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廣田 健 院長、岸田 修 先生、溝上 里保 先生の独自取材記事

惠和会総合クリニック

(大東市/住道駅)

最終更新日:2020/01/22

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JR学研都市線・住道駅から2分の場所にある「惠和会総合クリニック」。2019年に5階建ての新館を隣接地に増設し、これまでの内科・循環器内科、整形外科、皮膚科の3診療科に加え、新たに消化器・内視鏡内科、乳腺外科、耳鼻咽喉科、婦人科が新設され、各科の専門医師が連携して治療に当たっている。大規模なリニューアルに踏み切ったのは、これまで以上に地域の健康に寄与したいという想いからだ。気軽に健康相談ができる窓口として、患者と病院との懸け橋のような役目を果たしていきたいという。院長であり、整形外科・リウマチ科を担当する廣田健院長を中心に、新たに開設した消化器内科の岸田修先生、乳腺外科の溝上里保先生に、各診療科での取り組みや診療スタンスを語ってもらった。
(取材日2019年10月7日)

患者に寄り添い、質の高い医療提供を心がける

院長が担当されている整形外科は、どのような診療を行っていますか?

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【廣田院長】整形外科では、体を動かす際に必要な器官である「骨、関節、靱帯、筋肉、脊椎脊髄、手足の神経」などの病気やけがを中心に、治療とリハビリテーションを提供しています。高齢化に伴い、整形外科のニーズは年々高まっています。例えば高齢になると骨量が減り、骨折リスクが高くなるので、当院でも骨粗しょう症の治療に力を入れています。また加齢とともに増加するのが、膝関節や腰の痛みです。痛みを抱えていると日常生活がままならず、動くことが億劫になることで全身の筋力が低下し、引きこもりがちになるといった悪循環に陥ります。膝関節の治療は僕の専門分野ですので、痛みを抱えている方は我慢しないで、いつでも相談に来てくださいね。

ほかに行っている治療についても教えてください。

【廣田院長】リウマチ治療も行っています。リウマチは関節の破壊が進む前に、適切な治療で進行を抑えていくことが重要です。リウマチが疑われる場合、まずは採血を行い、病気の見落としがないよう正確な診断をつけてから、内服治療を中心にその方に適した治療を行っていきます。痛みに対する治療も、当院では病状に合わせてさまざまなアプローチを行っており、投薬、関節注射、リハビリテーションを併用し、診療を行っています。リハビリテーション科が充実しているのも当院の特徴で、一般的な外来リハビリに加え、要介護認定を受けている方が受けられる通所リハビリ、通院が困難な方が在宅で受けられる訪問リハビリなど、幅広く対応しています。

理学療法士を増員したことで、待ち時間の短縮や質の高いリハビリの提供につながっているそうですね。

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【廣田院長】リハビリは、ただ体を動かせばいいというものではありません。状態によっては、運動をしてはいけない時期、運動をしないといけない時期があり、適切な時期に適切な運動を行うことが大切です。当院の外来リハビリは、専門の理学療法士がマンツーマンで運動指導を行い、医師の指示のもと運動療法と物理療法を組み合わせた質の高いリハビリテーションに努めています。方針としては、「やってもらう」ではなく、スタッフが「一緒に頑張る」リハビリをめざしています。患者さんご自身もケガや病気についてきちんと理解してもらい、日常生活でどのような動きをしたらいいかなどのアドバイスも丁寧に行っています。「身の回りのことができるようになりたい」「友人と旅行がしたい」など、患者さんの目標はさまざまです。充実した毎日が過ごせるように、目標に向かって一緒に頑張っていきたいと思います。

各科が専門性を発揮して早期発見・治療に努める

岸田先生は内視鏡検査を担当されていますね。

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【岸田先生】私は増築オープンと同時に、こちらで診療を行っています。以前に勤めていた病院から2人の看護師が来てくれたので、環境や方法はそのままに上下部の内視鏡検査を毎日行っています。検査は楽に受けていただくことが大原則です。鎮静剤を使っても、雑に行えば体に負担がかかりますから、一つ一つの手順を丁寧に行い、患者さんごとに臨機応変に対応するように努めています。内視鏡を含め院内設備は、病院と比べても遜色はないと思いますし、感染リスク対策もしっかり行っています。安心して検査を受けていただけると思います。

こちらでの内視鏡検査の特徴を教えてください。

【岸田先生】胃と大腸の内視鏡検査では鎮静剤を用いて苦痛を和らげるほか、できるだけ負担が少なく検査ができるように、細径のスコープを使用します。細いカメラだと以前は解像度に問題が生じることもありましたが、最近の機器は性能が上がり、細くても鮮明に患部を確認することができます。大腸検査である程度の大きさ以上のポリープが見つかった場合、大きな病院などを紹介されることが多いですが、当院では直径2cmぐらいまでなら外来で当日に切除術を行うことが可能です。

乳腺外科は溝上先生のご担当ですね。

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【溝上先生】ここでは乳がん検診や乳房腫瘍の検査、症状のある方の検査・診断を行っています。この地域には、乳腺外科を専門とするクリニックが少ないこともあり、どこで検診を受ければいいのかわからなかったという方が多く、今回の開設を非常に喜んでいただいています。当院では精度重視のマンモグラフィ検査や超音波検査が可能で、一次検診だけでなく二次検診(精密検査)によるがんの診断まで行っているのが特徴です。ここでは治療はできませんが、私自身が大きな病院に勤務していたこともあり、橋渡しや連携をスムーズに行うことができます。乳がんは女性の11人に1人の割合で発症するともいわれ、女性のがんの中で一番罹患者の多い疾患です。早期発見によって、乳がんから女性を守りたいと思っています。

女性の先生ならではの工夫などはありますか?

【溝上先生】2階は完全に女性専用のレディースフロアになっていて、医師の私も看護師も検査技師も、スタッフはすべて女性です。フロアー内には、検査着に着替えていただく際の更衣室も用意しており、乳房の診察も恥じらうことなく受けてもらえる環境を整えています。実は私が以前に勤めていた病院には更衣室がなくて、ずっと気になっていたんです。男性だとなかなか気づけない部分も、女性目線でフォローしていきたいですね。

院内全体が協力し合い、予防医学を推進

溝上先生から地域の皆さんに伝えたいことは?

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【溝上先生】乳がんの早期発見は、私が乳腺外科に進んだ時からの一番の目標です。乳がんはとにかく早期発見に尽きるのですが、日本の乳がん検診の受診率というのはかなり低いんですね。市民検診など、いつでも受けられる制度がありながら、受ける場所がないとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。せっかくレディースフロアができたのですから、どうぞ気兼ねなく受診に来ていただければと思います。

岸田先生はいかがでしょうか?

【岸田先生】米国では一次検診に大腸内視鏡検査を取り入れたことで、大腸がんの死亡者数の減少につながったといわれています。その一方で、日本では大腸がんによる死亡者数は増加の一途をたどっています。今後は大腸がん検診の受診率を上げていき、内視鏡検診をより身近なものにしていく必要があると考えています。また胃がんの検査では、胃がんリスクを高めるピロリ菌の有無を確認することが重要であり、そうした知識を地域の皆さんにもっと伝えていきたいですね。今の時代、症状が出てから病気を治療するのではなく、症状が出る前に病気を見つけて治療をする流れに変わってきています。予防医学を推進しながら、各診療科が協力し合えるという総合クリニックの強みを生かし、病気を早期に見つけて対応していきたいと思います。

最後に、院長からメッセージをお願いします。

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【廣田院長】ご高齢になると、慢性疾患や慢性的な痛みに悩まされることも多いと思います。疾患によっては治療に時間がかかることもありますが、当院ではスタッフが一丸となって患者さんに寄り添い、サポートしていきたいと考えています。予防医学に力を入れるため、秋から人間ドックもスタートしました。病院ではなくクリニックなら、患者さんも気軽に診察や検査が受けられのではないかと思います。そうした病院と患者さんとのパイプの役目は当院のような総合クリニックだからこそ努められるのではないかと感じています。今後も各診療科の連携を深めながら、地域医療に寄与していきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人間ドック/2万7500円、乳がん検査コース/1万7600円、胃がん検査コース/3万3000円、大腸がん検査コース/3万8500円、婦人科検査コース/1万4300円(税込み)

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