河野 慶吾 院長、高橋 義充 先生の独自取材記事
ブライトデンタルクリニック
(所沢市/新所沢駅)
最終更新日:2026/04/15
新所沢駅と小手指駅のどちらからも徒歩10分ほどと通いやすい場所にある「ブライトデンタルクリニック」。2018年のリニューアル移転を経て、木目とブルーを基調とした爽やかで落ち着いた院内には、マイクロスコープや口腔内を立体的に読み取るデジタルスキャナーなど、精密な診療を支える設備がそろう。同院では口腔内のトラブルを生活習慣や体の使い方から捉え、根本的に改善していくためのアプローチとして矯正治療に力を入れている。2003年の開院から地域の歯の健康を支えてきた河野慶吾院長と、矯正歯科を担当する高橋義充先生。今回は、お二人に診療に込めた思いや、矯正を重視する理由について話を伺った。
(取材日2026年2月19日)
生活習慣に目を向け、口のトラブルの背景を探る
時間をかけてつくり上げたこの歯科医院にどんな想いを込められましたか?

【河野院長】開業前は大手町の歯科医院で分院長として勤務していましたが、土地柄なのか審美面のニーズが中心でした。もっと家族ぐるみで、日常の困り事に寄り添う診療をしたいと思っていた私にとって、この地域の出会いが大きな転機になりました。最初の15年間は現在より少し小さな場所で診療していましたが、2018年に今の場所へ移転。この移転は、ユニットを増やして患者さんをより受け入れやすくするためだけでなく、家庭の事情で職場を離れたスタッフが安心して戻れる環境をつくりたいという思いもありました。内装は、移転が決まってからの約2年間、スタッフ全員で話し合いながら少しずつ形にしていきました。患者さんがリラックスでき、スタッフが使いやすいよう工夫して設計したため、スタッフと一緒に時間をかけてつくり上げた、想い入れ深い場所になりました。
診療内容と通っている方の年代を教えてもらえますか?
【河野院長】虫歯や歯周病などの一般歯科をはじめ、小児歯科、審美面に配慮した治療、矯正治療、インプラント治療まで幅広く対応しており、特に歯をできる限り残す温存治療に力を入れています。患者さんの多くは、ご家族で通院していただいております。1歳半のお子さんからご高齢の方までさまざまで、最も多いのは50代ですね。ご家族全員を診させていただくことで、多くのことがわかり、診断・治療にとても役立っています。
生活習慣から口腔内のトラブルを探るそうですね。

【河野院長】口腔内のトラブルは、遺伝だけでなく体の使い方の癖や日々の生活習慣など、さまざまな要因が複雑に関係しています。自分では気づかない些細な癖でも長く続けば、歯並びや顎、さらには全身のバランスにまで影響することがあります。例えば、睡眠中に右頬に手を当てて寝る、指しゃぶり、片方の肩だけで荷物を持つといった、日常の何気ない行動でも負担が偏ってしまうことがあるんです。そのため、「なぜそのトラブルが起きたのか」という原因を丁寧に探ることを大切にしています。特に、子どもの咬合育成には力を入れて取り組んでいます。
子どもの咬合育成についてお聞かせいただけますか?
【河野院長】3歳頃になると「口が開いている」など、噛み合わせに関するサインが少しずつ見え始めます。そこから顎の成長が大きく進む6歳頃を目安に、本格的な対応へとつなげます。具体的には、小児矯正で顎の成長を正しい方向へ導き、口腔筋機能療法で舌や頬の使い方をトレーニングします。これにより、正しい呼吸や、噛む・飲み込むといった基本的な機能を整えていきます。一方で、大人の患者さんにおいても「原因への目配り」は欠かせません。例えば、詰め物が外れた場合には、必ず外れる理由があります。治療を行うだけでなく、生活習慣・舌癖・かみ合わせなど、丁寧に見ていきます。実際のところ、トラブルの原因は、遺伝よりも生活習慣に由来するもののほうが多いんです。
患者に合わせて選べるよう、豊富な矯正の選択肢を用意
高橋先生が矯正を担当されているのですね。

【高橋先生】はい。当院では小児矯正をメインに行っており、対象は6歳頃から永久歯が生えそろう12歳頃までです。小児矯正は方法が確立された分野ですが、近年は型採りのデジタル化が進み、患者さんの負担が大きく減りました。以前は手作業でしか製作できなかった、複雑な形態のお口に合わせた装置も、今ではデジタルで精密に作れるようになっています。矯正装置は、マウスピース型のもの、表側・裏側のワイヤー矯正、機能的顎矯正、筋肉トレーニングに特化した装置など、患者さんの状態に合わせて多岐にわたります。取り外しできるタイプや歯に直接付けるタイプなど、当院ではさまざまな装置を取り扱い、できるだけ一人ひとりに合った選択肢を用意しています。最近はシリコン素材の装置も進化しており、壊れにくく汚れにくい物が増え、年単位で矯正を続ける上で助かっています。
患者さんと接する際に心がけていることを教えてください。
【河野院長】初診ではまず、患者さんの主訴にしっかり対応し、日常生活を安心して送れる状態に整えることを大切にしています。その他の治療は後日、無理ない計画のもとで進めていきます。また、患者さんの家族構成や生活習慣も丁寧にくみ取りながら、広い視点で治療の方向性を考えることも心がけています。
【高橋先生】矯正が始まる時には、患者さんとしっかり向き合い、一緒にゴールを見定めながら計画を立てるようにしています。矯正は年単位で続く長い道のりなので、どの患者さんに対しても、自分の家族や親しい大切な人と同じ気持ちで関わるようにしています。そうした姿勢で接することで、患者さんも自然とリラックスしてくれるのではないかと思っています。
院内イベントも実施されているとお聞きしました。

【河野院長】毎年夏に「歯医者さんになろう」という子どもを対象としたイベントを行っています。参加者は歯科医師か看護師の制服を着用し、模型などを使ってさまざまな体験をしてもらいます。イベントの目的は、自分で器具・材料を手に取ることで、お子さんたちが歯科医院に慣れ、治療を怖がらずに受けられるようになることです。その間、私の方から親御さんたちを対象に、子どもの歯について今の年齢でやるべきことや、現在の歯科治療の情報について講演を行っています。
【高橋先生】その他にも秋はハロウィンの飾りつけをするなど、子どもが歯科医院に楽しく通える工夫をしていて、喜んでいただいていると思います。
地域の健康を、これからもずっと支えていくために
歯科医師をめざした理由を教えてください。

【河野院長】父が歯科技工士だったので、子どもの頃に父について歯科医院によく行っていました。強い意志を持って歯科医師をめざしたというよりは、自然にこの道に進んだ気がします。
【高橋先生】祖父の代から続く歯科医師の家庭で育ちました。大学は獣医学部にも合格したのですが、歯学部に入学することにしました。歯学部卒業後は兵庫医科大学で歯科口腔外科に入局し、その後は東京科学大学の顎顔面矯正学分野で矯正治療を学び、今日につながっています。
休日はどのようにお過ごしですか?
【河野院長】野球をずっとやっていたため、野球観戦を主にスポーツ観戦が大好きです。また、年1回開催される、世界的なバイクレースの観戦に必ず行きます。休日は日本の講習会に参加することが多いです。海外での勉強会では、1週間ほど休診にして参加しています。特に海外の勉強会は旅行気分も少し味わえるので楽しいです。
【高橋先生】ゴルフやゲームなど趣味はいろいろあるのですが、実は一番の趣味は料理なんです。自分で言うのもなんですが、ほぼプロと言ってもらっていいんじゃないかなと思っています(笑)。本棚は料理本でぎっしり埋まり、包丁や調理器具もどんどん増えていってしまいました。友人を家に呼んで手料理を振る舞うのも大好きで、気がつけばキッチンに立っている時間が一番長いかもしれません。
今後の展望をお聞かせください。

【河野院長】患者さんが高齢化してきたので、いずれは訪問診療に力を入れたいです。そのためにも、常勤可能な後継者を育成したいと考えています。現在も数人の患者さん宅への訪問と施設訪問を週1日行っています。今後、患者さんの高齢化は進んでいくと思いますが、当院の患者さんが通院が難しくなってしまっても、私が診ていきたいですね。子育てをしている方は、なかなかご自身の歯のケアまで手が回らないということもあります。忙しくても歯科検診だけでも受診されると、歯のトラブルがあった場合に悪化を防ぐことにつながります。その際はぜひ来ていただければと思います。
自由診療費用の目安
自由診療とは<矯正治療>
小児歯科(小学生頃)矯正基本料/30万円~
小児矯正(1期治療)から成人矯正(2期治療)への移行/40万円~
成人矯正(中学生~成人)矯正基本料/70万円~
プチ矯正(部分矯正)矯正基本料/5~30万円~
※矯正基本料は分割でのお支払いも可能です。
<インプラント治療>
インプラント/43万円~
※症状や治療内容により、費用が前後する場合がございます。
※将来的な転居があった場合にも対応できるよう、当院ではインプラント素材の品質にこだわり、国際基準の材料を採用しております。また、カルテもすべてお渡しします。
※詳細は当院までお問い合わせください。

