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小林 実 院長の独自取材記事

こばやし歯科クリニック

(大阪市北区/福島駅)

最終更新日:2022/04/19

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大阪市北区の再開発エリアにある「こばやし歯科クリニック」は、福島駅や大阪駅からも徒歩圏内とアクセス良好だ。「口腔は一つの臓器」が理念である小林実院長は、根管治療から審美面に配慮した治療、インプラント治療まで幅広く対応すると同時に、口腔のトラブルの原因を追求し、健康な状態を維持できる環境づくりに力を入れている。今後さらに“予防歯科”を色濃く打ち出していきたいと話す小林院長に、診療理念やクリニックの特色、自慢のスタッフについてたっぷりと語ってもらった。

(取材日2022年4月1日)

口腔は一つの臓器。全体を診て適切なケアを提案

クリニックの診療方針を教えてください。

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「口腔は一つの臓器」と捉え、いかに長く機能させられるかを考えて、口腔内全体から一本一本の歯までしっかり診ていくのが当院の診療方針です。単に虫歯の治療だけをするのではなく、その患者さんの噛み方、歯周病の有無やその状態などをすべて調べて、「なぜそうなったのか」を常に考えることを大切にしてきました。歯科医師にできることはかぶせ物や入歯など人工物を入れることですが、天然歯に勝る人工物はどこにもありません。天然歯でさえ傷んでしまったのに、人工物が入ってそれ以上長く保てるわけがないんです。まずは天然歯がそうなった原因の解消に努め、必要に応じて口腔内の環境を変えていくことで、天然歯以上に人工物が長持ちできるようにすることと同時に、今後それを維持していくための徹底した予防・メンテナンスに注力しています。

患者さんの口腔に対する健康意識を高めるために、伝え方も工夫されていますね。

汚れがたまっていたり腫れていたりするお口から食べ物を体に入れることは、手を洗わずに食事をするのと同じ。歯磨きをしないのは、洗っていない食器に料理を盛りつけるようなものです。このように日常的な言葉と例えを使って、できる限り専門用語を使わずに患者さんにお話しするよう努めています。早い段階で治療期間の見通しや治療の選択肢をお伝えしながら、なりたいお口をめざしたゴールを設定しますが、実はそこからがスタート。その状態を維持していくため、メンテナンスしやすい口腔内の環境づくりを意識しています。もし「今はここだけ治療したい」と言われる方には治療をした上で、原因が解消できなければ将来的に不具合が出る可能性があるということをご説明し、予防についてのアドバイスをさせていただいています。

患者側にも高い意識が求められますね。

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口腔内の健康は全身の健康に関わってくるもの。当院ではその方針から治療期間も長くなりがちですが、ご自身の健康を守るため時間を割くことのできる方に、必然的に多くお越しいただいていますね。仕事でお忙しく予約をキャンセルせざるを得ない状況が見込まれる方は、当院にご来院いただく時期ではないというのが私の考え。柔軟に予約変更できる歯科医院を選んでいただくほうが、結果としてその患者さんのお口の健康にはプラスに働くと思うからです。当院が大切にしている“予防”のために時間をつくってご来院した患者さんの期待に誠心誠意の気持ちを持ってお応えしていきたい、というスタッフの想いから、通ってくださる患者さまには、その“当院のスタイル”に共感いただき、同じ気持ちで治療に取り組んでいただけたらうれしいです。2005年の開業から15年以上がたち、ようやく地域の方々にも認知いただけたのではないかと思っています。

スタッフはベテラン多数。勤続年数が醸す安心感

スタッフさんたちも先生の理念をしっかりと理解されているのですね。

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歯科衛生士は開業時から勤務する主任を筆頭に、勤続10年を超えるベテランから新人までそろっています。受付担当も10年以上勤めていて、皆プロ意識が高く頼りになるスタッフです。患者さんからは「ここはスタッフが変わらないから、気心が知れていて通いやすい」など、ご評価いただいています。歯科衛生士たちは患者さんとのコミュニケーションをとても大切にしていて、時には笑い声が絶えないことも。気さくな一方で、医療人である前に社会人であるということを強く意識し、ビジネスマナーは徹底していますね。主任歯科衛生士は、歯科医師対象の勉強会で講師をした際に「私が16年勤めているのは院長の背中を見てきたから」って言ってくれたんです。自分のスタイルを定め、その背中を見てスタッフがついてきてくれて、スタッフの存在が患者さんからの信頼につながっている。涙が出るほどうれしかったですね。

スタッフの皆さんはかなりの勉強家と伺いました。

日々のトレーニングでの研鑽、勉強会参加などはもちろん、経験と技術を駆使し口腔ケアを行う主任とは違う道を極めたいと、マイクロスコープを活用した歯科衛生士業務に自ら取り組んでいるスタッフもいます。マイクロスコープには、歯石や汚れの取り残しが少なくなるほか、器具の動かし方がより繊細になるため、組織への侵襲が抑えられるというメリットがあります。また同視線上をライトで照らせるため、影になる箇所が極めて少なく、しっかりとクリーニングができます。このようにそれぞれ得意分野の異なるベテラン2人のもとで経験を積んでいる若手は「このお口の状態なら担当できます」「この患者さんは私の技術では難しいです」など自身の得手不得手をしっかりと認識した上で、より質の高い歯科医療の提供を心がけてくれています。

医療機材の導入にも力を入れているそうですね。

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精密な診断・治療をするために、機器の更新は欠かせないものです。マイクロスコープや歯科用CTのほか、感染予防の観点で見直され始めた非接触型のレーザー治療器、口腔内スキャナーなども取り入れています。また近く導入予定なのが、顔面用3Dスキャナーです。歯型をデジタルスキャンできる口腔内スキャナーや歯科用CTを顔面用3Dスキャナーとマッチングさせることで、審美面も考慮した歯の位置を求めることができるほか、どのような歯列がベストか、そのためにはどのくらい歯を動かすのかなどを術前診断できるようになります。型を採って石こうで作る模型ではできなかったことも、デジタル化が進んだことで可能となっているのです。

さらに予防に特化した歯科医院に。後進育成にも力注ぐ

勉強会活動で若い先生方にレクチャーしているとお聞きしました。

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私は2人の師匠から、お口に関わるすべてを一つと見なす「一口腔一単位」という考え方と、根管治療で天然歯を残すことの大切さを学びました。そして治療をすればするほど歯を削ってはいけないということを痛感すると同時に、虫歯であればその原因、治療後の口腔内がどうなるのかなどの予測もつくようになり、30年近い臨床経験を振り返っても、やってきたことは間違いではなかったと胸を張れます。そして私が先輩方から教えていただいたように、これを後輩たちに伝えていくことも私の責任と考え、勉強会活動は20年以上取り組んできました。歯科医師になったばかりの若い先生たちとの交流で彼らの置かれた環境への理解も深まりますし、今後より若い世代にも伝えていく足がかりになると考えています。

今後の展望を教えてください。

当エリアにはマンションが次々と建設され、2005年の開業当時と比べて当院を取り巻く環境は大きく変わっています。子どもを含む若年者の人口が急増していることから、若い方々にもしっかりと口腔ケアの重要性を伝えていかなければと考えています。今後は新型コロナウイルスの流行に伴って閉鎖していたメンテナンスチェアを再稼働させ、“予防”という当院のカラーを色濃く打ち出すとともに、歯科医師は「かぶせ屋さん・入れ歯屋さん」ではなく、患者さんの健康に携わっている立場であるというイメージを持っていただけるように努めていきます。また歯科治療のデジタル化はまだまだ未来のある分野ですので、そこをいち早く開拓していけたらいいですね。

読者へのメッセージをお願いします。

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年を重ねても健康な体でおいしく食べたいのなら、リタイア後ではなく、いかに早い時期から意識し、時間を費やせるかがポイントです。また高齢の方に多いのが「治療にお金をかけるなら、子や孫に残したい」という考え。よく噛んでなんでも食べられるというのは、栄養面以外にも脳に刺激がいく、姿勢がしっかりするなどさまざまなメリットがあります。健康な歯でいることは、将来愛する家族に介護などの負担をかけないことにもつながるため、ご家族のためにもぜひ自分に投資してください。長く付き合っていける、自分のライフスタイルに合った歯科医院を見つけましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/1本48万4000円~、部分矯正/7万1500円~

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