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藤田 裕樹 院長の独自取材記事

ふじた歯科

(廿日市市/宮内串戸駅)

最終更新日:2023/03/14

藤田裕樹院長 ふじた歯科 main

山陽本線の宮内串戸駅から徒歩15分、山陽自動車道沿いに位置する「ふじた歯科」。赤い看板が目印だ。開業は2005年で、数年前にフルリニューアルした院内はモダンな雰囲気に仕上がっている。研修医時代に虫歯治療を専門的に学んだという院長の藤田裕樹先生は、虫歯の予防や治療、歯周病といった保険診療はもちろん、ホワイトニング、バネのない入れ歯のノンクラスプデンチャー、セラミックを用いた審美歯科、小児の矯正歯科や目立ちにくいマウスピース型装置を用いた矯正など保険適応外の診療にも幅広く対応している。診療の際は、必要に応じて治療前後の写真を撮りながらわかりやすく説明することを心がけている。「信頼関係を大切に、患者さまと一生涯のお付き合いをしたい」と話す藤田院長に詳しく話を聞いた。

(取材日2022年10月20日)

丁寧でわかりやすい説明を心がけている

診療の際に心がけていることを教えてください。

藤田裕樹院長 ふじた歯科1

治療中はご自分の口の中が見えないので、患者さんにとっては何をされているかがわかりづらいですよね。ですので、当院では治療についてできる限り丁寧に説明することを心がけています。最近では治療前と後で写真を撮って見比べることで、どこをどのように治療したかがわかりやすくなるよう工夫しています。当院では患者さんとの信頼関係を大切にしていますので、説明には時間をかけることもあり、相談しやすい雰囲気づくりも心がけています。また患者さんにもよりますが、できるだけ歯を抜かないようにしています。やはり自分の歯に勝てるものはありませんので、できる限り残すことが大切だと考えています。

注力している治療を教えてください。

標榜科目は歯科と小児歯科で、虫歯の予防や治療、歯周病といった保険診療はもちろん、ホワイトニング、審美面に配慮した金属バネを用いない入れ歯のノンクラスプデンチャー、セラミックを用いたかぶせ物、小児の矯正歯科、マウスピース型装置を用いた矯正といった保険適応外の診療にも注力しています。当院は、どちらかと言えば多くの患者さんを診るというよりも、これまでの経験を生かしながら、一人ひとりの患者さんに時間をかけて、喜んでいただけるような診療をめざしています。審美歯科を希望されるのは女性が多いと思われがちですが、男性の患者さんも多く来られます。

審美歯科では具体的にどのような希望が多いですか?

藤田裕樹院長 ふじた歯科2

ホワイトニングはやはり女性で希望される方が多いですね。女性、男性を問わず多いのは、加齢によって歯の間に隙間が空いてくる、いわゆるすきっ歯が気になるという方や、歯のかぶせ物を銀から白にしたいという方、あとは入れ歯の金属バネが目立つのが気になるという方などです。すきっ歯の場合はダイレクトボンディングの際に隙間を埋めるように審美面に配慮します。白いかぶせ物は保険適応のものが登場したので変える方が増えているように感じます。また、ラミネートべニアでは白くなりにくい歯の表面を最小限に削って、樹脂でカバーする方法にも対応しています。

バネのない入れ歯、ノンクラスプデンチャー

入れ歯のバネが気になる方はどうしていますか?

藤田裕樹院長 ふじた歯科3

入れ歯のバネに関しては、金属バネを用いないノンクラスプデンチャーをご用意しています。従来の保険義歯、金属バネを気にされる方はもちろん、その薄さや装着感から男性、女性を問わずニーズがあるようです。ノンクラスプデンチャーは一時的にお預かりして修理することも可能です。患者さんの傾向を見ていると、一ヵ所を整えたら他の歯も気になるという方が多いようです。例えば、神経を治療したところ、奥歯の黒ずみも気になってきてしまった、ということもあると思います。中には、保険適応で整えるところと保険適応外で整えるところを分けて診療を希望する方も多いです。

開業までの経歴を教えてください。

鶴見大学歯学部を卒業後、地元の広島に戻り、広島大学病院で2年間の研修医過程を修了しました。研修医時代は歯科保存診療といって、主に虫歯治療や、虫歯などを原因とする歯痛の治療、歯の根の病気の治療を専門とする科で学びました。その後は2ヵ所の歯科医院で研鑽を積み、2005年に当院開業となりました。私は小学4年生くらいまで呉に住んでいましたが、父の実家が廿日市市にあって遊びに来ていたのと、小学5年生の時に廿日市市に引っ越してきたので、この周辺はまさに地元です。開業にあたって他の場所もいろいろと見学しましたが、やはり土地勘がない地での開業は難しいと感じました。一番開業のイメージが湧いたのがここだったので、地元で開業する運びとなりました。

数年前にフルリニューアルされたそうですね。

藤田裕樹院長 ふじた歯科4

はい。内装をガラッと変えました。一部の機器を新しいものに買い替えて、診療台を4台から5台に増やしました。また、改装を機に新しいチェアも導入しました。クッションが固いと、治療中に長時間横になるときに疲れるだろうなと思って、厚めのクッションをオプションで追加して、低反発になるようなチェアにカスタマイズしました。

コミュニケーションで信頼関係を築きたい

歯科医師になったきっかけを教えてください。

藤田裕樹院長 ふじた歯科5

医療関係に興味を持ったきっかけは、いとこの兄が医師になったことだと思います。私の両親は医師ではありませんが、いとこの家族はいわゆる医師家系で、小さい頃から親戚付き合いなどを通して、医師という職業を身近に感じていました。最終的に歯科医師になることを決めたのは高校1年生の時だったと思います。歯科医師を選んだのは、何となく小さい頃に歯が痛くて歯科医院に通っていたというイメージがあったのと、食事を取るのは口からですので、人々の健康に貢献できる魅力的な仕事だと感じたからです。

休日のリフレッシュ法を教えてください。

当院は土日も診療していますので、休日は水曜日と祝日だけになっています。私は釣りが趣味なので、火曜日の診療が終わってすぐに釣りに出かけます。例えば、診療が午後6時半に終わったら7時には出発しています。場所は山口県の大島が多く、主にアジやイカなどを釣っています。最近は、海水温の上昇やプランクトンが減ったことなどの影響で、昔よりも釣れなくなってきているなと感じますが、釣りは私にとっていいリフレッシュとなっています。

最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

藤田裕樹院長 ふじた歯科6

当院は土日も診療していますが、土日は患者さんが多く予約が取りづらいというお声もいただいています。既存の患者さんの予約で埋まってしまい、土日は新患を受けつけるキャパシティーがないこともありますので、ご了承いただければと思います。日曜日は歯科医師会が実施している休日診療がありますので、そちらをご案内することもあります。その分、当院で診療を行う患者さんに対しては、一人ひとりを丁寧に診ることを心がけています。気になることがあれば何でもご相談いただきたいです。また、メンテナンスとして定期的に歯石除去をし、虫歯になりにくく、虫歯ができても早期発見・早期治療につなげていきたいと考えています。個人差がありますが、お子さんでしたら1ヵ月に1度、大人の方は1ヵ月~4ヵ月に1度は来院いただいて歯石除去することをお勧めします。定期メンテナンスでコミュニケーションを取りながら、信頼関係を築いていければうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ラミネートべニア 8万3600円

セラミック治療 
オールセラミックインレー 6万9300円
メタルボンド 7万7000円
オールセラミッククラウン 13万7500円

マウスピース型装置を用いた矯正
カウンセリング(口頭のみ) 3300円
精密検査 3万3000円
6か月 37万6200円~2年 125万4000円

ホワイトニング
オフィスホワイトニング 3万3000円
ホームホワイトニング 2万4200円
デュアルホワイトニング 5万7200円

ノンクラスプデンチャー 10万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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