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山口 邦彦 院長の独自取材記事

山口クリニック

(藤沢市/長後駅)

最終更新日:2019/11/05

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小田急江ノ島線の長後駅から徒歩10分、藤沢市高倉にある「山口クリニック」は2008年開業。内科・消化器内科・外科・肛門外科を標榜し、生活習慣病などを中心に、その他の病気・けがに対してもまず初めに相談できるような地域のかかりつけクリニックである。院長の山口邦彦先生は、目の前に位置する藤沢湘南台病院でも外来を受け持つ。そのため、クリニックと病院で密に連携していていることが特徴。山口院長の診療方針は、「患者さんが何を求めているのかくみ取るために、じっくりと話を聞くこと」。その院長の人柄からか、同院にはクチコミで来院する患者が多いのだそう。地域住民のかかりつけ医でありたいという山口院長に、めざす医師像や患者への思い、今後の展望までじっくりと聞いた。
(取材日2019年9月28日)

生活習慣病の改善と予防のため、検査と禁煙治療に注力

こちらに来院されるのは、どのような方が多いのですか。

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かかりつけとして通ってくださる患者さんがほとんどですね。「気になる症状があるけれど、どの科にかかっていいのかわからないから、とりあえず先生に診てもらおうと思って」と来てくださいます。内科や外科、消化器内科、肛門外科を標榜していますが、病気やけがの際の窓口として患者さんが最初にかかるクリニックをめざして開業しました。私の専門は消化器で日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医でもありますので、エコー検査や胃と大腸の内視鏡検査などの検査設備を整えていますが、あくまでも患者さんにとって適した治療を行うための手段の一つと考えています。そのため医療連携も重視しています。私は目の前にある藤沢湘南台病院での外来診療も行っていますから、密接に連携が取れるのも当院の特徴です。より精密な検査が必要な患者さんは藤沢湘南台病院で検査を受けていただき、当院で治療を行っていくこともできます。

力を入れている診療を教えていただけますか。

生活習慣病の改善と予防、そして検査です。高血圧症、高脂血症、糖尿病といった生活習慣病は、動脈硬化やがんといった重篤な病気につながりますから、それをいかに抑えるか。そのために大切なのが検査です。定期的に検査をして少しでも早期に発見し、治療を行うことで重症化を防いでいきたいと考えています。また、検査はできるだけ同じ医療機関で受けるといいと思います。例えば、検査によって今すぐの治療は必要でないという結果が出たとします。けれども前回の結果より悪くなっていれば、なんらかの対応をしなければなりませんが、1回だけの検査ではそれがわかりませんよね。つまり同じ医療機関で検査をすることで、より早い改善策や予防につながるのです。

生活習慣病の予防や改善のために、患者さんにアドバイスすることもあるのでしょうね。

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はい。日常生活の見直しを促し、改善指導やアドバイスもしています。それがメインかもしれないですね(笑)。生活習慣病が引き起こす病気は症状が出てからでは遅いので、日常生活をチェックし、リスクを排除する必要があります。大きなリスクとして考えられるのは喫煙です。ですから禁煙治療にも力を入れています。喫煙は生活習慣病やがんなど、さまざまな病気に影響を及ぼすだけでなく、受動喫煙によって周囲の人が同様のリスクを抱える可能性もあります。特にお子さんに与える影響は深刻です。禁煙はご自身だけでなく、ご家族を守ることにもなり得るのですよ。決して無理強いはしませんが、同意していただければ全力でサポートします。私は藤沢市医師会でも禁煙については取り組んでいて、禁煙を通して地域の皆さんの健康維持を少しでも手助けしていきたいです。

患者の考えや事情を重視した治療法を提供

先生が診療の際に気をつけていることは何ですか?

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患者さんのお話をじっくりとお伺いし、何を望まれているのかくみ取ることを大切にしています。患者さんは、お一人お一人に異なる事情やお考えがあります。そのため、同じ病気であっても同じ治療が最良とは限らないのです。特に初診の患者さんは、お考えもライフスタイルも把握していませんので、どんな治療が合っているのか、どんな選択がベストなのかわかりません。ですから、お話をきちんとお聞きした上で、自分自身が受けたい、自分の家族に受けさせたいと思うような治療をご提供していきたいと考えています。

なぜ、そのように考えるようになったのでしょう?

勤務医時代、さまざまな病院で診療する機会をいただき、その経験から環境が異なれば患者さんのニーズも変わるのだと学びました。同じ病気でも、人によって求める治療法や結果はまったく違うんです。こうした私の医師としての基盤や価値観をつくってくださったのは、今までに出会った患者さん方と、これまでお世話になった先生方です。そのような方々との出会いが、今の私の財産になっています。

医療の現場で学び、吸収してきたのですね。

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私は昔から、人の話を聞くのが好きな子どもでした。現在でも人の話から学ぶことは多く、診療のない時間には、できるかぎり講演会や勉強会に足を運ぶようにしています。私がめざす医師であり続けるためには、どんな診療科の病気についても知っている必要があるのです。医療は日々進化していますから、たった数年で同じ病気に対する治療法が変わってしまうこともあります。常に学びながら最新の医療に追いつく努力が必要なのです。こういったことが続けられるのも、小学生の頃の担任の先生にいただいた、「人の役に立てる人間になりなさい」という言葉が子どもながらも深く胸に刺さり、今でも私の根底にあるからです。しかし、そのために休みの日を勉強にあててしまうので、なかなか家族との時間を取れないのが、少し寂しいですけれどね(笑)。

めざすのは「ここに来て良かった」と思われる医療提供

先生がめざすのは、どのような医師なのですか。

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私は、祖父と父が医師という医師家系に生まれ育ち、父は地域医療に従事する開業医でした。どんなときでも慌てずに診察して、患者さんが安心して帰っていく印象でした。その姿にずっと憧れていたのです。医学部に入る頃には、総合的に診療を行う医師になろうと思っていたのですが、日本にはまだ、その考えが根づいていませんでした。そこで、できるだけ多くの科で経験を積もうと考えたのです。大学卒業後は、まず外科に入局し外傷の治療や、内科から紹介された患者さんをどのように診療すればいいのかなどを学びました。その後、救命救急で学び、最後に内科を学びました。先ほどもお話ししましたが、この経験の中で出会った方々にさまざまなことを教えていただいたおかげで、開業することができたのです。

開業医としてのやりがいを教えてください。

勤務医の頃は、病院の名前で患者さんがいらっしゃいました。しかし開業すると、患者さんは私自身を頼って通院してくださる。その信用がとてもうれしく、同時に、常に強く責任感を持って向き合わなくてはいけないと考えています。開業医は患者さんの一番身近なところで医療を提供し、少しでも患者さんにとってプラスになるようサポートしていく立場です。その中で「ありがとう」と感謝していただける、やりがいあふれる仕事だと感じています。例えば、内視鏡検査で大きな病気が見つかった後、患者さんにとても喜んでいただいたときに、医師になって本当に良かったと感じました。

では最後に、今後取り組みたいことや、めざすクリニック像をお聞かせください。

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地域に根差したクリニックとして、一人でも多くの患者さんのお役に立てることをめざしています。そのために私自身、些細なことであっても相談いただけるような、そして患者さんの支えとなれるような存在でありたいですね。これからも、私がめざしてきた身近なかかりつけ医としての道を、信念を持って歩み続けます。当院は、お一人の患者さんをしっかり診るので、ある程度お待たせすることもあるのですが、それでも「ここに来て良かった」と笑顔でお帰りいただけるように、満足度の高い治療を行いたいと思っています。どこに行っても良い医療をお受けいただけるよう、地域医療の底上げをしていきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

大腸内視鏡9000円~

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