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守屋 義雄 院長の独自取材記事

もりや歯科医院

(横浜市港北区/日吉駅)

最終更新日:2019/08/28

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東急東横線・日吉駅のそばにある「もりや歯科医院」は、開院した1987年から長く地域の患者の口の悩みに応えてきた。日吉で生まれ育った守屋義雄院長は「来て良かった」と思われる歯科医院をめざして、患者との対話を重視した診療を行っている。患者の性格や考え、生活習慣を把握して「相手の立場に立った、その人に合った治療プラン」を立てるよう努めているという。インプラント治療においては約30年のキャリアがある一方、病気を未然に防ぐ予防歯科にも力を入れる。神奈川県歯科医師会の専務理事も務めるなど院外活動にも積極的だ。「まだまだ新しいことを吸収できる。もっと勉強していきたい」と今なお意気盛んな守屋院長に、診療への思いや取り組みについて聞いた。
(取材日2019年1月9日)

「ああ、ここに来て良かったな」と診療後に思われたい

まずはこちらに開院された理由をお聞かせください。

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もともとこのビルは父が所有していたもので、僕が子どもだった時に両親は1階でスーパーを経営していました。家族もこのビルの上階に住んでいて、診療室のある場所は僕の部屋だったんですよ。僕は1987年に日本大学の歯学部を卒業して大学院に進んだわけですが、間もなくビルを改築する話が持ち上がり、「もしもここで開業するならそのためのスペースをつくっておくよ」と父に言われたことで急きょ開業することになりました。それからあっという間に30年を迎えることになったというわけです。僕は生まれも育ちも日吉ですが、日吉駅のリニューアルによって町も随分と変わりましたね。昔は前の道でキャッチボールができていましたが、道路は整備され、商店街のお店はファストフード店やコンビニエンスストアに変わっていきました。

現在はどんな患者さんが来院しているのでしょうか。

幅広い年代の方がいらっしゃいますね。午前中から15時頃までは主婦やご高齢の方、それ以降は学生さん、夕方からは会社員の方といったように。僕も62歳といい年ですが、子ども時代のやんちゃぶりを知っている患者さんからは今でも「よくここまで立派になって」と言われるんですよ。それと、僕は日本でインプラント治療が行われるようになった約30年前からこの治療を行っているので、クチコミを通じて埼玉や千葉、茨城といった遠方からもインプラント目的の患者さんが来院されます。僕は広告宣伝が好きではなくて、クチコミで認知度が上がっていくことを大事にしたいんです。広告は表現が過剰になりやすいですからね。クチコミで認知度が上がるということは、既存の患者さんと新規の患者さんの双方の期待に応えなければなりませんから、歯科医師としてもモチベーションが上がるんです。

開院してから30年。先生は今までどんな歯科医院をめざしてきたのでしょうか。

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「来て良かった」と思われる歯科医院です。患者さんからすると歯医者ってやっぱり嫌なものだと思うんですね。痛そうだとか怖そうだとかいったイメージがあって。多くの患者さんはそんなふうに我慢して来ているわけですが、そんな中でも診療が終わった後に「ああ、ここに来て良かったな」といい気持ちになって帰ってもらえるようにしたいです。難しいことですが、患者さんとの対話を大切にしながらこの目標をかなえていきたいと考えています。

対話を通して相手の立場に立った診療を

なぜ、患者との対話を大切にしているのでしょう。

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相手の立場に立てるようにするためです。僕と患者さんは違う人間ですから、僕がいいと思うことを患者さんも同じように思うとは限りませんよね。でも、いろんな会話を交わして患者さんのバックグラウンドや考えを知ることで、患者さんに合った治療方針を立てやすくなりますし、歯科医師側と患者側の意識のずれを小さくすることもできると思うんです。まずは天気や季節、行事などお互いに話がしやすいことから入っていって、僕のことも伝えながら患者さんのことも知っていく。そんなふうにして信頼関係を築いていきたいと考えています。それにうちのスタッフは明るい人が多いので、患者さんとスタッフの笑い声が聞こえてくることも多いんですよ。初診の患者さんにも当院のいい雰囲気が伝わればうれしいですね。

30年前からインプラント治療を行っている歯科医師は少ないのでは。どのような経緯で始めたのですか?

とかく新しいものは批判にさらされがちですが、僕の学生時代におけるインプラント治療もまさにそうで、「インプラント? そんな治療とんでもない」といわれていました。しかし、僕がいた日大には熱心な教授がいて僕や仲間の学生も一緒にアメリカの学会に行くなどして学ぶことができたんです。「インプラントの父」とも呼ばれる医学者のブローネマルクが発明した治療方法を学びに、スウェーデンに行ったこともありました。現地では、インプラント治療後10年以上にわたって口腔環境の経過を追った症例を見ることもできましたね。インプラントの大きな長所は人工歯根を顎の骨に埋め込むため歯を支える土台が強固で、しかも入れ歯やブリッジとは違って周囲の歯に負担をかけないことです。

その一方で、虫歯や歯周病の予防にも力を入れているとか。

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ええ。歯を失った場合の治療方法としてインプラント治療は良いものですが、そもそも病気を未然に防いで、発症したとしても早めに見つけることが最も大切です。当院では常勤の歯科衛生士が4人いて、1回のメンテナンスに40分から1時間ほどかけています。面接に来る歯科衛生士に聞くと、「過去に勤めた歯科医院でメンテナンスにかけていた時間は30分未満」と言われることが多いですから、丁寧にケアを行っていると言えるのではないでしょうか。当院では2年ほど前にネット予約システムを導入しており、診療室の中でモニターを通して予約が取れるようになっています。受付だけではなく、患者さんをよく知る歯科衛生士が患者さんと話し合って決めるほうが予約もスムーズに取れるんですよ。

理想像は「みんなに信頼される歯科医院」

ところで、先生はなぜ歯科医師を志したのですか?

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父に歯学部への進学を勧められたことがきっかけですね。僕は子どもの頃から電車が好きで、高校2年生までは新幹線の運転手になりたいなと思っていたんです。小さな男の子って動く物が好きでしょう。僕も多分に漏れず、小さな頃から蒸気機関車や夜行列車を横浜駅などに見に行くのが好きでした。僕は3人きょうだいの次男で、父はどの子かには医療の道に進んでほしいと考えていたようで、僕の運転手の夢も漠然としたものでしたし、父の提案に乗ったわけです。振り返ると、歯科医師になって良かったですね。患者さんから評価されなくてつらい時もありますが、喜んでもらった時は本当にうれしくて。患者さんが心から喜んでいるのは表情を見ればわかりますから、そんな顔を見られるのが大きなやりがいです。

お忙しいなか、休日はどのように過ごしていますか?

僕は3年前から神奈川県歯科医師会の専務理事を務めていて、仕事が休みの日も含めて週に3回は会の活動に参加していますから、あまりプライベートな時間はありません。でも、役職に就いて良かったですね。歯科医師会には「学術」や「地域医療」などいろんな委員会があって、専務理事は歯科医師会全体の運営を円滑に回すために各委員会の人たちに話を聞いていくわけですが、いろんな歯科医師の考えを知ることができてとても面白いですよ。専務理事になってから世界が広がったと言いますか、歯科医師をより楽しめている感じがします。僕は高校、大学とテニスをやっていて今も好きなので、任期を終えたら趣味の時間も持ちたいですね。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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もっと勉強したいですね。僕は今62歳で歯科医師としてはベテランと呼ばれる年齢ですが、まだ新しいことを吸収できる年齢でもあると思います。歯周病やインプラント周囲炎などの治療に役立つレーザー機器を導入したり、時代のニーズに合わせて歯科医院でできるホワイトニングを導入したりと歯科医院としても変化を続けています。常勤の女性の歯科医師がいる他、歯科医師である僕の息子も非常勤として働いていて人的な体制も厚い。めざすのは「みんなに信頼される歯科医院」です。難しいことですが、この理想像を追求していきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント(1本)/35万円、オフィスホワイトニング/1回1万5000円

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