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清澤 卓郎 院長の独自取材記事

はにわ歯科医院

(ふじみ野市/上福岡駅)

最終更新日:2020/07/15

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東武東上線上福岡駅から歩いて3分ほど。住宅地の中に「はにわ歯科医院」がある。優しいBGMが流れる院内にはカラフルなクッションや雑貨が整頓され、歯科医院というよりもエスニックな雑貨店のような雰囲気だ。これは、居心地の良い空間にしたいという清澤卓郎院長のこだわり。清潔感のある、洗練された空間となっている。清澤先生は、体に優しい治療をモットーとし、過度な治療を避けることで患者の体への負担を減らしながら診療を行う。治療時に院内で使用する水にもこだわり、噛み合わせを考えた食育や姿勢指導にまで注力する清澤先生に、診療に対する思いや取り組みについて聞いた。
(取材日2020年7月8日)

長年にわたり、地域に密着した歯科治療を続けている

どのような治療を行っておられますか?

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基本的に小児歯科から義歯の製作・調整まで、歯科全般を扱っています。私の専門は補綴ですので、詰め物やかぶせ物、入れ歯などには特にこだわりがありますね。そのため院内に技工室を設置し、すぐに技工物の調整ができるようにしています。補綴物は、ただ装着すればいいというものではありません。歯の土台や噛み合わせを考え、口腔内全体を見ながら、正しい噛み合わせを崩さないよう治療することを心がけています。噛み合わせは普段の生活で何げなく取っている姿勢などが影響してくる場合もありますので、全身管理の一環として姿勢について指導することもあります。

来院される患者さんに関してはいかがでしょうか?

小児から年輩の方まで幅広い層の患者さんが通ってくださってます。患者さんの主訴は、若い方ですと虫歯や歯周病の予防意識が高く、治療だけでなく歯のメンテナンスを希望される方が多いです。年輩の方は歯周病、義歯の悩みが多いですね。基本的にこの地域の方が来院されていますが、遠方にも関わらず大学病院勤務時代から拝見していた方も来ていただいています。患者さんにとって歯の治療はストレスフルだと思います。なるべく負担をおかけしないように心がけていますが、以前治療が終わった後に「エステに来たみたいでした」と患者さんにおっしゃっていただいたのがとても印象に残っています。一人ひとりに丁寧に接していきたいのですが、どうしてもお待たせした上に治療時間に追われることも多く、その点はたいへん申し訳なく感じています。

設備でこだわっているものを教えてください。

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特に診療に欠かせないのが、中性電解殺菌水を生成するシステムです。診療用ユニットと消毒室に殺菌水を供給することで、通常のうがいはもちろん、すべての歯科治療と器具洗浄に殺菌水を使用することが可能になりました。院内環境を整えることが目的で導入しています。もう一つがタンパク分解型除菌水です。患者さんに日常的な使用をお勧めしているのですが、高度純水と純粋な塩を電気分解して生成してるので、人体に害はなく環境にも優しい。私が化学物質を極力使いたくないというのもこちらを導入した理由の一つです。口腔粘膜は化学物質を吸収しやすいので、できるだけ自然に近いものを使いたいと思っています。

歯の美しさと機能面はセットで考えるべきこと

診療時に大切にされていることは何ですか?

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患者さんに精神的にも、肉体的にもストレスを与えないことです。オーバートリートメントはしないことを心がけています。特に気になることは審美に関わる治療です。歯を美しくしたいという気持ちは当然のことですし、私も治療を行うときに常に審美を考慮しています。ただし本来、歯の美しさと機能性はセットで考えるものです。見た目だけを考えて歯並びや歯の形を変えてしまうと噛み合わせや機能面に不具合が出てしまうことがあります。美しさと機能性のバランスを考えて治療することが大事です。そういった正しい情報をお伝えしていくことも、私が歯科医師として大切にしたい点です。

食育に関しても注力されているそうですね。

まだ勉強中ですが、歯科医師に求められる分野だと思います。今でもご指導いただいている、私の医局時代の恩師に「ネットで離乳食と検索してごらん」と言われ検索結果をみて絶句しました。大人が食べるものと同じ物を小さくしただけのキャラクター弁当のオンパレードでした。舌を使って食物を押し潰して嚥下する、それによって咀嚼の基本ができて、正しい歯列を形成する準備ができるのです。歯もそろわず咀嚼できない赤ちゃんにこんな食事を与えたら丸呑みするしかありません。これでは咀嚼ができず、歯列の育たない子どもが増えてしまいます。誤った食習慣、生活習慣がどれだけ歯列不正、骨格異常をもたらすのか、一生のことですから切実な問題です。それは大人になってからも一緒です。歯科医師は家族ぐるみで患者さんに接することも多いですし、小学生の頃から診ていた子が自分の子どもを連れてきたりします。歯科医師の果たす役割、責任は大きいと思います。

スタッフとの連携に関してもお聞かせください。

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歯科医師として常勤しているのは私と妻の2人で、月に一度矯正専門の歯科医師に来てもらっています。後は歯科衛生士が2人と受付、助手が3人です。スタッフには日々とても助けられていますね。お互いに助け合い、チームとして仕事できていると感じています。また、補綴に関しては歯科技工士の存在が重要です。当院では、詰め物やかぶせ物は開業当初から付き合いのある技工士に、義歯も信頼できる専門の技工士に依頼しています。経験豊富な技工士が補綴物を作ると、調整はほとんど必要ないのです。こちらも患者さんの口腔内に関する詳しいデータを正しく伝えることが必要なので、連携し合うことを大切にしています。スタッフは宝だと思っています。

患者が正しい情報を得られるようサポートしていきたい

先生が歯科医師をめざされたのはどうしてですか?

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親戚に医療関係者が多かったことから、自然な流れで歯学部に入学しました。卒業して、補綴科の医局に入局し、優秀な先輩、同期、後輩に巡り会えたことは今でも財産だと感じています。特に1年目の医局員の時に第1診療室という教授、助教授が診療を行う診療室で治療の補助を経験させていただいたことで、患者さんへの接し方など多くのことを学ぶことができました。その後6年間、医局員として診療はもちろん、学生教育、研究分野のことにも携わらせていただきましたが、自分を生かすのは臨床が一番だと感じ、1993年実家であるこの場所に開業しました。骨董好きで眼科医だった祖父が所有していた「笑う埴輪」の歯が印象的で、院名をはにわ歯科医院に決めました。

休日はどのように過ごされていますか?

勉強会も少なくないですが、単車が好きで時間がある時は走りに行きます。高校2年で免許を取ってからのかなり長い趣味ですね。たっぷり時間を取ることはあまりできないのですが、年に一度大学時代の友人3人と東北地方にツーリングに行きます。また、修理した古いラジカセで80年代のカセットテープの音楽を聴くことも好きです。3台の古いラジカセをローテーションして楽しんでます。アナログなものが好きですね。

今後の展望や読者へのメッセージをお願いします。

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当院はなるべく麻酔をせずに、削らない治療をめざしています。体に負担が少なく、治療に役立つ機器も積極的に導入していますよ。例えばネオジウムヤグレーザーという機器ですね。麻酔を使う歯科治療は、歯の神経にストレスを与えてしまうこともあるのですが、こちらは麻酔を使わなくても基本的な歯科治療がほとんどできます。歯質強化も期待できるので、虫歯予防にも応用できます。また、食生活は歯の健康にとっても重要なので、全身の健康管理も踏まえて積極的に情報提供していきたいと思っています。ネット社会は便利ですが、誤った情報もあるので注意してください。歯科医師として、患者さんが正しい知識を得られるようにサポートしていきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミッククラウン/8万円~、小児矯正/30万円~、成人矯正/80万円~

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