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尾上 智紀 院長の独自取材記事

尾上デンタルクリニック 本八幡

(市川市/本八幡駅)

最終更新日:2026/10/15

尾上智紀院長 尾上デンタルクリニック 本八幡 main

千葉県市川市にある「尾上デンタルクリニック本八幡」は、JR中央・総武線の本八幡駅から徒歩2分の歯科クリニックだ。市川市内を中心に江戸川区や船橋市などからも、子どもから高齢者まで幅広い年代の人が訪れ、虫歯や歯周病などの一般歯科診療に加え、インプラント治療や親知らずの抜歯などの口腔外科手術にも幅広く対応する。同所で2003年に開業して以来、地域で親しまれてきた「尾上歯科クリニック」の後を受け、2026年7月、尾上智紀先生が父の尾上成樹先生に代わって院長に就任し、新たなスタートを切った。一般歯科を中心とする従来の診療を受け継ぎながら、患者の全身状態に配慮して外科処置を行う体制も整備。陸上自衛隊で経験を積み、患者との対話を大切にする尾上院長に開業の経緯や自衛隊で得た学び、診療にかける思いを聞いた。

(取材日2026年9月1日)

父から受け継いだ地域医療を礎に新たな診療体制を構築

2026年7月の院長就任を機に、クリニックの名称や診療体制も新しくされたそうですね。

尾上智紀院長 尾上デンタルクリニック 本八幡1

はい。父は20年以上にわたり、この場所で「尾上歯科クリニック」として地域の患者さんを診療してきました。私が院長に就任するにあたり、前身のクリニックはいったん閉院し、2026年7月に「尾上デンタルクリニック本八幡」として新たにスタートしました。今回は単なる世代交代ではなく、これまでの一般歯科診療を受け継ぎながら、私が経験してきた口腔外科やインプラント治療などにも対応できる体制を整えたいという思いがありました。増設したスペースには完全個室の診療室も設け、患者さんの全身状態を確認しながら外科処置を行える設備を導入しています。父の代から続く地域密着の診療を大切にしながら、院内で相談できる治療の幅を広げました。

新しくなったクリニックでは、患者さんにとってどのような選択肢が増えましたか?

一般歯科を中心とする診療方針は変わりませんが、口腔外科領域の診療体制を拡充しました。これまで院外の医療機関へ紹介していた症例のうち、難しい親知らずの抜歯や小外科手術など、院内で対応できるケースが増えています。長く通ってくださっている患者さんにはこれまでと変わらない安心感を、新たに来院される患者さんには幅広い選択肢を提供できるクリニックにしたいと考えています。

歯科医師を志したきっかけと、その後の歩みについて教えてください。

尾上智紀院長 尾上デンタルクリニック 本八幡2

幼い頃から、歯科医療は身近な存在でした。放課後や休日を院内で過ごすことも多く、そうした環境で育つ中で、自然と歯科医師を志すようになったんです。卒業後は、歯科にとどまらず幅広い医療知識や全身管理について学びたいと考え、陸上自衛隊に入隊しました。歯科医官として口腔外科や麻酔科などで研鑽を積み、多職種と連携する機会も多くありましたね。歯科医師としてだけでなく、一人の医療者として視野を広げられた経験は、現在の診療にも生かされています。

自衛隊で培った経験を診療に還元

陸上自衛隊ではどのような経験をされていたのでしょうか。

尾上智紀院長 尾上デンタルクリニック 本八幡3

陸上自衛隊には、歯科医官として約5年間勤務しました。入隊後は幹部候補生学校に入り、歯科医師としてだけでなく、一人の自衛官、そして幹部としての教育を受けました。野外訓練や集団生活を通じて、周囲に目を配りながら、組織の一員として行動する姿勢を身につけました。その後、防衛医科大学校病院や自衛隊中央病院で、歯科・口腔外科に加えて麻酔科の経験を経て、関西地区の駐屯地や地区病院で診療に携わりました。また、災害時を想定した訓練や能登半島地震の災害派遣における運用業務、米軍との合同医療訓練なども経験しました。こうした経験から、口の中だけでなく患者さんの全身状態まで考える視点や、多職種と連携する大切さを学びました。現在の外科処置や全身管理、緊急時の対応にも生かされています。

現在こちらで対応している診療について教えてください。

虫歯や歯周病などの一般歯科診療を軸に、予防歯科、根管治療、かぶせ物や入れ歯まで幅広く対応しています。加えて、これまでの口腔外科での経験を生かし、難しい親知らずの抜歯、インプラント治療、口腔内の小外科手術などにも力を入れています。院内には歯科用CTやマイクロスコープを備え、より詳しい診査・診断と精密な治療につなげています。完全個室の診療室には、生体情報モニターや超音波手術機器も導入しました。また、歯科治療に強い不安がある方や嘔吐反射の強い方には、静脈内鎮静法を用いた治療にも対応しています。患者さんの全身状態を確認しながら、安全性に配慮して治療を進めることを大切にしています。

診療において尾上先生が大切にされていることは何ですか?

尾上智紀院長 尾上デンタルクリニック 本八幡4

診療で大切にしているのは、非常にシンプルです。それは患者さんのお話を丁寧に伺い、納得できる治療方法を一緒に考えることです。保険診療と自由診療では、それぞれ対応できる内容や特徴が異なります。選択肢ごとのメリットや注意点をわかりやすく説明した上で、その方の希望や価値観、生活背景に合った方法を選んでいただきたいと考えています。私はもともと人と話すことが好きで、診療室で患者さんと接している時間が一番好きなんです。院長になって責任は増えましたが、患者さんと向き合う姿勢は勤務医時代から変わりません。これからも、治療についてわからないことや不安なことを遠慮なく相談していただける、親しみやすい歯科医師でありたいと思っています。

世代や国籍を問わず気軽に相談できる存在へ

英語での診療にも対応されているそうですね。

尾上智紀院長 尾上デンタルクリニック 本八幡5

はい。自衛隊時代には、米軍との合同医療訓練や米軍施設内での歯科診療を通じて、英語でコミュニケーションを取る機会がありました。その経験を生かし、現在は英語での診療にも対応しています。また、英語力の維持・向上のため、定期的に試験を受けるなど継続して学習に取り組んでいます。日本語に不慣れな方にも、症状や治療方法、費用などをわかりやすく説明し、納得していただいた上で治療を進めることを大切にしています。今後は中国語や韓国語の案内も充実させ、必要に応じて翻訳ツールも活用しながら、どの国の方にも言葉の壁を感じることなく、安心して受診していただける環境を整えていきたいですね。

これからどのようなクリニックをめざしていきますか?

院長やクリニックの名前は変わりましたが、地域の皆さんのお口の健康を支えるという姿勢は変わりません。これまでの診療の土台を大切にしながら、私自身が学んできた口腔外科やインプラント治療などを生かし、患者さんにより多くの選択肢を提供できるクリニックにしたいと考えています。今後は矯正治療など、新たなニーズにも応えられる体制づくりに取り組んでいきたいですね。本八幡は若い世代も多い地域です。長年通ってくださっている患者さんはもちろん、新しくこの街で暮らし始めた方にも気軽に頼ってもらえる存在になれたらうれしいです。診療の幅を広げながらも、一人ひとりと向き合う時間を大切にしたいと思っています。「何かあったら、まずここで相談しよう」と思っていただけるクリニックをめざしていきたいですね。

最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

尾上智紀院長 尾上デンタルクリニック 本八幡6

お口の悩みは、早めに相談することで治療の選択肢が広がることがあります。「歯科医院を受診するほどではないかもしれない」と迷うようなことでも、まずはお話を聞かせてください。現在のお口の状態をわかりやすくお伝えし、考えられる治療方法を一緒に考えていきます。父の代から通ってくださっている方はもちろん、新しく本八幡に来られた方にも、安心して頼っていただける歯科医院でありたいと考えています。お子さんからご高齢の方、外国籍の方まで、どなたにも「相談してよかった」と思っていただけるよう、これからも一人ひとりに丁寧に向き合ってまいります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/39万8000円~、セラミックを用いた補綴治療/5万5000円~ ※詳細はクリニックへお問い合わせください。