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村井 幸栄 院長の独自取材記事

むらい歯科医院

(寝屋川市/寝屋川市駅)

最終更新日:2020/01/14

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寝屋川市緑町、大阪外環状線から少し入ると商店などが立ち並ぶ一角がある。ビルの2階にある「むらい歯科医院」は開業14年目を迎える歯科医院だ。院長は寝屋川市のこの地域で生まれ育った村井幸栄(こうえい)院長。それだけに村井院長を子ども時代から知る患者や、開業以来通い続ける人も多く、高齢者を中心に地域住民に親しまれているかかりつけ歯科だ。自身が患者として多くの歯科治療を受けた経験から「痛みの少ない安心診療」を掲げる村井院長に、歯科医師をめざした経緯や現在、そしてこれからの診療方針について語ってもらった。
(取材日2018年11月2日)

院長自身が歯科治療を多く経験、患者の痛みを理解

歯科医師をめざし、この地域で開業に至った経緯を聞かせてください。

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実家が薬局で、親が薬剤師だったんです。そのためか物心ついた頃から医療関係の仕事に進みたいなと思っていましたね。寝屋川市で生まれ育ち、歯科大学を卒業してからは、関西で勤務医をし、その後2005年に地元で開業しました。この地域は高齢者が多いこともあり、患者さんの年齢層は高めだと思いますが、お子さんも来院されています。開業当初から通い続けている方も多く、地元ですので、幼少時にお世話になった方や友人なども患者さんとして来てくださっているんですよ。

こちらの歯科医院の特徴について教えてください。

患者さんをどうやってリラックスさせるかを考えて、たくさんの観葉植物を置き、アロマオイルを使用しています。アロマに関する勉強もしたんですよ。院内も明るく開放感があるように大きめの窓にしていて、診療スペースには日差しも入り、外の景色も眺められるようにしました。また患者さんと接する際にも、怖さなどを感じられないよう気をつけています。「優しい先生」だというクチコミで来院していただいた患者さんも多く、とてもうれしく感じています。

診療時、リラックスしてもらうことにこだわったのはなぜですか?

実は僕自身、小さい頃から歯科医院が大嫌いでして(笑)、痛くなくなったら歯科に行くのをやめてしまう患者でした。そのため歯がとても悪かったんです。たくさん虫歯がありましたし、今は複数のインプラントが入っています。歯科に対する怖さや嫌な感覚を存分に経験していますので、患者さんにはそういう思いをしてもらいたくない、歯科に通いやすくしてあげたいという気持ちが強くあり、院内の雰囲気づくりにはこだわりました。

先生自身の治療経験によって、患者さんの気持ちや痛みも理解できるのですね。

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歯科の先生方で、ここまで歯が悪かった経験がある歯科医師はあまりいないと思います。歯科大学の講義中に、「村井の歯の状態は60歳くらいだから」と言われたほどで、自分が歯学部に進んでから、やっと歯科に通い続けなくていけないと思い直したくらいでしたから。歯を削られる、抜かれる経験も何度もしています。患者さんが訴える痛みにはいろんな度合いや種類がありますが、ほぼすべて僕自身が体験しているものですので、何が原因なのか、どんな痛みなのか、そして、お気持ちやつらさも理解できる。これは僕の強みだと思います。

定期的な来院のきっかけに「歯肉マッサージ」を実施

高齢者の方の歯科治療はどのように取り組まれていますか?

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歯周病治療では、PMTCというクリーニングを中心に行っています。大学時代は歯周病治療に興味があり、これまでもいろいろ勉強会にも参加してきました。また、歯を失った際もいろんな方法があります。僕自身インプラントを複数入れていますが、インプラントは最終手段だと考えています。現在では入れ歯もさまざまなタイプがありますのでご相談ください。

子どもの診療時に気をつけていることは?

まずは「歯医者嫌い」にさせないように気をつけています。いきなり治療を開始することはしません。親御さんからすると治療終了までの期間が長くなりますので、同意していただけることが前提となりますが、なじみのある歯ブラシをお口に入れて動かしたり、器具を見せたり説明したりしながら、歯科に慣れるところから始めます。

小児矯正では「顎顔面矯正」を行っていると伺いました。

最近のお子さんは顎が小さめで、歯並びに影響しやすいんです。矯正にもいろいろありますが、当院では「顎顔面矯正」を行っています。これは、乳歯の段階から顎の骨や顔の骨格を整えることで、きれいに歯が生えていくように促す矯正方法で、お口の中だけでなく、気道が広がることで、姿勢や呼吸の良い影響も期待できるといわれています。

予防歯科ではどんなことを行っていますか?

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当院では、メンテナンスで来院された方に「歯肉マッサージ」を行っています。歯科衛生士の担当で、リラックスしていただくために患者さんのお口の中をマッサージするのですが、気持ちが良く、虫歯や歯周病予防にもつながりますので、患者さんが「通い続けたい」と思ってくださるきっかけになればと思っています。このほか、来院時にブラッシング指導を行っています。歯を正しく磨くのは実はとても難しいんですよね。なので、まず第一歩として5分を目安に「歯ブラシを長い時間持つこと」をお伝えしています。5分あれば、同じところばかり磨くことは逆に難しいですから(笑)、磨き残しをなるべく避けられるようにとお勧めしています。

治療で最も重視する「会話と説明」で不安を取り除く

治療時に重要視されていることは何ですか?

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僕は患者さんと会話すること、そして説明することに力を入れています。治療の中で一番重きを置いているのは説明だと思いますね。診療チェアにお座りいただき、前にある画面を見てもらって、まずは今から行う治療を可視化して説明します。その後、口腔内カメラでお口の中を撮影しながら治療を進め、治療前と治療後でどういう状態になったか目視で確認していただき、治療内容と今後をきっちり説明していきます。「何をされているかわからない」という状態では、歯科治療を続けるのは怖いですよね。僕自身、その怖さは十分理解できますので、毎回、治療内容を説明し、わかっていただくまでお話ししていきます。

患者さんと接する際に心がけていることはありますか?

患者さんが何を主として話していらっしゃるのか、どういうことを考えているのか、望まれているのか、見極めることを大事にしていますね。決して、歯科医師本位の治療は行いません。何をしたいのか、どういう歯の状態になりたいのかをくみ取り、こちらからは治療の選択肢をお伝えし、説明して、治療計画や治療のゴール地点を決めていきます。

今後はどのように診療に取り組んでいきたいですか?

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基本的な診療方針は、これまでと変わらず、患者さんの話をよく聞くこと、説明をすることに重点を置いて治療を続けていきたいです。ただ、歯科診療の時代の流れを把握し、新しい知識や情報の吸収は続けていかなければいけません。得たものを、患者さんに提供していけるよう、勉強会やセミナーにもできる限り参加し続けて、研鑽していきます。治療としてできるだけ天然の歯を残すためにできる限り削らない治療「ミニマル・インターベンション(MI)」を心がけています。その中でも、抜かなければならない悪い歯を抜歯して親しらずを移植をしたり、再植をして天然の歯を残すことを大事にしています。これも僕自身が歯を削られてきたからこそ、その思いはとても強いんですよね。これからも、「自分ならどういう治療を受けたいか」を常に考えながら、治療に取り組んでいきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

顎顔面矯正/35万円~、インプラント治療/30万円~、ホワイトニング(片顎)/1万5000円~、成人矯正50万円~ 

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