばあちゃんもいます。住宅地の中ですから、当院を通じてみんな同じコミュニティーという意識が働くとうれしいですね。

専門の歯科医師による質にこだわった治療を提供

診療時に心がけていることは?

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患者さんになるべくリラックスしていただくことです。歯科では皆さん、どうしても構えがちですから、たわいもない話をしながら、せめて肩の力を抜いていただくよう心がけています。スタッフもそれぞれに個性があって接し方は微妙に違いますが、笑顔だけは絶やさないようにしています。笑顔になると肩の力が抜けるでしょう。それが大事なんです。あと、患者さん一人ひとり求めておられるものが異なりますから、治療法に関してはそのご要望と症例を照らし合わせ、トータルでベストと思えるものをお勧めしたいと考えています。その際は「これしかない」という言い方はせず、いろいろ提案した上でまず一度よく考えていただくようにしています。

こちらでは矯正やインプラント治療も行っていますね。

矯正もインプラント治療も、それぞれ専門で開業されている先生が出張で来られます。矯正の診療日は毎月決まっており、インプラントに関しては患者さんのご要望を受けてから日程を相談して決めています。紹介でわざわざ遠くの病院に行ってもらうことを考えれば、患者さんにとってはより便利で安心いただけるのではないかと思います。どちらもたいへん信頼できる先生で、ご自身の持っている歯科技術をなるべく生かしたいという非常に熱心なお考えの持ち主。しかも私に迷惑をかけまいと常に万全の注意を払っていただいていますから、私も安心して全幅の信頼を置いています。

出張でインプラント手術を行うケースは珍しいですね。

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インプラントの先生は東京からわざわざお越しになるんですよ。多忙な先生なので、施術のある日は朝一番の新幹線に乗って来て、術後はその日のうちに帰られます。必要な器具や材料はしっかり滅菌が施され、前日までにすべて送られてきます。インプラント施術日は他の患者さんの診療を行わない、日曜・祝日や水曜の午後など、当院の休診時間に行うようにしています。いつも必ず助手の方が同伴されるのですが、その助手も歯科医師です。それでも普段の現場環境とは違うわけですから、それだけの技術や自信、情熱があるということですね。ただ、それだけの体制ですから信頼関係ができている患者さんでないとこのお話はしませんし、やみくもに東京から先生を呼び寄せるようなことはありません。

「歯科検診」は生活習慣に取り入れるもの

今後に向けての展望はありますか?

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何となく頭に描いている青写真に過ぎませんが、知り合いの信頼できる先生2人、3人と協力し合い、将来もう少し大きな歯科医院を構えるのもいいのではないかと考えることがあります。お互いに得意分野を補完し合うことで、よりレベルの高い歯科医療が提供でき、地域の患者さんにも喜ばれると思うのです。ただ、みんなそれぞれ頑固に守ってきた部分がありますから、そう簡単には実現しないでしょうが……。患者さんのさまざまなニーズに耳を傾け、一つ一つ実現する努力を続けてきたからこそ、今の自分があると思っています。この場所はあくまで私のホームグラウンドであり、ここからより充実した歯科医療を届けていきたいと考えています。

15年以上にわたり、この地で診療を行ってきて感じることはありますか?

北摂という土地柄もあるかもしれませんが、予防意識の高い方が多いように思います。また転勤族のご家庭が多く、入れ替わりが激しいのもこのエリアの特徴で、異動シーズンになると家族ぐるみで通っておられた方がゴソッといなくなり、毎年、卒業式で生徒を送り出す教師のような寂しさを感じています。ただその分、新たなご家族との出会いもあり、別れと出会いの繰り返しですね。転居される皆さんには、「向こうへ行っても、信頼できるかかりつけの歯科医院を見つけて、3~4ヵ月に1回の検診は続けてくださいね」と念を押しています。これまでせっかく歯を大切にしてこられたのですから、これからも継続してほしいと思います。

最後に、地域の方々へ向けたメッセージをお願いします。

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予防歯科は、歯科医院に通えばすべてできるというものではありません。患者さんの協力があってこそ、口の中の健康を維持することができます。普段のブラッシングや正しい食生活を心がけ、生活サイクルの中に定期的な歯科医院によるメンテナンスを取り入れてもらう、それが私たち歯科医院の願いです。これからも、地元にずっと住まわれている方、また新しく転居されてこられた方、当院に関わるすべての方の歯の健康をサポートしながら、地域に根差した歯科診療に尽力していきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/30万円~ 矯正治療/70万円~
※詳細はクリニックへお問い合わせください。

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