痛くなる前の予防が大切
健康な歯を守るための定期検診
医療法人くわばら歯科医院
(八幡市/松井山手駅)
最終更新日:2026/08/06
- 保険診療
多くの人は、「歯が痛い」「詰め物が取れた」といった症状が出てから歯科クリニックに足を運ぶのではないだろうか。しかし、虫歯や歯周病は痛みがないまま静かに進行し、気づいた時には歯を大きく削る、神経を取るなどの大きな治療が必要になることも少なくない。「くわばら歯科医院」の桑原明彦院長は、ただ悪くなった部分を削って治すだけでなく、「なぜ悪くなったのか」の原因究明を重視している。「噛み合わせや過去の治療痕、日々の磨き残しまで細かくチェックし、再発しにくいお口の環境づくりをめざしています」と話す桑原院長に、健康な歯を1本でも多く残すための検診の役割と、同院における初診時の流れについて、詳しく話を聞いた。
(取材日2026年7月10日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Q痛みがなくても歯科検診を受けたほうが良いのですか?
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A
痛みがない時こそ、検診を受けるべきです。虫歯は初期段階ではほぼ無痛ですし、歯周病も自覚症状がないまま骨が溶けていく病気だからです。歯茎からの出血や口臭、噛んだときのわずかな違和感は、すでに病気が進行しているサインかもしれません。定期検診では、虫歯や歯周病の有無だけでなく、歯石の付着具合、磨き残しの癖、噛み合わせ、過去に入れた詰め物の劣化具合までくまなくチェックします。痛みが出る前の「まだ困っていない段階」で問題を見つけて対処できれば、治療回数も費用も最小限に抑えることができると考えています。
- Q歯を残すために大切なことは何ですか?
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A
悪くなった根本的な原因を突き止め、治療後の健康な状態をいかに維持・管理していくかが大切です。どれだけきれいに虫歯を治療しても、歯並びのせいで磨き残しが出やすくなったり、噛み合わせの負担が強すぎたりすれば、また同じ場所から再発してしまうこともあります。当院では、トラブルが起きている歯だけを部分的に診るのではなく、お口全体を一つの単位として捉えます。その上で、なるべく削る量を減らすこと、神経を残せる可能性を模索すること、そして安易に抜歯をせず、ご自身の歯を残せる治療法がないかを多角的に検討することを大切にしています。
- Q定期検診ではどんなことをするのですか?
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A
主に虫歯や歯周病の専門的なチェックをはじめ、歯石の除去、専用器具を使ったクリーニング、正しいブラッシングの指導、必要に応じたフッ素塗布などを行います。毎日どれだけ丁寧に歯を磨いているつもりでも、歯と歯の間や歯茎の境目、奥歯の裏側などは、どうしても汚れが残ってしまいます。しかも、一度付着して硬くなった歯石は、ご自宅での歯磨きでは絶対に落とせません。プロの手によるケアを定期的に受けることによって、お口の中を清潔に保つのはもちろん、万が一新たな問題が見つかった場合でも、すぐに早期治療へと移行することができます。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1問診・カウンセリング
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現在気になっている口内症状だけでなく、過去の歯科治療で不安に感じたこと、今回の検診で特に重点的に確認してほしいことなどの確認を詳しく行う。この時に悩みや要望をしっかり伝え、緊張や不安を解消しておく。
- 2口内全体の検査
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虫歯や歯周病の有無、歯石のつき具合、日々の磨き残しの状態などを細かく調べる。さらに、顎の骨や歯の根元の状態を正確に把握するため、必要に応じてレントゲン撮影や口腔内写真の撮影なども行う。
- 3検査結果の説明
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撮影した画像やイラストなどを見ながら、現在の口内の状態の説明を受ける。今すぐ治療が必要な部位、今回は削らず経過観察で良い部位、日々の予防ケアで十分に管理できる部位などをわかりやすく説明してくれるため、患者自身が全体を把握しやすい。
- 4クリーニングと必要な処置の計画
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自分では落とせない頑固な歯石やバイオフィルムを取り除くための丁寧なクリーニングが行われる。もし治療が必要な虫歯などが見つかった場合は、歯科医師と相談しながら無理のない治療計画を一緒に立てていく。
- 5日常ケアの説明、定期検診へ
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清掃後の口内環境を長く維持できるよう、一人ひとりに合わせたブラッシングのコツなどのアドバイスを受ける。その後も数ヵ月に一度の定期検診を通じて、虫歯の再発予防や健康管理を継続していく。

