長良公園近くの住宅地に地域に溶け込むように「おおにし内科クリニック」はある。2006年、生まれ育った地元で医療貢献をしたいと開業した大西弘生院長は、大学や市中病院で肝臓病や消化器病一筋に研究と臨床を積み重ねてきた経験を持つ。その経験を生かし、幅広い病状に対して各種検査や診察所見の的確な判断のもとに診断と治療を行うことに努める。豊富な知識と経験を持ちながらも心がけていることは「経験に甘んじることなく、科学的根拠に基づいた医療を提供すること」であり、あくなき医療への知的好奇心と研究者気質がモチベーションとなっているようだ。「患者とじっくり話をすること」を大切にしている大西院長から診療のモットーや病診連携、今後の抱負などたっぷりと話を聞いた。

（取材日2019年6月12日／情報更新日2022年12月7日）