医療法人新樹会 にいのぶクリニック

医療法人新樹会 にいのぶクリニック

新居延 高宏院長

新規開院

20180517 bana

新居延高宏(にいのぶ・たかひろ)先生は、大阪大学第二外科の関連病院で20年以上にわたり消化器外科手術に従事してきた。しかし生活習慣病において早期予防の必要性を痛感、また疾患ではなく患者そのものと深く関わりたいという思いから、2007年に「にいのぶクリニック」を開業。高血圧などの慢性疾患では、患者の受診意欲を高めるべく工夫をこらす。もちろん専門性を生かし、胃内視鏡検査も実施。さらに外傷の応急処置など、幅広い領域で従来のプライマリケアから一歩踏み込んだ診療に取り組んでいる。「さまざまな病気の診断や初期治療ができる、専門性の高い総合診療医になるのが目標です」と笑顔で語る新居延院長に、超高齢社会の中で医師が期待される役割や、大事にしている診療スタイルについて聞いた。
(取材日2018年4月13日)

早期からの生活習慣病予防に関わるべく開業医へ

―ご開業の経緯を教えてください。

1982年に大阪大学第二外科へ入局し、東大阪、豊中、西宮などの市民病院で消化器外科の医師として主に進行がんの手術を行ってきました。しかし、多くの患者さんには糖尿病や高血圧などの合併症もあり、複数の科で診療を受ける必要がありました。私が治療できるのは、患者さんの「消化器のがん」だけ、だったのです。また、手術のかいなく命を落とされることもあり、「もっと早期にがんを発見したい、さらにその前にある生活習慣の改善から、一人ひとりの患者さんと深く関わりたい」と思うように。そこで、大阪大学からほど近く、知り合いの先生方が近隣で勤務する南千里で、開業に踏み切りました。最初はご高齢の患者さんが中心でしたが、次第に働き盛りのサラリーマン世代や主婦の方も増えました。風邪や花粉症のような日常的な疾患や、生活習慣病、また腹痛など消化器症状のご相談が多いですね。

―胃内視鏡検査もされているそうですね。

つい先日、新たな内視鏡システムを導入しました。胃粘膜の表面をより詳しく観察できるので、早期のがんや微小な病変も、今まで以上に見つけやすくなります。また当クリニックではピロリ除菌も行いますが、もし除菌に成功しても、除菌前にがん遺伝子の変異が始まっていれば、胃がんになる可能性はあります。しかし「除菌できればがんにはならない」と思い込み、内視鏡検査を受けてない患者さんがいるんですね。実際に当クリニックでも、数名ですが除菌後に胃がんが見つかっています。もちろん早期に発見できれば内視鏡でも治療できますので、除菌後の内視鏡検査には力を入れています。除菌できた患者さんには、「ピロリ除菌成功おめでとうございます。しかし、胃がんは除菌後に発生する可能性もあるので、次回は〇年〇月頃に検査を受けてください」というメッセージを渡しています。

―生活習慣病の診療で工夫していることはありますか。

生活習慣病の放置は後々大きな病気につながることを、私自身は目の当たりにしてきましたが、患者さんに治療を続けてもらうのは、簡単なことではありません。特に高血圧などの薬は、自己判断での中止や飲み忘れも多いものです。そこで、大阪大学の高血圧について専門的に研鑽を積んでいる先生の指導のもと「高血圧手帳」を作ってみました。受診時には手帳を持ってきていただき、測定値を記録してクリニックの印を押します。さらに、次回までの目標やちょっとしたコメントを、直筆で書き込んでお渡しします。簡単なことですが、多くの方が毎回手帳を持って受診されていますので、こういった仕掛けが、日々の服薬や、定期的な受診のモチベーションや患者さんとのコミュニケーションにつながれば良いと思っています。



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