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光本 宏司 院長の独自取材記事

出戸ひかり歯科

(大阪市平野区/出戸駅)

最終更新日:2020/04/01

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大阪メトロ谷町線の出戸駅の4番出口から徒歩約2分、府道186号線に面して「出戸ひかり歯科」がある。同院の院長である光本宏司(こうじ)先生が最も大切にしているのは、患者への気配りと配慮。患者の立場になって痛みやつらさを理解しようと努め、時間をかけて話をすることでトラブルの原因を探り、治療に対する患者の要望をつかむ。さらに、患者が自分の口腔内の状態について正しく知り、希望に見合った治療プランを選択できるよう、気さくな会話を通してさまざまな情報を提供している。光本院長に、患者との接し方やクリニックの診療ポリシーについて話を聞いた。
(取材日2019年8月27日)

待合室は受診の緊張をほぐせるような造りに

開業までの経緯を教えてください。

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開業前は国際空港内の診療所に勤務していました。大学の教授に、学外の診療所に行くならどこがいいですかと相談したところ、責任を持って推薦できるところとして、当時4つの診療所を抱えていた医療法人を紹介してくださいました。国際空港の診療所は本院がある天王寺からは遠く、研修の際などは天王寺まで移動する必要がありました。また、患者さんのほとんどが空港のスタッフで、高齢の患者さんやお子さんを診ることはありませんでした。開業のことを考えると不安はありましたが、基本的な診療はほぼ経験でき、周囲からも勤務医時代の経験を生かしていくようアドバイスをいただいたことから開業を決意しました。

現在の場所で開業されたのはなぜですか。

当時、同級生の何人かが開業地を探していました。物件の情報を共有しており、各自が通勤可能な場所を選んでいたのです。僕の場合は、スタッフの通勤も考えて駅前であることも条件でした。平野に地縁はなかったのですが、調べてみると人口が多く、ご高齢の方もたくさんおられるので幅広く診たいという目標に合った地域だとわかり、この場所でやっていこうと思ったわけです。周囲にたくさん歯科があるのですが、大学の先輩の先生も多く、皆さん快く迎えてくださいました。

ゆったりとした造りのクリニックですね。

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開業当初は1階のみで、同級生のクリニックと比較しても規模は小さいほうでした。現在は2階にも規模を広げて、カルテなどの資料を収納するスペース、スタッフの休憩室、チャイルドルームを設けました。診療スペースに対して待合室を広く取っているのは、患者さんにリラックスしていただきたいからです。歯科医院の受診はやはり緊張する時間です。僕自身も自分が受診する際に狭い待合室だとリラックスできませんからね。待合室の椅子やソファーは実際に自分たちで腰をかけて、心地良く過ごせるように高さを調整してもらったんですよ。

問題なく食べられることを治療の第一目的として

先生の治療についての基本的な考えを教えてください。

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患者さんの年齢に関わらず、歯を失ってしまった方でも痛みなどを感じず、何も気にせずに食べられるようにしていきたいと考えています。さらに見た目もきれいにできれば良いですね。歯科医師が治療するのは口の周囲だけですが、歯は全身の健康にも関わってくるもの。お薬をはじめとする他の診療科の知識、患者さんの思いや心の動きを理解しておくことが必要です。例えば、虫歯はあるけれど今処置する必要はないという場合には、「治療しないこと」も含めて選択肢を示して、それぞれのメリット、デメリットを説明します。患者さんが治療に何を求めておられるかは、それぞれ異なり正解も一つではありません。歯科医師の役割は、患者さんの選択に対して最善を尽くすことだと思います。

患者さんへの配慮と気配りも大切にしておられるそうですね。

患者さんは悩みや問題を抱えて受診されるので、そのつらさをきちんと理解するようにとスタッフにも徹底して伝えています。例えば、歯が痛い、食べられない、歯をなくしたと受診された患者さんに、「時間がないから今日はここまで」といった診療は絶対に行いたくありません。飛び込みでこうした患者さんが来られた場合、予約の患者さんには本当に申し訳ないのですが、時間を少し融通していただくこともあります。僕は入れ歯ではないので入れ歯の不具合のつらさを直接知っているわけではありませんが、食べられないつらさはわかりますので、時間をかけても何とかしてあげたいと思います。

良好なコミュニケーションが求められますね。

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患者さんと話をする時間は長いと思います。歯科医師は治療すること、処置することを優先しがちですが、患者さんのことをよく理解していないと、患者さんの納得を得られる治療ができないという事態に陥るおそれもあります。特に他のクリニックなどで治療を受けたのにもかかわらず良い結果が得られていないという場合は、決して簡単なケースではなく、患者さんの話をよく聞いて、経緯を時系列で理解しないと納得のいく治療を行うことはできないと感じています。中には、できるだけ短期間で治療してほしいという方もおられます。しかし、時間最優先になるとベストな治療を提供できず、根本的な解決につながらないこともあります。なので当院の方針としては、たとえ治療期間が長くなっても、通院・治療に対するモチベーションを高めながら、二人三脚でゴールをめざしたいと考えています。

具体的にはどのようにゴールをめざしていくのですか。

例えば、入れ歯の患者さんは、当然のことながら、早く治したい、早く食べられるようになりたいとおっしゃいます。また、患者さんによっては、見た目を気にされることもあります。しかし、入れ歯を使いこなすためには、リハビリテーションのようなことが必要な場合もあるのです。どれほどよくできた入れ歯でも、入れるだけでその機能を発揮することはできません。快適に使い続けていただくために、患者さんに努力していただく部分もあります。さまざまな知識をしっかりと伝えて、患者さんに実際に使っていただきながら、何か問題がないか確認していくという積み重ねが必要なのです。

患者との間に信頼し合える人間関係を築く

患者との信頼関係が大事だと思いますが、どのように構築していくのでしょうか。

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治療期間中に信頼関係を構築することが大切です。入れ歯を例に取ると、診療は歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、さらに患者さん自身も含めたチーム医療です。全員が良い状態で診療を続けるためには、それぞれがしっかりと話をして、理解し合い、情報を共有することが不可欠です。当院では、そのための環境づくり、雰囲気づくりに力を入れています。時には治療に直接関係ない世間話もするので、クリニック全体が明るく和やかな雰囲気で、受診の緊張感をほぐすためにも役立っていると思います。患者さんによっては、気を遣って言いたいことがあっても口に出さないという方もおられるかもしれません。しかし、口に出さない部分に診療の「正解」が隠れていることもあるのです。そして、本音でしっかり話をさせていただいた患者さんほど、仲良く長いお付き合いになります。

チーム医療とのことですが、スタッフさんについても教えてください。

スタッフの面接時には、僕のコミュニケーションと患者さんの気持ちを重視する姿勢を伝えるようにしています。実は当院のスタッフは、募集告知で集まったというよりも、最初に採用した数名からの紹介で成り立っています。当院の方針や雰囲気に合った知人や友人を紹介してくれるので、みんな患者さんや相手の立場で物事を考えることができ、長く勤めてくれる人ばかりです。歯科助手として採用した人が歯科衛生士になったという例もあり、当院が歯科診療に興味を持つきっかけになれたことをうれしく思います。

最後に、読者へメッセージやアドバイスをお願いします。

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クリニック選びの際は、インターネットの評価などに惑わされるのではなく、ご自身の感覚を信用して、人の痛みがわかる歯科医師、クリニックを選んでください。初診の場合は、わからないことも多く不安になるかもしれませんが、予約時のスタッフさんの対応、クリニックの雰囲気、さらに歯科医師やスタッフとの話で、患者さん思いのクリニックかどうかは判断できると思います。初回は時間が取れないなどの事情があっても、2、3回通えば自然とわかってきますよ。当院では、患者さんとの信頼関係を大事にしており、おかげさまで皆さん長く通ってくださいます。これからも、良い関係を大事に一緒に年齢を重ねて、僕が診療できる間はずっと診させていただければと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療:40万円~、成人矯正:60万円~
※検査費、調整・管理料が別途かかります。

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