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岡村 麻菜 院長の独自取材記事

メイ・ロイヤル矢向歯科医院

(横浜市鶴見区/矢向駅)

最終更新日:2022/07/01

岡村麻菜院長 メイ・ロイヤル矢向歯科医院 main

JR南武線矢向駅から徒歩1分の好立地にある「メイ・ロイヤル矢向歯科医院」は、明るくアットホームな雰囲気の歯科医院。受付や診療室の壁など院内のところどころに飾られている歯に関連したかわいらしい絵やオブジェは、2022年2月に院長に就任した岡村麻菜先生が自ら見つけてきたものだという。明るくはつらつとした印象の岡村先生は、大田区で3代続く歯科医院の家に生まれ、大学院では義歯を専門に学んできた女性歯科医師。これまでの同院の診療方針を守りつつ、新たな視点を加えた歯科医療に取り組んでいるという。地域貢献を掲げ、平日は8時30分から21時30分まで、土日、祝日も診療する同院の診療方針、岡村先生自身の歯科医療に対する考え方やこれからの展望などを聞いた。

(取材日2022年1月14日/情報更新日2022年2月25日)

患者の利便性を考えた家族ぐるみで通いやすい歯科医院

こちらには、どのような患者さんがいらっしゃいますか?

岡村麻菜院長 メイ・ロイヤル矢向歯科医院1

お子さんからお年寄りまで幅広い患者さんがいらっしゃいますが、夜遅くまで診療しているので、会社員の方が仕事帰りに来院しやすいということはあるかもしれませんね。どなたでも通いやすい歯科医院でありたいと考えているので、平日は21時30分まで、土日、祝日は17時まで診療しています。例えば、平日の夜にお父さん、週末にお母さんとお子さんがというように家族ぐるみで来ていただける歯科医院でありたいと思います。現在、通われている患者さんの7~8割はメンテナンスの患者さんですが、もう少しその率を上げたいですし、基本的には、処置することなく良好な口腔状態を維持していけることをめざしています。

地域的な特徴などはありますか?

日本全体の傾向と同じく高齢の患者さんは多いですが、ここはお子さんも多い地域です。近くに大企業があるため、最近は外国人の方も多く住んでいらっしゃるようです。外国人の患者さんの場合、当院に通院している患者さんから紹介されて来院されることが多いですね。アジア系の方が中心ですが、英語や少しでも日本語ができる方であれば診させていただいています。

先生の経歴について教えてください。

岡村麻菜院長 メイ・ロイヤル矢向歯科医院2

大学卒業後は大学院に進学しました。その頃、当院に勤めていた同期から紹介されたことがきっかけで、7~8年前から当院に勤務しています。スタッフは皆さん優しく、働きやすい環境が居心地良かったことが決め手でしたね。大学院では義歯、入れ歯を専門に学びました。当時は、主に高齢者の義歯を診ていましたが、当院では一般歯科全般を幅広く診療しています。歯周病がひどい方の場合、若いうちから義歯が必要ですが、一般的には60代、70代から入れ歯が必要になるケースが多いですね。入れ歯作りでは、将来的なことを見据え、作り直さずに使っていける工夫を心がけています。

院長就任にあたり、新しい試みはお考えですか?

設備面ではCTを導入したいと考えています。また、施設という意味で、院内奥のスペースに保育士さんのいるキッズスペースができたらいいですね。お子さんのいるスタッフも多いですし、これから出産を迎えるスタッフもいます。患者さんにも利用していただけるようにすれば、より通いやすくなるのではないでしょうか。また、少しずつですが、壁紙を変えたり、絵やオブジェを増やすなどして院内を明るいイメージに変えているところです。

何げない会話でリラックスして診療を受けてもらいたい

先生が歯科医師を志したきっかけを教えてください。

岡村麻菜院長 メイ・ロイヤル矢向歯科医院3

実家が祖父の代から続く歯科医院で、私は3代目になります。両親ともに歯科医師でしたので、その影響は大きいですね。小さい頃から歯科医療を身近に見てきましたが、医学部への進学をめざしていた時期もありました。しかし、中学高校の時からいろいろと楽しみたいタイプだったこともあり、オープンキャンパスに参加するなどして自分に合ったところを探し、最終的に歯学部の道を決めました。歯学部で6年間学び、最終的に国家試験を受ける際に受験の準備をしたり、学年をまとめる国家試験対策委員長を務めました。そういった全体をまとめる仕事は好きですね。

ご実家の歯科医院の影響は大きいですね。

祖父の代から通ってくださっている患者さんがほとんどで、子どもの頃から通っていた方が年を重ねてご自身のお子さんを連れて来られることも多いですね。ある意味、実家が歯科医院のロールモデルになっているかもしれません。母がすごくしゃべる人で、つい治療が長引いてしまうのですが、それはコミュニケーションとして、患者さんとよく話をしていたのだなということがわかるようになりました。お天気の話でもいいですし、何かたわいない話であってもなるべく患者さんと話すことは心がけています。

先生が義歯をご専門に選ばれた理由は?

岡村麻菜院長 メイ・ロイヤル矢向歯科医院4

資格試験に合格した1年目の臨床研修の時に、一番わからなかったのが義歯でした。その「わからない分野」の専門性を上げたいと思い大学院に進みました。義歯が専門の恩師に誘っていただいたことも理由の一つですね。また、日本社会全体が超高齢社会ですから、いずれ必要になるニーズの高い分野ではないかという思いもありました。

診療で大切にされていることは何でしょう。

例えば、足の不自由な方が診療室に入ってこられたら、なるべく近くのユニットにご案内するとか、寒い時や雨が降っている時には、「気をつけて帰ってくださいね」とお声がけするなど、治療以外のこともお話しし、リラックスして治療に取り組んでいただけるよう心がけています。

今後は審美歯科、予防歯科にもさらに注力

地域にとってどのような歯科医院でありたいとお考えですか?

岡村麻菜院長 メイ・ロイヤル矢向歯科医院5

いろいろな専門の先生に来ていただけるようになれば、小児矯正などにも注力したいと考えていますが、今は一般歯科をメインに診療しています。抜歯など口腔外科の分野は専門の先生に来ていただくというスタイルです。私自身は食育に興味を持っていて、セミナーを受けるなどしているので、小児歯科にも力を入れていきたいですね。食べるものによって顎の発達状況は変わってきます。普段よく食べている食品の中にどれだけ砂糖が入っているかをきちんと把握して食べることで、虫歯になりにくくなるといったこともあるので食育は大切ですね。それらの知識は、小児だけでなく高齢者の診療にも取り入れていきたいと考えています。

力を入れていきたい診療などがあれば教えてください。

ホワイトニングは少しずつですが、ニーズが増えてきているように思います。現在は、家で患者さんご自身が行うホームホワイトニングがメインですが、今後は院内で少し時間をかけて行うオフィスホワイトニングに力を入れていきたいと思っています。オフィスホワイトニングで使う薬のほうが濃度が高いので、即効性が期待できるというメリットがあります。また、小児の予防歯科にも力を入れていきたいですね。なるべく削らずに天然歯を維持することは大切なので、子どもの頃から予防の意識を持つことが重要だと思います。高齢者に関しては、80歳で20本の歯を残そうと謳う「8020運動」も意識して、入れ歯になる前にメンテナンスでとどめ、自分の歯を温存する大切さをお話ししています。

最後に今後の展望をお願いします。

岡村麻菜院長 メイ・ロイヤル矢向歯科医院6

自由診療の中ではホワイトニングをお勧めしていきたいですし、かぶせ物も白く耐久性の高いセラミックなどを用いたメタルフリーの審美歯科診療に注力していきたいですね。現在は、保険内の治療がほとんどですが、若い女性の方では白いかぶせ物を希望される方も増えています。素材的な強さもありますが、金属は固まる時に収縮するため若干小さくなるので、そこをセメントで補わなければいけません。そういった適合面を考慮してもセラミックはお勧めできます。歯科医師、スタッフ一同アットホームな雰囲気の歯科医院ですので、気軽に来ていただけるとうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オフィスホワイトニング(1歯)/3300円、ホームホワイトニング/1万6500円、セラミックを用いた補綴治療/2万900円~

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