西山歯科医院

西山歯科医院

西山 潔 院長

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1925年の開院以来、親子3代にわたって町のかかりつけ医として地元の人々の信頼を集めてきた「西山歯科医院」。明るく清潔な院内は、患者が持ってきてくれたという花や作品が並び、休診日にも関わらず患者が顔を出すなど、町の人々から愛されている診療所だということがそこかしこから伝わってくる。神奈川区歯科医師会の会長も務める3代目院長の西山潔先生は、温かく包み込むような「笑顔」と歯科の総合医として「確かな診断」に定評のある歯科医師だ。患者の高齢化に伴い訪問診療にも力を入れ、歯科医師会として他部署との連携を深めて地域全体の医療の底上げに尽力している。祖父の代から受け継いだ地域への思いとともに、大好きだというロックバンドのこと、地域医療への取り組みなどたっぷりと話を聞いた。
(取材日2015年12月17日)

歴史ある歯科医院の3代目院長として、自分を育ててくれた町に恩返しを

―大正時代から続くこの辺りで一番古い歯科医院だと伺いました。

明治33年生まれの祖父が大正14年(1925年)、今から90年前に子安駅の近くに開院したのが始まりです。東京と横浜を結ぶ国道の整備とともに開院したこともあって、歯の治療に悩む多くの地元の方たちから「町の歯医者さん」として歓迎されたと聞いています。その後、昭和11年に大口のこの場所に移転し、平成元年に今の建物になりました。私と父、祖父の3人で一緒にこの診察室で診療できたことは今でもいい思い出です。親子3代が現役の歯科医師(歯科医師会会員)というのはかなり珍しいことだったらしく、県の歯科医師会から表彰もされました。「地元の人を大切にしなさい」という祖父の言葉は、今でも深く心に残っています。

―まさにこの町の歴史とともに歩んでこられた歯科医院なのですね。

昭和40年代頃は高い建物こそなかったけれど、大口商店街がとてもにぎわっていて、休日などは今の原宿並みの人混みでまともに歩けないくらいでした。患者さんも私にとっては地元のおじさん、おばさん、幼馴染の友人とその家族など、父や祖父の代からの知り合いの方がほとんどです。皆さん、高齢になった祖父を「大先生、大先生」と慕ってくれて、顔を見るだけでも安心するとよく会いに来てくれました。この50年で街並みはだいぶかわりましたが、ここに住む人たちのどこか下町的な温かい人情はまったく変わりませんね。ここで生まれ育った私にとっては、町を歩いているだけで「先生、近いうちにまた行くからね!」なんて声をかけていただけることがなによりうれしいです。

―代々続く歯科医院の跡継ぎとしてのプレッシャーなどを感じたことはありませんでしたか。

祖父や父から家を継げと言われたことは一度もありません。ただ、物心ついた時から、休日でも夜中でも「先生、痛いからなんとかして!」と駆け込んで来た患者さんを、嫌な顔一つせず当たり前のように治療して、痛みのとれた患者さんが「ありがとうございました」とニコニコお礼を言って帰って行く様子を見て育ったので、自然と自分もこんな風に人助けして感謝される歯科医師になりたいなと思うようになっていました。周りは当然私が後を継ぐと思っていたようですが、そんな周囲の期待にプレッシャーを感じたことはなく、むしろそれが励みになったくらいです。当院では一応予約制の形をとっていますが、患者さんが来られればお断りすることなく普通に診ています。断る理由もありませんし、そうしてこそ地域に根ざした町のかかりつけ医だと思うからです。自分を育ててくれたこの町に歯科医療を通じて恩返しをしたいという思いは歯科医師になってからもずっと変わることはありません。



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