全国のドクター8,993人の想いを取材
クリニック・病院 161,449件の情報を掲載(2020年2月20日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 横浜市港北区
  4. 日吉駅
  5. 小嶋歯科医院
  6. 小嶋 太巳 院長、小嶋 太郎 先生

小嶋 太巳 院長、小嶋 太郎 先生の独自取材記事

小嶋歯科医院

(横浜市港北区/日吉駅)

最終更新日:2020/01/30

20200127 bana

港北区箕輪町、東急東横線の日吉駅から1キロほど離れた綱島街道沿いの「小嶋歯科医院」は、1976年開業。創設者である名誉院長の小嶋太郎先生と長男で現院長の小嶋太巳(たいし)先生が運営している。歯周病、小児歯科診療、根管治療などの診療を受けに、遠方からも患者が訪れるという。インタビューの合間に垣間見えるのは、互いが互いを敬う気持ち。その信頼関係が、院内の温かい空気をつくりあげているようだ。長い時間大切にしてきた診療方針はそのままに、新しいより良いものも積極的に取り入れていくと意欲的な2人に、同院の魅力とそのめざす医療について話してもらった。
(取材日2020年1月6日)

それぞれの専門性を生かし、父子二代で診療を展開

まずは貴院のなりたちを教えていただけますか?

1

【太郎先生】1976年に開業し、一般歯科・小児歯科・予防歯科・審美まで、歯科医療について幅広い診療を行っています。幸い、長男が同じ歯科医療の道を志してくれ、こうして実力をつけてくれたので、私が元気なうちに世代交代できればと、院長職を譲り運営を任せています。
【太巳先生】私が院長を継承してからも、お口の中を通して全身の健康を守りたいという父の代からのモットーに代わりはありません。歯科というと口の中だけの問題であるとイメージしがちですが、歯も全身の一部。以前から歯を残すことを大切に考えてきた父の診療を受け継ぎ、時代に合わせてアップデートしながら提供しています。

お二人のご専門について教えていただけますか?

【太郎先生】私の専門は歯周病です。ご紹介などで患者さんの輪が広がり、歯周病で悩まれている方が多くを占めています。患者さんは神奈川県全域をはじめ、千葉や埼玉、山梨、長野、遠く上海からも来られますよ。歯周病の治療では歯石除去に加えて外科的処置を必要とする歯周組織再生療法も行っています。加齢とともに体力的に難しいこともあり、オペでは院長にヘルプを頼むことも多くなっています。
【太巳院長】大学院ではオールセラミックのかぶせ物や白い詰め物といった、いわゆる「歯科材料学」で博士号を取りました。当院でも素材についての知識と技術を生かして、より自然な仕上がりが得られるようにご提案をしています。ニーズの高い歯周病治療やインプラントガイドを使ったインプラント治療などでは、診療と並行して治療のブラッシュアップを行い、質の高い治療をご提供するように心がけています。ブリッジや根管治療も主に私が担当しています。

役割を分担されながら、二人体制で診療されているのですね。

2

【太巳院長】新しい患者さんについては私が担当し、長く通っていただいている方についてはお話ししてご納得いただける方から担当をシフトしているところです。「どうしても太郎先生に」という方もいらっしゃいますから、そこは太郎先生にお願いしています。
【太郎先生】太巳院長も学生時代から長く当院に携わってくれていますので、患者さんからの信頼も厚いようです。歯科診療には体力と集中力が欠かせないものですが、若い頃に比べて残念ながらどちらも低下していると実感しています。集中力の欠けた状態で無理して治療を行うことはミスにもつながりますから、徐々に太巳院長にお願いしていく方針です。

丁寧な聞き取りと説明で、患者自身が治療を選ぶ体制に

診療の際に心がけていらっしゃることはありますか?

3

【太巳院長】まずは患者さんのご要望をきちんと聞くこと。そして、状況や今後の方向性などをなるべくわかりやすくご説明し、患者さんご自身に治療をお選びいただくことを大切にしています。残念ながら私はマジシャンではありませんから、できることとできないことがあれば理由とともに包み隠すことなく説明します。「先生だったらどうしますか?」と聞かれることもよくありますが、押しつけにならないよう、客観的に考えを伝えるようにしています。
【太郎先生】患者さんに丁寧に接する姿勢は、私も診療を通して大切にしてきました。特に口頭で「丁寧に接しなさい」などと指導したことはなくても自然にそうした姿勢が身についているようですね。

専用のカウンセリングルームも設けていらっしゃるのですね?

【太巳院長】初診の際には特別時間をとって、完全個室のカウンセリングルームで主訴やご要望はもちろんのこと、これまでの治療で嫌だったこと、避けたいこと、不安に思うことなど、ざっくばらんにお話を伺います。その後の治療の方向性イメージし、同じイメージを共有できるよう、しっかりとコミュニケーションをとることを心がけています。初回の診療で方向性が共有することで、信頼関係が生まれ、その後の治療をスムーズに進めることができると感じています。

小児の診療も行っていらっしゃいますね。

4

【太巳院長】小児は主に私が診ています。お子さんは自分で治療方針を決められませんから、本人だけでなく親御さんとのコミュニケーションも大切にしています。親御さんによってお子さんの口腔環境への意識や通院への考え方など個人差が大きいものですので、同じ症状のお子さんでもまったく別の治療方針をとることもあります。歯科医師としてより良い道を示しながら、要望とのバランスを見て、それぞれのケースでのベストを模索しています。

お子さんへの対応で心がけていることは?

【太巳先生】ユニットに座らない、口の中を開けてくれないなど、慣れるまで時間がかかる子もいますが、何かできるたびに「よく頑張ったね」と褒めるようにしています。もう一つは、うそをつかないこと。「痛くないよ」という先生もいらっしゃいますが、私は「もし痛かったら止めるからね」と約束し、それを必ず守る。そうすると「とりあえずこの先生はうそをつかないぞ」と思ってくれるのか、少しずつ信用してくれるようになるんです。
【太郎先生】当院には3世代にわたって続けて通ってくださるご家庭もあります。お子さんには「ママはああやって『しっかりしなさい』って言ってるけど、ママだって同じだったんだよ。だからあなたもできるよ」と声をかけることもありますよ(笑)。

幅広い選択肢を提示するため、早期治療を提唱

歯科医院継承への思いは?

5

【太郎先生】自分のクリニックを息子に受け継いでもらえることは、この上なく幸せなことだと、心から感謝しています。今後の医院運営については相談されたらアドバイスはしますが、基本、太巳院長についていくスタンスです。
【太巳院長】父が築き上げたものを受け継ぐことには、正直プレッシャーを感じることもありますし、自分のカラーをどのように出していくべきか悩むこともあります。しかし、一度継ぐと決めたからには、方向性をブレさせることなく続けていくことが大事と考えています。診療で言えば、父の育てた歯周病治療という太い幹に、今後インプラントや予防治療などの豊かに茂った枝葉を継ぎ足していければと思っています。

太巳院長が歯科医師を志されたのはやはり太郎先生の影響でしょうか?

【太郎先生】幼稚園から帰った太巳が、私の診察を柱の陰からじっと覗いている姿を見て「ああ、興味あるんだなあ」と思いましたね。また入れ歯などを作っていると「やりたい」と言うので、マスクをつけて白衣を着させて、模型を削らせる真似事もさせたこともあります。彼が小学生の時、急患を診ていたら、「僕と遊ぶって言ってたのにどうしてお父さん診療するの?」と彼が怒ってきたんです。私は、「私が診なかったら患者さんは一晩中、痛い痛いって寝られないかもしれないんだよ。だから診てあげるんだ。わかるね」と諭すと、彼は「わかった」とうなずいて、それからは何も言わなくなりました。
【太巳院長】もちろん父の影響は大きいものです。どうしても父と比較される道であり、子どもの頃のような純粋な憧れというものではないかもしれませんが、今でも父の診療への姿勢が自然と自分の中に根づいていることを感じています。

読者にメッセージをお願いします。

6

【太郎先生】新しい治療方法なども取り入れながら、より良い診療をめざしていきます。どうぞよろしくお願いします。
【太巳先生】歯科医院が苦手で足が遠のく方がいますが、そういった人たちほど早めに、そして定期的に来てほしいです。早期であればあるほど、治療の選択肢が広がりますから、痛みを避けることも可能です。ぜひ気軽にご来院ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/42万円~、かぶせ物・詰め物の治療/1万5000円~、歯周組織再生療法/10万3000円~、クリーニング(PMTC)/3700円~

Access