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藤田 昌彦 院長の独自取材記事

ふじた歯科クリニック

(茨木市/茨木駅)

最終更新日:2021/02/08

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JR茨木駅から阪急石橋行きなどのバスで10分の郡停留所から徒歩3分のところにある「ふじた歯科クリニック」。家族ぐるみで通う人も多い地域に密着したクリニックだ。院長の藤田昌彦先生は、大学病院で全身の知識が必要とされる歯科口腔外科の診療経験を積み、その後、矯正や咬合治療の勉強を15年にわたり取り組んできたそう。そのため、同院には小児の矯正の患者も多く訪れるのだとか。プライベートでは2児の父でもある藤田院長。待合室にはキッズスペース、治療中はアニメのDVDが見られるなど子どもが通いやすい院内環境にも配慮されている。また、予防の啓発にも注力し、患者が積極的にメンテナンスに通いたくなる工夫もされている。生涯勉強をモットーとする院長の藤田先生に話を聞いた。
(取材日2019年1月17日)

患者自身が歯に関心を持つことで予防への意識が高まる

こちらで開院されて12年とのことですが、開業当時からの変化など感じられることはありますか。

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自分が育った地元の医療に貢献したいと思い、高校時代に通学でよく歩いていたこの場所に2007年に開業しました。こちらは、近くにバス停はあるものの駅からは遠いので、開院当時からこの近辺にお住まいの患者さんが主に通ってくださっています。紹介を中心に新しい患者さんも増え、今では家族全員のかかりつけにしてくださる方が多く、中にはお孫さんまで3世代という方も出てきました。患者さんの変化として感じることは、当初は虫歯などによる急な痛みで来られる方がほとんどでしたが、今は定期的なクリーニングなどメンテナンスに訪れる患者さんが多くなったことですね。クリーニングに来られる患者さんが増えてきております。少しずつ患者さんの意識も変わってきているように感じます。

予防やメンテナンスへの意識を根づかせるために、何か取り組んでこられたことはあったのですか。

普段自分のお口の中をすみずみまで見ることはほとんどないと思いますし、歯科医師から虫歯や磨き残しの箇所を指摘されてもきちんと把握できていない方は多いと思います。こちらでは今のお口の状態を目で見て確認できるよう、定期的にお口の診断結果という用紙をお渡ししています。1本ずつすべての歯の状態を記録した診断結果を患者さんに持ち帰ってもらうことで、多くの患者さんの意識が変わってきたように感じています。3ヵ月に1度程度お渡しするので、中にはすべてファイルして自分の歯の状態の変化もきちんと把握しているという方もいらっしゃいます。変化が見えることで予防へのモチベーションは保たれるのだと思います。

定期的なメンテナンス以外には、どのような患者さんが多いですか。

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虫歯、歯周病など一般的な歯科治療のほか、特に噛み合わせ治療や矯正に力を入れています。小児の矯正の患者さんが多いですね。また、インプラント治療は、希望される方が増えていますし、自分の歯を守るためにもメリットの大きい治療法です。インプラント専門の先生による治療を行っております。患者さんのご希望に応じて治療を行っています。

部分ではなく口の中全体をきっちりと診断する

診療時に心がけていることや特徴はありますか。

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局所的に診るのではなく、お口の中全体を診断するようにしています。初診の方には、歯の状態だけでなく、歯ぐきや顎を含めた口腔内の状態や機能を総合的に検査した上で、治療計画を立てるようにしています。噛み合わせなどは全体を見ないとわからないこともありますし、悪くなっているところには早く気づくことができれば自分の歯を良い状態で保つことにもつながります。また、痛みなど患者さんが困っておられることころを最も優先して治療に入ることも心がけていますね。お子さんの患者さんも多いので、小さい頃から歯科医院は怖いところと思わず親しみを持ってもらえるように工夫しています。各診療台に備えつけのモニターでアニメを見ながら治療を受けていただいたり、お子さんの状態に合わせて初診の時には治療せず練習だけすることもあります。

先生は大学病院では口腔外科を専門にご勤務されていたそうですね。

外科手術をする時には特に、歯だけでなく全身の知識と管理が必要とされます。その環境に身を置くことで抜歯や全身管理の勉強をしたいと思い口腔外科を選びました。その間に麻酔科の研修も受けました。その後、矯正や噛み合わせ、歯周病などについても、歯科医院に勤務して経験を積みながらさまざまなスタディグループで定期的に勉強会をして知識を深めてきました。開業してからも続けていて、現在も、歯内療法と言って自分の歯を残していくのに必要な根管の治療や、入れ歯治療を専門の先生との勉強会で勉強しています。

先生が歯科医師をめざされた経緯などを聞かせてください。

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父も茨木市内で開業し長年歯科医師として診療を続けています。そんな父の影響もあり、医者として患者さんの健康に携わっていきたいと考えていました。中学生くらいの時にある歯科医師の先生から、「歯科医師は口の中を右から左まですべて治療することができる。医者の中でも全体に携われるのは歯科医師だけだ」という話を聞いたときに歯科医師の魅力を感じたのを覚えています。今でもその言葉は心に残っているので、普段の治療でも常に全体を診る目を持つよう心がけています。さらに大学時代には口腔外科を学び始めてから、歯科治療は自分が思っていた以上に緻密に考えられた上で成り立っていることを知り、より一層興味が深まりました。理詰めで理解できることが好きなんです。

日々の自分の限界を超えるために勉強を続ける

設備面はどのようなところにこだわっていますか。

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口の中全体をきちんと検査したいと考えているので、開業してから資金が貯まれば設備に投資をして性能の良いものを新しく導入してきました。例えば、歯や顎の状態を立体的に撮影できることで緻密さが必要とされる難しい治療に役立つ歯科用CTや、従来のレントゲンよりも被ばく量を抑えて撮影できるパノラマレントゲン、出血を抑えた治療ができるレーザー治療機や模型を使って実際の顎の動きや噛み合わせを手元で再現できる咬合器などがあります。また、治療は拡大鏡を使用して行うことで小さな虫歯の発見や繊細な治療に役立てています。器具の洗浄・滅菌にもこだわっています。治療に使う器具の衛生管理は専用の設備を使いしっかりと行っています。

厳しい基準での衛生管理などにこだわった背景は?

さまざまなスタディグループで一緒に勉強をしている先生方からの影響も大きいと思います。患者さんの体に直接触れるものですから、治療に使う器具は安全なものでなくてはいけません。安全で良い治療のためには厳しい基準を持ってきちんとしたいと考えています。ヨーロッパでは日本よりもさらに厳しい基準が課せられているんですよ。日本とは保険制度も違うのでまったく同じようにすることはできませんが、それを知ることで少しでも近づける努力ができます。

今後の展望を聞かせてください。

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子どもの頃から不正咬合をなくし良い噛み合わせ、歯並びにしてあげられれば、虫歯も減り年齢を重ねても自分の歯で健康に過ごせると思います。矯正をするのも顎が成長していく子どものうちに治療をすると、リスクも少なく行うことができるので、子どもに対して歯科医師としてできることは多いと感じています。早めの検診を受けてもらい、適切な予防や治療をしながら、子どもたちに虫歯のない地域にしたいですね。「その日の限界は誰しもある。でも患者さんからいただいたお金で何か勉強すればまた新しい自分になって患者さんに還元できる。そしてその自分にいただいたお金でまた勉強する。それを繰り返しながら1歩ずつステップを上がっていく」。これは、ある先生のお言葉を人づてに聞いて自分なりに解釈し大切にしている言葉です。そんなふうにこれからも、ずっと勉強を続けていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を使った矯正/80万円 インプラント治療/30万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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