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小澤 進一郎 院長の独自取材記事

こざわ歯科クリニック

(四日市市/南日永駅)

最終更新日:2026/07/02

小澤進一郎院長 こざわ歯科クリニック main

南日永駅から徒歩3分。正面に大きなガラスがはめられた三角屋根の建物が「こざわ歯科クリニック」だ。2006年に近くの大型商業施設内に開院し、2020年7月に現在地へ新築移転した。バリアフリーの院内は落ち着いた内装で、診療室の天井は2階部分まであり、ゆっくりとシーリングファンが回っていて開放感がある。院長の小澤進一郎先生は「困った人を助けたい、痛みを取ってあげたい」という気持ちを大切にしている、飾らない人柄が魅力。「特に得意なものはないんです。最善を尽くすだけ」と謙遜するが、連日数多くの患者が来院していることから、多くの信頼を集めていることがうかがえる。日々、真面目に患者と向き合う院長に、診療への思いや心がけを聞いた。

(取材日2020年8月8日)

開放感のあるクリニックで、痛みを取るための治療を

大型商業施設内から、こちらに新築移転されたそうですね。

小澤進一郎院長 こざわ歯科クリニック1

はい、以前はここから徒歩5分のショッピングセンターの敷地内にありました。集客率のあるところだったので患者さんがとても多く、自分としてはもう少しゆとりを持って、お一人お一人を丁寧に診たいという思いがあり、こちらに移転しました。患者さんの話を聞くということが僕の一番の目標にしているところなので。逆に言うと、それしかないんですが……(笑)。この場所は、土地が広く、前院から近いことが決め手となりました。そのおかげで、多くの患者さんがそのまま継続して来院してくださり、変わらず診療の忙しさは続いています。

とてもすてきなクリニックですが、設計でのこだわりは?

一番は開放感です。吹き抜けを造り、太陽の光が当たるように窓を増やしました。ある程度、目隠しはしているんですが、中でどういう人が働いているのかが見えたほうが入りやすいと思ったんです。受付もホテルのフロントのようにとお願いしました。2階にはスタッフルームがありますが、休憩時間にスタッフに気持ち良く2階に上がってもらえるように、あえてガラスを使った階段にしたのもこだわりの部分です。あとはバリアフリーですね。家族が病気で体が不自由になったこともあり、車いすの方でも来やすいように通路や手すりなどを配慮しました。外観は、モデルハウスなどを見て回り、子どもの意見などを参考にしましたね。

こちらにはどのような患者さんがいらっしゃいますか?

小澤進一郎院長 こざわ歯科クリニック2

午前中は高齢者や主婦の方、夕方は学校帰りのお子さんや会社員の方というように、幅広い年代の方がいらっしゃいます。大半が四日市市内の患者さんですが、鈴鹿市からいらっしゃる方もいます。症状として多いのは、「歯が痛い」「歯茎が腫れた」「詰め物が取れた」などの虫歯・親知らず・歯周病です。予防歯科についても、今は処置や治療のほうで忙しくあまりできない状態です。そもそも僕が歯科医師になった動機が「歯の痛い人、困った人を助けたい」という思いからだったので、まず痛みを取って、おいしくごはんを食べてもらうようにするということを大切にしています。

困った人を救うために、全力で100%の治療をめざす

「困った人を助けたい」が歯科医師をめざした動機だったんですね。

小澤進一郎院長 こざわ歯科クリニック3

はい。小・中学生くらいからそのように考えていたと思います。特に救急医療やER(救命救急室)に興味がありました。記憶が鮮明ではないんですが、どこかで倒れた人を見て、そんなふうに思ったのかもしれません。それで医療系の分野に興味を持ち、結果的に歯科医師になろうと思いました。歯科でいうところの救急は、やはり歯の痛い人を治すことだと思うんです。でも、大学では矯正も少し経験しました。父がカメラ屋をしていて、当時は矯正歯科の写真を扱っていたので、お客さんも矯正歯科医師が多かったんです。その流れで、少し勉強しました。その後は往診をメインとする歯科クリニックなどに勤務し、2006年に開業しました。

診療で心がけているのは、どんなことですか?

有名な医療ドラマで「私、失敗しないんで」という女性医師のセリフがありましたが、僕もそれを意識しています。もちろん医師も神様じゃなくて人間なので、ミスすることもありますが、患者さんの立場からすると「僕も人間だから失敗する」という言葉はやはり聞きたくありませんよね。だから「僕を信頼してください。ミスはしませんから」と言って、安心させてあげたいと思っています。常に「僕はミスをしない、100%の治療をする」というのを心がけて、今の自分にある限りの力を尽くすということを大切にしています。実際は、なかなかそうもいきませんが、そのくらいの気持ちでやっています。

小児歯科では、どのようなことを心がけていますか?

小澤進一郎院長 こざわ歯科クリニック4

まず治療をする前に、「今日、学校どうだった?」などとお話をして、安心させてあげるようにしています。歯科が初めてのお子さんや治療が苦手なお子さんには、最初に歯磨きの練習やバキュームなどの機械に慣れる練習をして、クリニックの雰囲気に慣れてもらいます。親御さんの中には「何度も来たくない」という方もいらっしゃいますが、そんな時は慣れてもらう必要性を説明するようにしています。嫌がるお子さんに無理やり治療しても、トラウマで歯科に行きたくなくなることのほうが、その子にとって一番良くないので……。歯医者は痛いことをするだけのところじゃないとお子さんに伝えたいですし、患者さんにとって最善の方法を探すことを大切にしています。

痛みを抑えるため、治療ではどんな工夫をしていますか?

痛みの原因によっていろいろあります。急性的な炎症であれば、応急処置をして炎症を抑えていった後に、本格的な治療をすれば痛みは少なくなると思います。また夜も眠れないような痛みは、治療に長時間かかると患者さんがかわいそうなので、麻酔をして短時間で治すように心がけています。物が詰まると痛いというくらいであれば、なるべく痛くないように応急処置をし、薬を詰めるなどの処置をします。ケースバイケースですが、そのように痛みを抑える治療を心がけています。

真面目にコツコツ、最善を尽くす診療スタイルを継続

スタッフさんへの指導はどのようにされていますか?

小澤進一郎院長 こざわ歯科クリニック5

僕は結構、指示をしていますね。衛生面でのことはもちろんですが、カルテの上に物を置かないなどの基本的なことも言います。一番は、スタッフ同士の私語を禁止にしていることでしょうか。患者さんに不安を感じさせるような言動は控えてもらうということですね。あとは患者さんにはきちんと敬語を使うこと、笑顔で接すること。理想としては、患者さんとスタッフを含めて、笑顔があり、温かい雰囲気のクリニックをめざしています。今はまだできていませんが、将来的にはゆとりを持って、患者さんと世間話などをできるようにしたいですね。

患者さんが多く、日曜日も診療されていますが、健康面で気をつけていることはありますか?

これまで15年間、商業施設内のクリニックで日曜日も診療してきましたので、その流れで現在も日曜日の診療を続けています。その日しか来られない長年の患者さんもいらっしゃいますからね。また「痛みを取る」ことをモットーにしていますので、歯の痛みで苦しんでいるという場合は、都合がつけば緊急の対応をさせていただくこともあります。現在の休診日は火曜日と土曜日ですが、子どもとキャッチボールなどをして遊んだりすることが一番の癒やしになっていますね。健康面で心がけているのは、最近はあまりできていないのですが睡眠をとること、あとは野菜などを3食しっかり食べることです。

最後にこれからの展望と、読者へのメッセージをお願いいたします。

小澤進一郎院長 こざわ歯科クリニック6

時間的なゆとりができたら、将来的に往診をしたいとは思っていますが、今はまだ新しく何かに取り組むことは考えていません。現在の診療をこのまま続けていくことが、なにより大切だと思っています。患者さんは近くのクリニックに通われることが多いので、地域密着で、地元の方が安心できて、通院しやすく、最後に「来て良かった」と笑顔で帰ってもらうことを最終のゴールにしています。僕の診療スタイルは、「うそをつかない」「真面目にコツコツやる」「1日1日自分のできることに最善を尽くす」ということです。歯の痛みで困っている方、悩みがある方は、どうぞお気軽に相談しに来てください。