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治療に適した年齢や時期を確認し
先を見据えたインプラント治療を

福地歯科医院

(京都市中京区/烏丸御池駅)

最終更新日:2020/09/23

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  • 自由診療

多くの人がインプラント治療に対して、「審美性に優れ、自分の歯のように噛めるようになる」といったイメージを持っているのではないだろうか。口腔機能を回復させる「最後の手段」と考える人もいる中、インプラントは特別な治療ではなく、必要な症例に応じて用いる選択肢の1つと、「福地歯科医院」の福地淳二院長は話す。失った歯を補う治療を受ける際、歯がなくなった原因や年齢などさまざまな要素を考慮して治療計画を立てることが重要であり、場合によってはインプラント以外の別の治療法を選ぶほうが有用なケースもあるそうだ。多くのインプラント治療に携わり、幅広い症例に対応してきた福地院長に、インプラント治療に適したタイミングや治療を選択する際の注意点について、事例を挙げながら聞かせてもらった。(取材日2020年2月13日)

適切なタイミングと最低限の本数で、より有効なインプラント治療をめざす

Qインプラント治療はどのような場合に行いますか?
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▲幅広い症例に対応してきた福地院長

欠損した歯を補う治療として、インプラント・ブリッジ・入れ歯の3つの選択肢があります。昨今、ニーズが高まっているのがインプラント治療ですが、第一選択とは限りません。例えば前歯だと、インプラントを入れるために骨と歯肉の移植が必要になった場合、かなりの時間を要します。前歯は最終的に美しく仕上げる必要があるため、審美性を優先し、ブリッジにしたほうが有用な場合も多いです。また、入れ歯がうまく機能していれば、入れ歯を安定させる支柱として2本のインプラントのみを入れることも有用な方法です。歯を失えばインプラントを入れると決めつけるのではなく、歯を失った原因や口腔環境を確認した上で検討していく必要があります。

Qインプラントは治療する年齢や時期が重要なのだとか。
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▲患者の年齢や時期に応じ治療を行う

骨の成長段階である20歳前後の方は、インプラント治療は避けたほうが良いといわれています。上下の歯列、顎骨が正常に発育し、咬合に問題なければ部位によっては可能ですが、わずかな顎骨の成長や変化があるので、入れたかぶせ物と隣の歯がすいた場合にも補修できるよう設計が必要です。また20代で入れたインプラントが、高齢になった時にどうなるかを考える必要もあります。まずは最小限に歯を削り、小さいブリッジや入れ歯を入れ、経過を見ながら検討する方法もあります。その他年齢の高い方は、要介護になった場合にお手入れが楽になるよう、かぶせ物を変更できる設計を事前に考えておくなど、将来を見据えた治療計画を提案しています。

Q早めに治療を検討したほうが良いケースもあるそうですね。
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▲インプラント治療のタイミングの大切さを語る院長

6歳臼歯は奥歯の歯の中で一番重要な働きをする歯で、下顎の6歳臼歯を失うと口腔全体の崩壊を招きやすくなると考えられています。噛める機能を最低限維持するために、ここにインプラントを入れることが検討されますが、まれにインプラントが難しいケースもあります。女性に起こりやすい骨粗しょう症や乳がんの治療薬には、骨の代謝に影響を与えるものがあります。そのため治療を断念せざるを得ないことも。将来、病気の治療によってインプラント治療ができなくなる可能性があることも踏まえた上で、40代など早めのうちにインプラントを検討しておくことも大切です。

Q「最小限のインプラント」が、福地先生の方針だと聞きました。
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▲衛生管理にも徹底した診察室

埋入したインプラントは顎の骨に結合し、動かすことはできません。そして隣在するインプラントは、3ミリ以上の間隔を空ける必要があります。これらのことからインプラントはきちんと計画を立てて入れないと、将来、別の場所にインプラントを入れたいと思った際に間隔が足りず治療ができなかったり、矯正が受けられなかったりすることもあります。実際に患者さんの中にも、過去に入れたインプラントがなければ、治療の選択肢はもっと広がったのにと悔やむケースがあります。インプラントは建築と同じで、本数よりもバランスや配置が重要です。3本治療する場合、1本はブリッジにするなど、むやみに埋入しないことは治療の基本だと考えています。

Q治療計画を立てる上で、重視すべき点をお聞かせください。
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▲カウンセリングも大切にしている

奥歯が悪くなる原因として多いのが、前歯6本の歯の位置が悪いことです。歯並びを改善しないまま下顎の奥歯にインプラントを入れたとしても、いずれ上の奥歯が悪くなることが予想されます。特に上顎の一番奥の歯はインプラントが入れられないケースが多く、噛み合う上の歯がないのに下にインプラントを入れる必要はあるのでしょうか。治療計画を立てる際に大切なのは、まず原因を明らかにすることです。失った歯の治療として3つの選択肢があることをお伝えしましたが、矯正によって別の歯を動かすことで、歯がなくなった場所を補う方法もあります。矯正は約2年半ほど時間がかかる治療ですが、口腔全体のバランスが整うメリットは大きいですね。

ドクターからのメッセージ

福地 淳二院長

インプラント治療を受ける際は歯が悪くなった原因を確認し、計画性的に治療することが重要です。特に歯周病がある場合はそのままではインプラントを入れることができず、歯周病を治すことが先決となります。そのまま入れてしまうと歯周病菌によりインプラントは早期に脱落してしまいます。もう一つ重要なことは、治療に同意する際は信頼できるインプラントメーカーかを確認することです。インプラントメーカーは世界中に数多くありますが、これまでも企業吸収・合併でたくさんのメーカーがなくなっています。安全なインプラント治療を受けていただくのはもちろん、何十年先もメンテナンスが受けられるよう注意して選んでいただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/40万円~

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