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前田 理恵 院長の独自取材記事

ふじみ歯科クリニック

(座間市/小田急相模原駅)

最終更新日:2026/04/14

前田理恵院長 ふじみ歯科クリニック main

神奈川県座間市の「ふじみ歯科クリニック」は、院長の前田理恵先生をはじめ、全スタッフが女性。「家族そろって通院してもらえるクリニックにしたい」と、窓を大きく取った明るい待合室、開放的なキッズスペース、おむつ交換用のベビーシートを完備した化粧室など、女性ならではのきめ細かい配慮と、親しみやすい雰囲気を重視している。一般歯科、小児歯科の治療は前田院長が、口腔外科と矯正の治療は専門の歯科医師が対応している。明るく気さくな前田院長は、子どもから高齢者まで全世代とのコミュニケーションを重視し、雑談から診療へとつながることもあるのだとか。「無駄話も無駄ではない」と語る前田院長に、じっくりと話を聞いた。

(取材日2026年2月24日)

女性ならではのきめ細かい配慮と、親しみやすさが特徴

明るくて開放的な雰囲気ですね。

前田理恵院長 ふじみ歯科クリニック1

ありがとうございます。明るい感じにしたかったので、優しい色使いにしています。当クリニックはお子さんも多いので、診察室に番号をつけずに、椅子の色でご案内しています。また、待合室なども窓を大きく取るなど、なるべく光が入るようにしています。待合でお待ちの患者さんからは「ここ、歯科医院じゃなくて喫茶店なら良かったのにね」と言われることもあるんですよ(笑)。親御さんの治療をしている間に、お子さんが自由に遊べるキッズスペースも設けていますが、外が見えるようにしています。基本的に、女性スタッフがお子さんを見させていただいているんですけれども、おもちゃがあってもお子さんは退屈してしまうんですよね。そんなとき外が見えると、「今日は良いお天気だね」とか「あ、車が通ったね」というようにお話ができて、お子さんも喜ぶんです。

院内に飾られたぬいぐるみや手芸作品は先生のご趣味なのでしょうか?

キャラクターものが好きで、院内にも娘が見つけてきたカプセルトイの歯のぬいぐるみを飾っています。つい全種類そろえたくなり、何度もトライしてコンプリートしてしまいました(笑)。最近は忙しくてなかなか時間が取れませんが、手芸も好きですね。季節に応じて刺繍の壁かけを作って、院内に飾っています。また、娘や甥っ子と一緒にアイドルグループのコンサートに行くことも。普段の休日は、買い物へ行ったり、院内の事務作業をしたりとバタバタしています。じっとしていることができない性格なんですよ。

開業を決意されたのもお子さんの影響が大きいと伺いました。

前田理恵院長 ふじみ歯科クリニック2

勤務医だった頃に出産を経験し、子どもを保育園に預けて仕事に励んでいました。ところが、仕事と子育ての両立は思った以上に大変でした。子どもが保育園で感染症をもらってきてしまった時にも、私は両親を早くに亡くしており、妹も甥っこの子育て中。預け先がないため、仕事を休まざるを得ず、勤務先に迷惑をかけてしまうこともあったんです。これから先、いつ同じように子どもの体調不良でお休みをいただくかわからない。そう思い、開業を決意しました。開業医であれば、子どもの体調不良だけでなく、学校行事などにも都合をつけられますからね。スタッフを全員女性としたのも、私と同じように子どもを持つ女性が働きやすい環境を共有したいという思いがあったからです。

高齢者を含む幅広い年齢層の患者に真摯に向き合う

現在の患者層について教えてください。

前田理恵院長 ふじみ歯科クリニック3

患者さんの年齢層はさまざまですが、開業から年月を重ね、徐々に高齢の患者さんも増えてきました。近年はメディアなどの影響で、高齢の方の歯の健康意識が高まっています。今までは痛みを感じてから来院される方が多かったのですが、予防やメンテナンスのために来られる高齢の患者さんも増えています。もちろん、最初は治療のために来られた患者さんにも定期検診の重要性をお伝えし、メンテナンスにつなげています。歯のクリーニングをして「スッキリした」と言っていただけたら、やりがいを感じますね。中には、「よく食べるようになって太っちゃったよ」とおっしゃる患者さんもいます。「それは健康な証拠ですよ」と言うと、笑って帰られるんですよ。

高齢者の診療の際はどのようなことを心がけていますか?

当クリニックではグループホームへの訪問診療も行っており、高齢の患者さんと接するときには、聞き取りやすいよう大きめの声でゆっくりと話すことを心がけています。年齢を重ねると、以前ご説明した内容を忘れてしまうこともありますよね。ご家族も患者さんとして通院されているケースも多いので、ご本人だけでなくご家族とも共有するなど、工夫しています。また、喉が弱くなっている場合、椅子を倒しすぎると吸引機を使用しても喉に水がたまり咳き込んでしまうことがあります。足腰に痛みを抱えている方も同様に、椅子の角度によって負荷がかかってしまうことも。そのため、こまめに休憩しながら治療を行ったり、少し椅子を起こし気味にしたりと一人ひとりに合った診療を行うようにしています。

歯を失った場合の治療にも対応しているのでしょうか?

前田理恵院長 ふじみ歯科クリニック4

インプラントやブリッジ、入れ歯に対応しています。入れ歯に関しては、歯科技工士をしている夫が大学病院で専門としていたので、今も夫と連携しながら、より良い物を提供できるように努めています。具体的には患者さんに根気強く通院していただき、細かく微調整していくかたちです。入れ歯は一度作ったら終わりではなく、メンテナンスが必要。使っていくうちに緩くなってしまうこともあるんです。歯を失うと今まで食べられていた物がおいしく食べられなくなり、気持ちまで落ち込むことも多いものです。楽しく、おいしく食べられるよう入れ歯も選択肢に入れていただければと思います。

亡き父への思いから歯周病予防に尽力

長年通院されている患者さんも多いようですね。

前田理恵院長 ふじみ歯科クリニック5

多いですね。長年通ってくださっている患者さんは、治療よりも私と話している時間が長いかもしれません(笑)。歯に関すること以外でも、少しでも元気を与えられたらと思っています。例えば、男女問わず、キャラクターやアイドルなどの話で盛り上がることもあるんですよ。「今まで歯医者は苦手だった」とおっしゃる方も当院には長く通ってくださっていて、やっていて良かったと感じますね。無駄話も無駄じゃないんだなと。口の中を見せることにコンプレックスがあり、何年も放置してしまう方も少なくありません。ですが、歯科医院に来たことがきっかけになって皆さん笑顔になってうれしそうに帰っていかれる。それは私にとっても大きな喜びです。

今後の展望を教えてください。

長く地域に密着して診療を行っていきたいです。特にご家族で通っていただけるクリニックでありたいと思っています。家族間で食生活が似ているので、歯並びや口の状態も自然と似てくることが多いんです。親御さん自身が歯の健康に対する意識が高いと、お子さんの歯もきれいに保てている場合が多いので、ご家族全体で予防に取り組んでいただけると良いと思います。また、近年では糖尿病と歯周病が双方向の悪循環関係にあることがわかってきました。今後は医師とタッグを組んで糖尿病も歯周病も改善していけるよう、診療に取り組みたいと考えています。実は、私は父を病気で亡くしているので、父への思いもあり、注力していきたい分野です。先日、ちょうど大学の同窓会があり、学生時代にお世話になった先生や先輩から「頑張れよ」とエールをいただいたので、まだまだ努力を続けていきたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

前田理恵院長 ふじみ歯科クリニック6

患者さんにもよく言うんですが、お口の中のトラブルは自分で予防しやすいものです。しっかり歯磨きができていれば、虫歯や歯周病を防ぐことにつながります。大変かもしれませんが、ご自宅でのケアと合わせて定期的に受診していただき、一緒に予防に取り組んでいけたらと思っています。当クリニックではお子さんも含めてすべての患者さんに対して、納得されるまでご説明をしてから、治療に入るようにしています。少しでも気になることがあれば、怖がらず、気軽にお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/70万円~、インプラント/35万円~、セラミック治療:かぶせ物/10万円~、詰め物/5万円~