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光成 洋二 院長の独自取材記事

医療法人 光成歯科

(吹田市/豊津駅)

最終更新日:2020/04/01

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阪急千里線豊津駅から歩いて5分。豊津商店街の中に「医療法人 光成歯科」が開業したのは20年近く前のこと。以来、小さな子どもから高齢者まで、身近に診療を受けられる地域の歯科クリニックとして親しまれている。院長を務める光成洋二先生は、岡山大学歯学部の出身。高倍率のルーペを片時も離さず首からぶら下げ、一般的な虫歯や歯周病の治療はもちろん、精密さが求められるインプラント治療や審美的治療など、幅広い診療内容で患者のニーズに応えている。中でも光成院長が力を入れているのは予防やメンテナンス。歯をできる限り健康に保つことをコンセプトに、その重要性を常に訴え続けている。そんな光成院長に、診療における心構え、女性や子どもの患者が注意すべき点など、じっくり聞いてみた。
(取材日2017年9月8日)

歯をトータルに守ることが歯科の務め

この地で開業した経緯を教えてください。

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私は泉大津生まれで岸和田育ちという、もともと南大阪の出身なんです。天王寺の歯科で勤務医をしていた頃、南からも北からも患者さんが来られるのですが、北から来られる方のほうが歯に対する意識が少し高いと感じたんですね。そういう患者さんなら自分のめざす医療がやりやすいのではないかと考え、北摂で開業することにしました。ここは、東へ行くと豊津、西には江坂があり、駅へと続く商店街にありますから買い物や通勤の人通りが多いことが特徴です。近隣にお住まいの方はもちろん、周囲には会社がたくさんあり、お勤めの方もよく来られます。患者さんの年齢層は、それこそ赤ちゃんから90代のお年寄りまで幅広いですね。

こちらでは、予防やメンテナンスに力を入れているとのことですが。

歯科というのは、悪くなってから治す場所というよりも、皆さんの歯の健康を守る場所であるべきだと考えています。世間一般で言う、年をとったら歯がなくなっていくというのは当たり前ではなく、やり方さえ正しければ歯を残すことはできるんです。ただ、それに向けた努力は必要ですね。やはり、まずは定期的に検診などを受けていただくことです。ご自身できちんとメンテナンスできる方であれば1年に1回でも大丈夫ですが、3ヵ月を過ぎると、どうしてもいろいろ問題が出てくると思います。3ヵ月に1回、きちんとメンテナンスをしていれば、たとえブラッシングが完璧でなくてもかなりの病気は防げますし、少なくとも進行を抑えることができます。

診療で、まず心がけていることは何ですか?

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いまだに歯科医院は痛い、怖いというイメージがあると思いますから、まずはそれを払拭することをスタッフ全員で意識しています。やはりパッと見たときの印象は大事で、そこで「あれ?」と思われるぐらいの笑顔で出迎えて、気持ちよく診察を受けていただけるように心がけています。初めての方は大半がクチコミで聞いて来られるのですが、やはり最初は歯が取れたり痛くなったりしたのをきっかけに、治療でお越しになる方が多いです。まずは緊急処置をして、ちょっとお話を聞いてもらえる関係を築いたところで状況説明をさせていただき、そこからさまざまな提案をしていくような形ですね。

患者の意識と正しい知識が健康な歯をつくる

若い女性の患者さん特有の傾向はありますか?

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今はスマホやケータイで自撮りするのが当たり前の時代ですから、皆さん、美意識が高く、白い歯やきれいな歯列、歯茎などを求めて相談に来られる方がすごく増えています。一方で、きちんと歯磨きができているのかなと不安になるような方もいらっしゃいます。審美的な治療にしてもホワイトニングにしても、エステ感覚で来られる方もおられますが、まずは口の中の健康状態をきちんとすることから始まります。口腔内の状態を良くしてから審美的な治療をすると、仕上がりも長持ちも違いますからね。中にはパッとすぐにきれいになれると期待していて、ちょっとイメージが違うという方もいらっしゃいます。そこを納得していただくのが、なかなか苦労するところですね。

こちらには、子どもの患者さんもけっこう来られるそうですね。

はい。お母さま方もお子さんの歯に対する意識が高い方が多いようで、たくさんのお子さんが来られます。しかし、テレビや本など巷にメディアの情報があふれていて、しかも目を引くものが多いですから、それに影響されやすいようです。しかし効果を出すためには、専門家から正しい知識を得ることが必要です。患者さんは一人ひとり皆さん違っていて、その違いは本人にはなかなか自覚できませんからね。専門家による正しいアドバイスがあれば、それまでとは違った、ちょっと別の視点から考えられるようになりますし、自覚すること自体に意味があると思います。

子どもの場合、どのようなことに注意すればいいですか?

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赤ちゃんから噛み合わせや口腔内細菌が安定する10歳ぐらいまでは非常に大切な時期で、本当に気をつけてメンテナンスしてあげることです。そこさえ乗り越えられれば、さほど虫歯にはならないんです。また、日常からきちんと指導していると、本人もそれが当たり前に育ってくれますからね。反対に、今でも歯を磨く習慣がない子もたまにいます。ただ、そのような子でも、いろんな話をしながらきれいにして帰してあげると、やはりそれが頭に残っているようで、そのうちに自分でちゃんとメンテナンスするようになるんです。中学生ぐらいになって意識が芽生え、きれいしようと努力する子がけっこういますから、やはり意識の問題というのは大きいと思います。

患者の期待に応えていきたい

院長が歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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私は、近所が皆顔見知りのような街で育ったのですが、ある薬局のご主人が気さくな方で、店の前を通るたびに昔の市販の薬についていた小さなプラモデルのようなおまけをくれたりしていました。そのご主人は、医療という仕事の大切さや、やりがいなどのお話を聞かせてくれました。高校生になって進路を決める段階になって、少年期から聞いていた話が記憶に残っていましたから、歯科をめざし始めました。ただ、歯学部に入ると歯科医師にしかなれませんから、医学部にするか、そこは少し悩みました。

ところでプライベートは、どのように過ごされますか?

私、誰かに自慢できるような趣味はなんにもないんです。楽しみといえば、それこそ家族と一緒に過ごすことぐらいですね。うちは妻と高校生の一人娘の3人で、昔から、いつもそろって行動するような家族です。娘が小さい頃は、東京のテーマパークにしょっちゅう行ってました。かなりの親馬鹿ですね(笑)。そんな娘も進路を決めなくてはならない時期で、どうも医師か歯科医師をめざしているようです。私から勧めたことはありませんし、相談されたこともありませんが、妻には話しているようですね。妻は今、当院の受付を手伝ってくれています。1から10まで言わなくても安心して任せられるので、すごくありがたい存在です。スタッフとのつなぎもやってくれますし、普段はなかなか言えませんが、心の中でいつも感謝しています。

最後に、読者に向けて一言お願いします。

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地域医療というのは、患者さんと長いスパンでお付き合いしていくことが大切です。また、一番の目的は、やはり皆さんの歯を長く健康に保つことで、本当に必要な場合を除いて、なるべく削ったり抜いたりしないのが当院の基本方針です。自分としては、技術的に、特に何かに特化しているというのではありません。ただ、自分が未熟なせいで患者さんに最善の治療をご提案できないようなことがあってはいけませんので、すべてが一定以上のレベルにあるよう心がけ、歯科医師会や外部の勉強会などにもできるだけ顔を出し、学会誌などから新しい情報を常にインプットしています。歯は日々のメンテナンスが重要です。いつまでも健康な歯を保ち続けるために、治療が終わってからのケアを含め、末永くお付き合いできればと思っています。

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